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新しいコト 2017.02.18

『ファッション業界のお仕事を知る』〜パーソナルスタイリストさんのお話し〜

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おしゃれな洋服の店員さん、旬の洋服を着こなすモデルさん…ファッションに携わる人たちは、なんだかキラキラしていて華やかで憧れの存在。
そんな華やかに見えるファッションの世界をバックアップしている存在がいます。それがスタイリスト。その中でも、その人自身を更に魅力的にみせるために、その人に本当に合ったものをコーディネートしてくれるのがパーソナルスタイリストというおしごと。そのおしごとについて、オンラインファッションレンタルサービスのエアークローゼットでスタイリングを行うパーソナルスタイリストさんにお伺いしてきました。

ーーパーソナルスタイリストになるきっかけを教えてください。
子供の頃から洋服が好きで、大人になってからは買い物ばかりしてました。
それでも、すぐに洋服関係の仕事に就いたわけではなくて、短大を出てから28歳まではホテル業界でOLをやっていたんです。ホテルマンとして接客をしたり、ブライダルや事務をしていたこともあります。その当時はOLをしていることが苦痛に感じている自分がいましたね(笑)
どうせやるなら自分に合っていて、楽しくて、そしてストレスのないものがいいなって、転職を考えました。
「いつも仕事のことを考えていても、自分にとって苦ではないものってなんだろう・・・」って考えていた時に、イメージコンサルティングというものに出会いました。
そのときに出会った先生が綺麗で素敵な人だったんですよ。それでさらに興味が湧いて、実際に一回私も体験してみようと思い、その方のパーソナルコーディネートを受けてみました。これがとにかくすごく面白かったんです。
自分では手に取ったこともない洋服を勧められたのに、着てみると実は似合っている自分を発見できたり、逆に似合わないと思っていたものも、「こういう理由で合わないんですよ」と説明をしてくれるので、ちゃんとロジカルな理由が存在していたっていうことを理解できたり。
それがきっかけで「私も勉強してやってみたい!」と思いました。

ーーパーソナルスタイリングをお仕事にするまでどんな経験をしてきたんですか?
その先生のスクールで3ヶ月学んだ後は、アパレルの販売員として働きながら、地元で細々とパーソナルスタイリングをやっていました。
IMG_0236
その後、昔から学びたいと思っていた心理学を働きながら、勉強して心理学の資格を取りました。
資格を取ってからは、実際にカウンセリングのお仕事をしていたのですが、やっぱり子供の頃から好きだったファッションもやりたいなと思うようになって、東京に出て来ることを決意しました。

ーーご自身の興味を着々と結びこられてきたんですね。人生で大切にしていることはありますか?
自分がどう感じているのか。どんな気持ちなのか。やりたいことができているか。自分を殺してないか。を確認しながら自分の気持ちに正直に生きるようにしています。
よく「思い切った行動ですね」と言われることもありますが、自分に素直にいるだけなんです(笑)
面白そうと思ったら乗る。面白くなければ、引く。みたいな。

ーー自分の洋服を選ぶ時に大切にしていることってありますか?
自分自身のお洋服を選ぶときは、インスピレーションを大切にしてます。
新しい洋服が欲しいなと思って出かけても、気に入るアイテムに出会わなければ買いません。妥協はしませんね(笑)。
ファッションに対して決め事はあまりないので、その時の気分で「これだ!」と思ったものを選んでいます。
自分が感じたその時の雰囲気でファッションの気分も変えてますよ。
昔は雑誌もよく読んでいましたが、最近はあまり読まないですね。自分自身の好みが固まってきたので、雑誌がいいと言っているものに頼らなくなったからかもしれません。
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ーーお客様の洋服を選ぶときはいかがでしょうか?
お客様へのスタイリングにちょっと自分の好みを入れることはありますね。でも、それが面白い!って喜ばれている気がします。自分のスタイリングを気に入ってくれることはスタイリストとして嬉しいことですから。
あとは、その方が本当はどんなお洋服を望んでいるのか、どんなお洋服が似合うのかを深く知るようにしています。

ーーパーソナルスタイリングをうけるお客様はどんな課題を持っていることが多いですか?
お客様の話を聞いていると、思っていることと逆のことをしてしまっている方が多いなと思うんです。叶えたいと思っていること、苦手だと思っていること、その理由は何なのかを直接お聞きして、何をプラスしたいのか、何を克服したいのか、を探るようにしています。こういったときに心理学の勉強が役立ったりもするんです。
実際にお話を伺うと自分のコンプレックスを隠そうとして、それが逆効果になっている人も多いな…と感じます。

