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新しいコト 2016.11.25

彩り豊かな秋のグラデーション『愛知・香嵐渓の自然と白壁の町並みを楽しむのんびり1dayドライブ』

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山々が緑から黄色、赤へとグラデーションに彩られる秋は、絶好のドライブシーズン!紅葉の名所・愛知県の香嵐渓は、山を彩る紅葉の美しさもさることながら、かつて塩街道の要所として栄えた足助の白壁の町並みも見どころのひとつ。また、野山の恵みをいかしたグルメもいっぱいです。秋の一日、山里ドライブでゆっくりのんびり過ごしてみませんか?

国道153号線ルートは
山道が苦手なドライバーでも安心。

香嵐渓までのルートはいくつかありますが、初心者ドライバーにおすすめなのは東海環状自動車道の豊田勘八ICまたは猿投グリーンロード力石ICを下車して国道153号線を飯田方面に向かうルート。カーブやアップダウンの少ない国道なので、山道に不慣れな人でも安心して運転できます。

山の自然を存分に楽しみたい!という人には、東海環状自動車道の豊田松平ICを下車して県道39号線を東に向かうルートがおすすめ。カーブの多い山道ですが、車窓から見える景色は抜群!道に沿って流れる川と紅葉に色づく山々が眼前に広がって、ドライブのテンションも上がります。
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紅葉シーズンは混雑するので、出発はできれば早めの時間帯に。午前中の早い時間に到着すれば、のんびりとした山里の空気も楽しめますよ。駐車場はもっとも大きな宮町駐車場のほか、西町第1・第2駐車場などがあります。また紅葉シーズンは臨時駐車場もあちこちで開設されています。

緑から黄色、赤へと移り変わる
紅葉のグラデーションを楽しもう

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まずはお土産屋さんの並ぶ通りを散策しながら、香嵐渓のシンボル的存在・待月橋へ。飯森山の一面の紅葉に赤い橋が映える絶好の撮影スポットです。待月橋の飯盛山岸にある紅葉は「五色もみじ」と呼ばれています。緑、黄緑、黄、橙、赤……と、五色に紅葉していくのが特徴で、豊かな色のグラデーションが楽しめます。

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飯森山に沿うように流れているのが巴川。この巴川を流れる冷たい風が、香嵐渓の紅葉を真っ赤に染め上げるのだとか。夏は川遊びでにぎわいます。

三州足助屋敷で
日本の手仕事を再発見

巴川を渡って飯森山側を歩いてみましょう。昔ながらの農家のような、茅葺き屋根の建物が見えてきました。
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三州足助屋敷は、明治から昭和初期の農家を再現した建物で、昔の山里の暮らしを再現しています。実際に使われていた民具が当時の生活そのままに展示され、敷地内には水車小屋や牛小屋も。歩いていると、まるで昔の日本にタイムスリップしたかのようです。
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機織り、わら細工、傘張り、炭焼き、紺屋に鍛冶屋……かつての生活には欠かせない存在だった日本の手仕事。屋敷内では、生業(職人)たちが実際に手仕事をしている様子を見ることができます。自分でもやってみたい!という人には、手仕事の体験実習も。藍染めのてぬぐいや竹とんぼ、糸織りのテーブルセンターから、鍛冶屋体験の包丁づくりまで!日本の手仕事が、どのような暮らしの中で受け継がれてきたのかを山里の暮らしとともに感じてみましょう。
※10月下旬〜12月中旬の紅葉シーズンは体験を中止することもあります。事前にお問い合わせを。

五平餅に鮎の塩焼き、もみじの衣揚げなど
山里グルメを堪能!

江戸時代の交通の要所、足助は各地の美味しいものが集まる土地柄。ご当地グルメもいっぱい!

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五平餅は愛知・岐阜・長野の各県にまたがる山里に古くから伝わる郷土食で、その食文化の伝播には「塩の道」と深い関わりがあると考えられています。地域によって、わらじ型や丸型、ひょうたん型、御幣型など形もさまざま。
あちこちのお店で五平餅を焼く香ばしい匂いが漂っています。お店によって味噌だれや醤油だれなど味のこだわりがあるので、食べ比べてみてはいかが?

