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料理 2017.02.27

保存食のある暮らし~ひな祭りに手作り甘酒、魔法瓶で意外と簡単!! 『基本の甘酒といちごと甘酒のパンナコッタ』

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今年のひな祭りは手作りの甘酒に挑戦してみませんか?
今回は気軽に作れる魔法瓶を使う方法をご紹介します。意外と簡単にできて、出来立ての甘酒の美味しさにきっと驚くはずですよ。

基本の甘酒

甘酒_top

<材料(出来上がり量500ml)>

・もち米             1合
・水               3合
・米麹              1合

<作り方>

1.鍋に洗ったもち米と水を入れておかゆを作る。(炊飯器のおかゆモードで炊いてもよい)
2.火を止めたら温度計をおかゆにさして計りながら魔法瓶を温める用の湯を沸かす。
甘酒_middle1
70℃以下になったら米麹を加えて混ぜる。
甘酒_middle2
3.魔法瓶にお湯を注ぎ温めたらお湯を捨てて2.を魔法瓶に詰める。
甘酒_middle3
冷めすぎるとうまく糖化が進まないので手早く作業する。
4.8時間くらいそのまま置いておき、むらなく糖化が進むように途中3回くらい魔法瓶を振って混ぜる。
温度が50℃より下がってしまったら一度鍋で65℃に温め直してポットに戻す。
5.中を確認して味見をしてみる。
麹が柔らかくなって甘みがしっかり出ていたら保存容器に移して冷蔵庫に保管する。

<ポイント>

美味しい甘酒を作るには50~60℃前後に温度管理すること。
甘酒は発酵食品と言われていますが、じつは麹菌自体は40℃前後でほとんど死滅してしまいます。
甘酒が甘くなるのは麹菌による「発酵」ではなく麹菌が生み出した「アミラーゼ」というでんぷん分解酵素による「糖化」によるものです。
酵素アミラーゼが最も元気に働く温度帯が50~60℃というわけなのです。
今回は少量で気軽に作る方法として魔法瓶での保温方法をご紹介していますが、多めに作りたい場合は炊飯器の保温を利用して作る方法の方が良いでしょう。
甘酒は米麹と水だけでも作ることができますが、もち米と半々にすると甘さが増した甘酒を作ることができます。
麹100%やうるち米を使った甘酒はさっぱりとした甘みに出来上がりますが、スイーツに使うには甘みの強いもち米を使った甘酒の方が向いています。麹100%で作る場合は米麹200g、水300mlを鍋で65℃くらいに温めてお粥状にして保温ポットに入れて。

女の子の幸せと健やかな成長を祈る上巳の節句(ひな祭り)には邪気を払うとされる桃花酒やみりんに米や米麹を入れて熟成させた「白酒」を飲むのが本来の習わしですが、現代では子供も飲めるようにとノンアルコールの甘酒で代用されるようになりましたね。

甘酒は夏の季語?

甘酒には豊富なブドウ糖や糖代謝を助けるビタミンB群やパントテン酸、イノシトール、ビチオンなどが含まれ、点滴の成分に似ていることから「飲む点滴」と言われ、栄養補給、スタミナ増強に最適とされ江戸時代には土用の丑の日に夏バテ防止によく飲まれていたそうです。
そういったことから甘酒は夏の季語とされていますが、今ではスーパーでも販売され、1年中健康的に楽しめるものになりました。
甘酒独特の風味が苦手という方はジュースや豆乳と半々に割ると飲みやすくなります。

いちごと甘酒のパンナコッタ

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「いちごと甘酒のパンナコッタ」は甘酒独特の風味が苦手、という方でもいちごのフレッシュな風味でおいしく召し上がることが出来ます。

<材料(2人前)>

・甘酒              100ml(A)
・牛乳              100ml(A)
・ゼラチン            3g  (A)

・いちご             6個  (B)
・蜂蜜              大さじ1(B)
・ゼラチン            2g   (B)

<トッピング用>
・いちご             4個
・蜂蜜              小さじ1
・レモン果汁           小さじ1
・ミント             2本

<作り方>

1.ゼラチンは牛乳に振り入れてふやかし電子レンジで600Wで1分温めて溶かす。
2.フードプロセッサーに甘酒と温めた1.を入れて混ぜる。
甘酒と苺のパンナコッタ_middle1
3.容器に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。
甘酒と苺のパンナコッタ_middle2
4.(B)はボウルに材料を入れて600Wの電子レンジで1分温め、混ぜ合わせてゼラチンを溶かし、フードプロセッサーにかけて3.の上に流し入れて冷やし固める。
甘酒と苺のパンナコッタ_middle3
5.いちごを1cm角に切り、蜂蜜とレモン果汁を入れてマリネする。
甘酒と苺のパンナコッタ_middle4
6.固まった4.の上に5.とミントと一緒に飾る。

動物性食品を使用したくない場合は

牛乳を豆乳に、ゼラチンを半量の粉寒天に置き換えて作ってみてください。
粉寒天を使う場合は鍋で加熱をして寒天をしっかり溶かしてから型に流してください。
ミキサーがない場合は粒々は残りますが、フォークでつぶして作ってもおいしく出来上がります。
鍋を使わずにできるのでお子さんと一緒に楽しんで作ってみてくださいね。

≪保存期間≫ 冷蔵庫で2週間

監修/株式会社ふらりーと

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1食950円から、栄養士/管理栄養士があなたの自宅で数日分の食事を作り置きします。面倒なメニューぎめから買い物まで、全て一括で行います。疲れてクタクタで帰った時に、誰かが温かい手料理を用意してくれる。毎日食べたいと思える美味しいご飯を食べてずっと健康でいられる。
そんな誰もが最高と思える暮らしを当たり前にしていきます。

レシピ/栄養士 菊池律

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栄養士、調理師、製菓衛生士、パン職人、雑穀エキスパート。
オーガニックレストランでの調理、パン職人、オーダーメイド菓子職人、料理教室講師を経て栄養士に。
麹を使った発酵食、自家製天然酵母パン教室-講師。
産科クリニックでの勤務経験と自身の子育ての経験を活かして子育てサイトの記事監修等を行う。
現在は病院に栄養士として勤務し、ライフステージに応じた栄養サポートを行っています。
季節に寄り添う保存食のある暮らしの提案、日常のなんでもない日々を大切にしています。
Instagram
https://www.instagram.com/kogomir/

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