ーー逆効果とは、例えばどんなことですか?
過去にいたお客様ですが、その時に着ていたお洋服がフリルのブラウスとフレアなスカートなど、すごく可愛らしい格好をされていました。
でも、骨格診断やカラー診断をすると、もっとスマートでスッキリした洋服がお似合いになる方なんですよね。
なぜ、逆のスタイルをしているんだろうと思って深くお話を伺っていくと、可愛い女性と思われたいという意識が強かったんです。
旦那さんに愛されたいという思い、気が強いと思われたくないという思いがそうさせているようでした。
実際に似合うお洋服を試着していただいた結果、ご本人もすごく気に入っていただけました。
後日連絡が来て、
『主人も子供も選んでくださったお洋服をすごく褒めてくれて、そっちの方がいい!と言ってくれました。私自身も自分で着ていて気持ちが良かったので、フリフリのお洋服は全て捨てました。お家のインテリアも花柄なども処分しました!』
と教えてくれたことがありました。
その方も自分のコンプレックスを隠したくて、違う方向の服を着ていらっしゃったんだなと思います。

ーーなるほど。心理学がスタイリングに活かせる場面も多いんでしょうか?
ファッションは、気持ちとリンクしていると思っています。
イメージコンサルティングの学校に在学中、NY研修でクラスメイトと共同生活をしているときに、ある日ハッと思ったんですよね。『骨格や肌の色でスタイルが決まるというけれど、上品なものが好きな人は言動も丁寧で、華やかなものが好きな人は言動も大胆だった。個性と服のテイストは絶対合う』って。
自分に合ってるファッションをしている人は、自分に満足してる、芯が通ってる、そんな人が「オーラがある」人なのではないかな…と。
だから、外見と内面を一致させてあげたいなと思うし、内面から影響されて外見に出てるものがあると思うんです。

自分自身のお洋服を選ぶときは、インスピレーションを大事にしてます。
買い物は新しい洋服が欲しいなと思って出かけても、気に入るアイテムに出会わなければ買いません。妥協はしませんね(笑)。
お客さんの下見をしてて、自分で欲しいものを見つけることもありますね。でもそのときは仕事の気持ちで買い物に出かけていますから、自分の欲しいものはチェックだけして、後日買いに出かけます。ファッションに対して決め事はあまりないので、その時の気分で「これだ!」と思ったものを選んでいます。

街を歩いていると、そのシーズンの雰囲気を感じられます。自分が感じたその時の雰囲気でファッションの気分を変えてます。
昔(20代半ばくらいまででしょうか)はsuper とかジゼルなどを読んでましたが、最近では雑誌はあまり見てないですね。自分自身の好みが固まって来たので、雑誌がいいと言っているものに頼らなくなったからかもしれません。それまでは参考にしてましたが年を重ねるにつれて必要なくなったのかもしれませんね。今は美容室に行った時に見るくらいです。
ーーでも、ジゼルのなごりありますよね(笑)
普通の人のスタイリングでも、ちょっと自分の好みを入れることはありますね(笑)。でも、それが面白い!って喜ばれている気がします。自分のスタイリングを気に入ってくれることはスタイリストとして嬉しいことですから。

ーーお客様のお洋服を選ぶ時に大切にしていることはありますか?
その方が本当はどんなお洋服を望んでいるのか、どんなお洋服が似合うのかを深く知るようにしています。
お客様の話を聞いていると、思っていることと逆のことをしてしまっている方が多いなと思うんです。叶えたいと思っていること、苦手だと思っていること、その理由は何なのかを直接お聞きして、何をプラスしたいのか、何を克服したいのか、を探るようにしています。こういったときに心理学の勉強が役立ったりもするんです。
実際にお話を伺うと自分のコンプレックスを隠そうとして、それが逆効果になっている人も多いな…と感じています。

ーー逆効果とは、例えばどんなことですか?
過去にいたお客様ですが、その時に着ていたお洋服がフリルのブラウスとフレアなスカートなど、すごく可愛らしい格好をされていました。
骨格診断やカラー診断をすると、もっとスマートでスッキリした洋服がお似合いになる方です。
なぜ逆のスタイルなんだろうと思っていましたが、深くお話を伺っていくと、可愛い女性と思われたいという意識が強いことに気がつきました。
実際には旦那さんもいらっしゃって、夫婦仲も良いとのこと。ですが一度離婚をされているので、今の旦那さんに愛されたいという思いが強かったんですね。気が強いと思われたくないという意識がそうさせていることがわかりました。
実際に似合うお洋服を試着していただいた結果、ご本人もすごく気に入ってくださり、ご購入されました。
後日連絡が来て、
『主人も子供も選んでくださったお洋服をすごく褒めてくれて、そっちの方がいい!と言ってくれました。私自身も自分で着ていて気持ちが良かったので、フリフリのお洋服は全て捨てました。お家のインテリアも花柄なども処分しました!』
と教えてくれたことがあったんです。
その方も自分のコンプレックスを隠したくて、違う方向の服を着ていらっしゃったんだなと思います。

