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取材 2017.02.18

100人100色ー証券会社の営業と2人の育児、忙しい日々でも幸せを満喫して自然体に生きるー村本美智子さんのお話し

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それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。
年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。

今回ご紹介するのは、東京都品川区在住の証券会社社員、村本美智子さん(35)です。証券会社のリテール営業で第一線の活躍をするかたわら、休日は男の子2人のママとして少年野球チームの父母会長を務めているという村本さん。パワフルな女性を想像しますが、肩肘を張らず自然体のたたずまい。力むことなく育児に仕事に充実した日々を送る村本さんの生活と人生観を伺いました。

ー村本さんのこれまでのキャリアを教えてください。

仕事は新卒で入社して以来、ずっと同じ日系証券会社です。入社当時はカウンター業務をしていましたが、その後担当を持って金融商品を提案するリテール営業に。子供が少し大きくなってからはまた営業として復帰しました。その後は第二子出産のために再度産休を取得、復職後は法人部門での業務も担当させていただき、会社にはいろいろわがままを聞いていただいたと思います。現在は出産前に働いていたときと同じようにリテール営業をしています。
平日は働くママ、休日は少年野球チームの父母会長という、野球母さん生活をしていまして、周りには超ハードに働く母というイメージをもたれていますが、実際はそうでもありません。結構好きなように自由にやっています(笑)。 

ー家族と現在のお住まいについて教えてください。

主人と子ども(男の子2人)、愛犬と東京都品川区に住んでいます。私がさそり座、主人がうお座なので、海のそばに住んだほうがいいと当時の上司からアドバイスを受けたのと、羽田空港に離着陸する飛行機がリビングから見えるので、子どものお友達がきたら楽しいだろうな~と思って選びました。夫婦そろってお酒が大好きで、よく飲む場所から近くて気軽に帰れるので便利ですね。

画像1
▶お正月に行ったグアムで。
 

ーこれまでにぶつかった壁はありますか?

育児と仕事。それはもう毎日のように壁にぶつかっています。
たとえば大切なアポイントの日に子どもが体調不良なんてよくある話です。育児は本当に、自分の努力だけではどうにもならない世界。
その都度、主人や主人の両親にお世話になったり、同僚にお願いしたりしてなんとか乗り越えてきました。というか、まだ乗り越えたとはいえないかも(笑)。

自分の努力だけではどうにもならない、思い通りにならないことの連続を育児で味わいました。それまでは思い通りにならないと気がすまないタイプの人間でしたが、「しょうがないか」とあきらめるというか認めるという、よい経験をさせてもらっています。なので、今も乗り越えるべきか、流れに任せるか迷っているところです(笑)。

ーこれまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。

お客さまからウサギとカメの話を聞いたことです。ウサギはライバルだけを見ていたから、負けてしまった。しかしカメは、ライバルのウサギではなくゴールだけを見ていたという話です。
今の仕事はつい自分以外の人間をライバル視してしまう傾向があります。ライバルがいるから頑張れる面もありますし、悪いことではありませんが、意識しすぎると必要以上に疲れてしまったりします。自分の目標=ゴールを見ること。常に意識したいと思いましたね。

ーあなたにとって「働くこと」とはどういうことですか?

働くことは、自分にとっての「栄養」です。友達でも家族でもない、趣味やタイプも違う人たちと一緒に働いたり、普段は知り合うこともないような方がお客様だったりと、日々貴重な経験をさせていただいていると思います。毎日が勉強ですね。学生時代に日経新聞とは完全無縁だった私が、毎朝読むようになりました。それから、数字を扱う仕事なので異常に数字に強くなりましたね。たとえば「〇〇の商品はここがあそこより○円安い」とか(笑)。数字の記憶力は半端じゃないですよ。

ー働いている時の村本さんを「色」にたとえると?

虹色でしょうか。真っ青な空にそれぞれ色は違うけれど個性を主張しつつ実は協調性もあるところ。あとは日本では7色、海外では5色と見る人によって色が違うところ。本当は「白!」とか言いたいのですが、もうそんな年齢でもないですし(笑)

ー日課や習慣にしていることはありますか?

