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美容・健康 2017.04.21

新たな出会いの季節に 自分の香りを見つけて『香りのコミュニケーション』

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あの人は心地よい香りがする。あの人の香りだ。
人の香りは、容姿以上に印象に残るものなのかもしれませんね。新しい出会いの多い春には、香りのコミュニケーションを意識してみませんか?

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新しい生活が始まる春が近づいてきた。今回のテーマは「香りのコミュニケーション」について。香りは自分が感じるだけでなく、周りの人にも伝えることができるもの。香りによって相手に何かを伝えたり、印象を変えたりすることもできる。新たな出会いの季節に、ぜひ取り入れてみてはどうだろうか。

嗅覚というのは五感の中でも少し特殊だ。私たちはまず、鼻の奥にある嗅上皮という部分でにおいをキャッチする。その嗅上皮に無数に並んだ嗅細胞が、においの情報を電気信号として脳の嗅球に伝え、大脳辺縁系に到達する。その間、わずか0.2秒。においの情報はほんの一瞬で脳に伝わるのだ。
大脳辺縁系は「感じる脳」と呼ばれ、私たちの本能、情動、そして自律神経をつかさどっている。つまり、においをかぐと、私たちは何も考える間もなく一瞬にして、好き、嫌い、心地いいといった感覚が生まれるということ。この感じる脳で得た感覚をうまく活用していこうというのが、「香りのコミュニケーション」だ。

香りで第一印象を演出―『香りのコミュニケーション』

初めて会う相手との名刺交換の時にさりげなく伝わる香りは、第一印象を演出できる。また、自宅にお客さまを招いた時の香りで「ウエルカム」の気持ちを伝えることもできる。
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Photo by MARIA

こうした香りは、強く香るものではなくあくまでも「あれ? 何か香った?」というくらいさりげないのがベスト。香りは人によって受け止め方が異なるので、過度な演出がかえって良くない印象をもたらすこともあるからだ。

アロマの精油には、数百種類もの微量の芳香成分が含まれていて、それらが複雑に絡み合って香りを生み出している。だから1種類の精油だけでも十分複雑なのだけれど、私はその香りをさらに組み合わせて、さまざまな目的に合わせて新しい香りを作り出す「精油のブレンディング」をおすすめしている。
知的でスマートな香り、あたたかみを感じる香り、わくわくするような香り……。何通りもの香りの中から、自分らしい香りを見つけるのも楽しいかもしれない。

使える香りのレシピ―『香りのコミュニケーション』

参考までに、香りのコミュニケーションに使えるおすすめのレシピを紹介したい。
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Photo by MARIA

① レモン×オレンジスイート
ビタミンカラーを連想させるフレッシュでさわやかな印象を演出できる。柑橘類は血流を上げてくれる作用を持つので朝にもぴったり。
② ペパーミント×ラベンダー
夏場にオススメなのがこれ。ペパーミントは涼やかさを演出するばかりでなく、香りをかぐだけで体感温度が約4度下がるというデータもある。また、ラベンダーもその名前が「さらさらと流す」という言葉に由来しているのでぴったり。
③ マンダリン×サンダルウッド
日本人に人気のサンダルウッドとコクのあるマンダリンは、おだやかで落ち着いた印象を与える香りに。またゆっくりと呼吸をしたいようなときにも適している。女性でも男性でも使える香りだ。
④ ヒノキ×ユズ
和精油を使ったブレンドで男性にも女性にも好まれる香り。森林の香りとユズという組み合わせは「温泉にミカン」のように日本人にはなじみ 深く安心感と懐かしさを与える。
⑤ ブラックスプルース×ローズ
マツ科のブラックスプルースはすっきりとした明るい木の香り。ローズとの相性も抜群。柔らかさとつやっぽさもある香りなので、ユニセックスな印象を演出できる。

オンリーワンの自分を伝える―『香りのコミュニケーション』

私自身は④や⑤をよく使っている。たとえば男性にもお渡しすることが多い名刺には④の香りをつけている。ヒノキのクリアな印象に、多くの人にとってなじみ深いユズを組み合わせた香りはとても好評をいただく。

また⑤の組み合わせはパーティーなどのちょっと華やかな場所に行く時に、ひざ裏にちょんちょんとつけて、ほのかに香りを立ち上がらせたり、アロマピアスに入れたりして楽しむ。そうすることで香水とは違う、シンプルでやわらかい香りをまとうことができるため、オンリーワンの自分を伝えることができる。
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また、私は日本で古来使われている香木を粉末にした「塗香」もよく使う。携帯型の塗香入れはその形がとても日本的で、印象的な香りの道具だとあらためて感じる。

みなさんもぜひ香りの力を生かして、ご自分の印象を作ってみてはいかがだろうか。

文/齋藤 智子
記事/ハレタル
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