ーーなるほど。深くお話を伺うことでその人の魅力を引き出すことができるんですね。今までのお仕事で「失敗した!」という経験はありましたか?
自分のお客様でクレームは今まで受けたことがないですね。
提示された予算内で組むのも得意です!
どうしてもこれ入れてあげたいな~と思うときは、それ以外で選んでいたものを全部諦めて集め直したりもします。予算が高めのものを選ぶ時は、他のものの予算抑えて調整をしています。昔は、スクールの先生にお客様を紹介していただいて、その情報とお写真だけで洋服を選んだりもしていました。

ーー心理学を学んでから、何かスタイリングに変化はありましたか?
ファッションって、気持ちとリンクしているなと思いました。
最初にそう感じたのは、学校に行っている時のNY研修のことです。クラスメイトと一緒に家を借りて住んでいたのですが、共同生活をしていて自分のなかで何かモヤモヤ気になっていました。
ある日寝ている時にハッと、『骨格や肌の色でスタイルが決まるというけれど、上品なものが好きな人は言動も丁寧で、華やかなものが好きな人は言動も大胆だった。個性と服のテイストは絶対合う』と思いました。

ファッションと心は結びついてるんじゃないかなと思います。
自分に合ってるファッションをしている人は、自分に満足してる、芯が通ってる、そんな人が「オーラがある」人なのではないかな…と。
中身と外見を一致させてあげたいなと思うんです。
外見にも、内面的にな理由があるんのだと思うんです。
DSC_0253

ーースタイリングをすることで、お客様にどうなってほしいと思いますか?
スタイリングを通して、楽しく生きて欲しいなと思います。
私がパーソナルスタイリングをしているのは、その仕事を「楽しい!」と感じているからです。私自身、とにかく自分が楽しくないと続けられないので(笑)
パーソナルスタイリングを通して、「あなた自身は、本当はこうですよ」と言われたときに、「もしかして私ってこんな可能性もあるのかな?」「こんなことを実は願っていたのかも」などと、お客様の可能性が広がることがあります。そんな新しい出会いや気づきって、先に可能性が広がっていて楽しいんじゃないかなと思います。
人生、生きていて楽しい方がいいですから、ぜひスタイリングを通して新しい自分を発見できたり、ワクワクしたり、楽しく生きるお手伝いができたらな…と思います。

ーーご自身のリラックス法は何かありますか?
お風呂に入ったりして、ぼーっとすることですね。
常に
何か考えていることが多くて、いつも仕事のことばかり考えているので、「脳を解放しよう!」と思わないとリラックスできないんです(笑)。
切り替えが上手ではないので、「私、ぼーっとするよ!」って自分に宣言してからするようにしています。基本的には怠け者なので、気合を入れないと頑張れないんですよ。その分、オフもできない(笑)。自分をオフにして、ゆったりしている時にいいアイデアが思いつくことが多いので、その時間を大切にしてます。
あの人に連絡してみよう!とかあそこにメールしてみよう!とかひらめきが出やすくなるんですよね。
その瞬間が好きです。
その時に思った通り、思うがままに行動してみると面白いですし、思ってもみなかった展開になることもあります。色々考えている時ってうまくいかないですよね。思いついたことをやった方がびっくりするほどうまくいくことがあるので、その時間を大切にしてます。
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ーーこれからチャレンジしたいことは?
やりたいと思ったことは絶対踏み入れてきたので今は思い当たりません。結構チャレンジしてきていますから(笑)。その時、その時に心惹かれることや人と関わっていきたいです。

ーー最後に、エアクロのスタイリストとしての仕事についてどう感じていますか?
自分の得意なこと、持っているものを発揮できる場所だなって思います。そしてそれを必要としてくれていると感じられるのですごく嬉しいです。
一緒に働くスタイリスト仲間も気の合う人が多いので、休みの日も遊びに出かけたりしています。みんな、遊ぶ時は遊ぶけど、都合が悪い時はキッパリ断るという気兼ねない関係が、すごく私に合っています(笑)。
ファッションについてのマニアックな会話ができるところも楽しいです。それがきっかけで、自分の仕事の幅も広がっている気がします。
___________
常に自分のアンテナを信じ行動し実現してきたんですね。心理学も学んできた彼女は「人生を心から楽しむ」ためのハウツーを、ご自身をもって体験してきているように思えました。「ファッションと心は繋がっている」。お客様にもハッピーの連鎖が今日も生み出されているかもしれません。

取材/ケノコト編集部
写真提供/エアークローゼット

記事/エアークローゼット
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エアークローゼット 企業概要

これまでにない、新しいファッションとの出会いを。
エアークローゼットは、月額制の「期限なし」で「何度も」新しい洋服との出会いを楽しめる、ファッションレンタルサービスです。
新しい”あたりまえ”をつくろう(Creating new lifestyles for smiles :)
時代の流れとともに変化し続ける人々のライフスタイル。
慣れ親しんだ世界観に新しいものが取り入れられ、それがあたりまえになっていくことで作られていくライフスタイル。
一過性のトレンドではなく、長く人々に愛され、ライフスタイルに溶け込んでいくようなサービスを作ることで、この世界にひとつでも多くの笑顔を生んでいきます。

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