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家のコト 2016.11.16

秋をめいっぱい楽しもう!『紅葉する木としない木のヒミツを探る』

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木々がだんだんと色づき、紅葉が美しい季節がやってきました。
まだ少し緑が残った葉、すっかり色づいた葉、赤、黄色……この時期だけしか見られない景色をめいっぱい楽しむために、近くの公園まで紅葉狩りに出かけてみると、いろんな発見がありましたよ。

紅葉ってどうして起こるんだろう?

「紅葉」と書いて、「こうよう」そして「もみじ」と読みますよね。秋、木の葉が赤や黄色に色づくことをいいます。赤く染まった木々を眺めながら、息子がふとつぶやきました。
「秋はこうやって葉っぱの色が変わるんだよね。でも、どうしてあっちの木は緑のままなの? これから変わるの?」

そういえば、山の中に1本だけ赤く染まった木がある光景を見たことがあります。同じ場所に生えているのに、紅葉する木としない木がある。これってなぜでしょう?
木の種類が違うから。
はい、確かにそうなのですが、子どもの問いにしっかりと答えるには、もう少し詳しい解説が必要です。

「紅葉」と「黄葉」?

そこでタブレットを使い、学研ゼミの学研デジタル百科事典+(プラス)で「紅葉」と検索してみました。まずは驚きだったのは、「こうよう」には二種類の漢字があり、赤く色づくことを「紅葉」、黄色に色づくことを「黄葉」と表すということ! 一般的には「紅葉」と書くことが多いですが、「黄葉」という言い方もあったとは、恥ずかしながら今回初めて知りました。

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そして肝心の「こうよう」の説明を見ると、「落葉広葉樹の葉が、気温の低下にともない、落葉に先立って赤や黄色に変化すること」だそうです。対して「常緑樹」は、一年中緑の葉っぱをつけている木。たとえ同じ場所に生えていても、落葉樹か常緑樹かで、紅葉するかしないかの違いが出てくるというわけです。

さらに検索を続けると、赤と黄色の謎も解決しました。
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朝晩の気温の差が大きくなると、水や養分が行き渡らなくなった葉の中で、葉緑素が壊れはじめます。また、葉の中に残っていたデンプンが壊れてブドウ糖になり、さらにアントシアンという赤い色素に変わっていきます。これが、葉っぱが赤く色づく秘密です。
一方、葉の中にはカロチノイドという黄色の色素も含まれています。葉緑素が壊れただけで赤い色素ができなかった葉は、残った黄色の色素が目立ってくるため、黄色になるのだそう。イチョウがその代表例ですね。

毎年目にしている紅葉のヒミツを改めて知ることができ、今年の紅葉は今まで以上に美しく感じました。

最初から赤い葉っぱが生えてきた。この木なんの木?

楽しく紅葉狩りをして家に帰ると、また新たな疑問が。先月引っ越してきたばかりの我が家の庭にある木、モミジだとばかり思っていたけれど、よく観察していたらはじめから赤い葉っぱが生えてきているではありませんか! 先ほど調べた「紅葉」の定義には当てはまりません。この木、なんの木?
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大家さんに聞いたところ、どうやら「出猩々(でしょうじょう)」という種類の木のようです。カエデの代表品種・イロハモミジの一種だそう。新芽が美しい赤色をしている、ユニークな品種です。

紅葉から派生して、庭の木の種類まで行き着くことができました。大人になっても、「知る」ことは楽しい! 子どもの疑問に付き合ってみると、こちらまでワクワクドキドキな気持ちを味わうことができました。これからも、子どもと一緒にたくさんの「なぜ?」を一緒に解決していこうと思います。

記事/ここるくライター
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