足助の名物のひとつが鮎料理。夏の香嵐渓は川遊びとやな鮎が楽しめる人気スポットで、足助には鮎料理の名店も点在しています。鮎の塩焼きはぱりっとした皮とふっくらとした身が絶品です。
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そして忘れてはならないのが香嵐渓名物「もみじの衣揚げ」。揚げているのはなんと本物のもみじ!紅葉したもみじを一枚一枚ていねいに塩漬け保存し、塩出し、あく抜きをして甘い衣をつけ油で揚げたお菓子です。かりんとうのようなカリッとした食感とごまの香りが後を引く味わいです。

昔ながらの暮らしが今も息づく
白壁の町並みを歩く

香嵐渓を後にして153号線を渡り、足助の町を散策してみましょう。足助は江戸時代には伊那街道、明治以降には飯田街道と呼ばれた街道が通る交通の要所でした。三河湾で採れた塩を信州や美濃地方へ運び、帰りには山の産物を尾張や三河方面に輸送したことから「塩の道」とも呼ばれ、庶民の生活には欠かせない道でした。
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街道沿いに平入や妻入の町家が混在しているのが、足助の町並みの特徴です。白漆喰で仕上げた外壁の重厚な建物は、この地方の上質な木材と匠の技術を今に伝えています。
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マンリン小路は、黒い下見坂に漆喰塗り壁の白が映える風情のある小路。通りに面したマンリン書店は蔵づくりのレトロな本屋さんで、併設のギャラリー「蔵の中」では、器や織物など作家の個展を見ることができます。
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「シシコロッケ」と書かれた看板を発見!シシコロッケって何?……なんと、いのしし肉の入ったコロッケでした。お店の人が紙袋に入れて渡してくれたアツアツ、サクサクのコロッケをほおばってみると……獣肉の臭みはなくマイルドな味わいで、とっても美味しい!
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店の軒先では地元の野菜や銀杏が売られていました。足助周辺では、地元のおばあちゃんたちが野菜や自家製こんにゃくなどを売っている姿を見ることができます。
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通りを歩いていると、あちこちの店や家の軒先に藁を束ねた大きな飾り物が吊されていることに気がつきました。これはもともと、足助八幡宮の例大祭で用いた火縄銃の筒に締められている〆縄なのだそう。五穀豊穣、無病息災を願うとともに、万が一の銃の暴発から身を守る意味もあります。祭りが終わった後に、厄除け、家内安全として軒先にかける風習となっています。家によって〆縄の形や大きさもいろいろ。散策しながら軒先の〆縄を観察してみるのも楽しいですね。

ちょっと足を伸ばして百年草へ。
お湯に浸かって体の疲れを癒やして

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散策の後には、香嵐渓から車を10分ほど走らせて百年草へ。国道153号線から県道33号線に入りしばらく走ると、右手にモダンな建物が見えてきます。ここはホテルやフレンチレストラン、入浴施設などの入った複合施設。足助の清らかな水を沸かした入浴施設「飯盛の湯」「真弓の湯」は、宿泊客だけでなく日帰りの利用もできるので、散策で疲れた体を癒やしてみてはいかが。また地元では大人気の、足助のおじいちゃんたちが真心込めてつくったZiZi工房のハムやウィンナー、おばあちゃんたちが焼いたバーバラはうすのパンもここで販売しています。

紅葉シーズンには大勢の観光客でにぎわう足助・香嵐渓。歩いていると地元の人たちが「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれる、山里のほのぼのとした空気が印象的でした。足助・香嵐渓は秋だけが観光シーズンではありません。春の新緑、夏の川のせせらぎ、冬の静かな山里など、ドライブで四季折々の自然を堪能してみてはいかが。

記事/ Makali’i(マカリィ)

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