自炊でしょうか。健康維持のためにはバランスのよい食事が基本ですし、料理は仕事や育児と違う部分もあり、短時間ですが自分の世界に入れるので。土日は子どもたちの野球弁当を作ることも多いのですが、毎回しっかり栄養の摂れるようなお弁当を作るよう努力しています。

あとは必ず入浴剤を入れたお風呂に浸かること。子どもと入ると、ささっと10分程度で終わりになってしまうので、子どもが寝てからゆっくり一人で入りなおします。翌朝起きるのがつらそうなときは、朝食用に大好物を買っておくこともあります。「食べたいから少し早く起きよう!」と楽しみが増えます。

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▶ボールとグローブ、チームの頭文字Fを飾った野球弁当。
 

ー生活の中でのこだわりや、お気に入りがあれば教えてください。

プチ贅沢というか、最近ではマリエオーガニクスのボディクリームと、ラニカイというメーカーのコスメにはまっています。香りもそうですが成分も癒されますよ。ラニカイはお正月休みに行ったグアムで買いだめしました(笑)。

画像3
▶お気に入りのコスメたち。
 

ー息抜きやストレス発散の方法を教えてください。

特に決めていません。そのときやりたいことをやります。ひたすらボーっとするでも、寝るでも、お酒を飲むでも何でもよいのですが。

でも一番の癒しは掃除です。家が汚いと頭の中も心もぐちゃぐちゃな気がして、掃除はこまめにしています。別に毎日ストレスだらけというわけではなくって(笑)基本的に何もないすっきりした状態が好きなんです。

あとは愛犬COCOAと遊ぶことでしょうか。COCOAと一緒にDVDを見る時間が、簡単にできて一番癒される気分転換です。

画像4
▶愛犬COCOA。
 

ー幸せだと思う時間や瞬間はどんなときですか?

仕事の目標を達成したとき、趣味のゴルフでいいショットが打てたとき、息子がいいピッチングをしたとき、私が作った料理をおいしそうに子どもたちが食べてくれたとき、おいしいものを食べたとき……本当に単純な人間なので(笑)、一日一回は幸せを感じているかもしれません。朝早く起きて自分の自由時間ができたときも幸せを感じますね。自由時間といっても、結局洗濯をしてしまったりしますが(笑)。

野球をする息子
▶︎野球をする息子
 

ー今後、あなたがこうありたいと思う姿について教えてください。

今ももちろんそうですが、これからも元気でやりたいことをやって生きたいと思います。それは仕事でもプライベートでも変わりません。そのための体力維持に努めています。育児はもちろん、ワーキングマザーとして働くのにも体力は必要です。ストレス発散するのも体力が必要ですし(笑)。今は休日の野球に早朝のヨガ、プライベートで海外に行ったときには、朝から走ったりもしています。

あとは、これから働く女性や、結婚したり子どもを持とうとしている女性の背中を押してあげたいですね。もちろん本人の努力は必要ですけど、「そんなに考え込まなくても意外にできるもんだよ」と言ってあげたいです。「子どもを持ちたいから仕事はやめる」「結婚したいから仕事はやめる」ではなく、両方チャレンジできるようになってほしいなと。

ーこれからチャレンジしたいことはありますか?

子どもたちとホノルルマラソンに挑戦したいですね。小学校の授業がある期間に開催されるので、現実には難しいのですが……子どもたちが大学生くらいになったら挑戦したいです。私……何歳だろう(笑)。でも絶対にかなえたい!

ー自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?

自分らしさを忘れないことでしょうか。単純ですが難しいですね。一歩間違えると自己中ですし(笑)。自分も周りもハッピーかどうかですね。あとは家族も含めて、周りの方に感謝の気持ちを忘れないこと。
子どもたちにとっては「家にいて手作りのおやつを作ってくれて、休日は公園に行って……」みたいなお母さんがよかったのかもしれません。私も最初はそれを望んでいました。母親業は平日50%くらいしかできていないと思います。それでも大好きでいてくれる家族に感謝したいですね。もちろん職場の仲間にも感謝しています。アポがあるのに休んでしまったとき、私の代わりに対応してくれたり、出社している間、最大限の力を発揮できるよう配慮してくださる上司にも感謝しています。職場でこれまで出会った皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仕事にも育児にも全力投球の日々なのに、村本さん自身はリラックスして生活を楽しんでいる様子。その秘訣はきっと「一日一回は幸せを感じているかも」という、人生や生活に対する前向きな姿勢でしょう。「母親業は平日50%」とも仰っていましたが、子どもにとって一番の幸せは、ニコニコ幸せに過ごすお母さんの姿を見ること。適度に力を抜きながら生活を楽しむ姿勢は、育児中のママだけでなく、これから子どもを持とうと考える女性にとってもお手本になりそうです。

 
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いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトの共同記事です。

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