得するコト得するコト

生活に役立つ豆知識、家事が苦手な人には時短ワザ、美容・ファッションのステキ情報を公開します。

まめ知識 2017.05.22

子育て中のお母さんにこそ『日常に寄り添うお寺があるコト』

Pocket

こんなところにもあったんだ、と近所を散歩している時に見つけるお寺。何か行事がないとあまり訪れることのない場所ですよね。でも、最近ではヨガや座禅など、気軽に参加できるイベントもたくさん開催されているのだそうですよ。そんなお寺の情報をまとめて見れるサイトについて、ご紹介です。

ーーーーーーーーーーー
日本人にとって身近な存在である「寺」。一歩境内に足を踏み入れれば、非日常の空間が広がっている。そうした空間にいるうちに日々の悩みもちっぽけなことに思えてくるから不思議だ。
最近では、写経や座禅、ヨガ、落語といった幅広いジャンルのイベントで一般の人に門戸を開く寺も出てきた。とはいえ多くの人にとって寺はまだまだ“普段使い”できる存在ではないのかもしれない。
0522_1
Photo by Koichi Imai

七五三、ヨガ…目的で選べるお寺―『日常に寄り添うお寺があるコト』

「寺と一般の人とを橋渡しするような仕組みを作りたかったのです」と話すのは、寺のポータルサイト「まいてら」を運営する、一般社団法人お寺の未来の井出悦郎さん。
0522_4
Photo by MARIA

まいてらは、独自の基準にのっとって選んだ全国の寺を掲載している。ユーザーは地域や宗派だけでなく、座禅や法話会、結婚式、七五三など、訪れたい目的に応じて寺を探すことができる。子ども向け学習会や音楽会、終活講座といった珍しいイベントを開催している寺にも出合える。

井出さんらがまいてらを作ろうと思ったのは、一般の人が寺を探すときに使えるような「公式情報」がなかったから。まいてらを通じてまずは「私のお寺」を見つけ、寺に参るきっかけを作ってもらうことを狙う。メイン読者は50代の女性だけれど、より下の層である30~40代にもじわじわと広がり始めている。
子育て中のお母さんにこそ『日常に寄り添うお寺があるコト』
コンサルティング会社出身の井出さんは、5年前から「未来の住職塾」として、寺向けの経営セミナーを開いてきた。檀家が減るにつれて経営状態が悪くなるといった具合に、寺を取り巻く環境はとても厳しい。住職塾では、寺をどう存続させていくのかを「寺業計画」に落とし込んでもらいサポートする。これまでに約400人が住職塾を受講した。

住職たちに出会う中で井出さんが感じたのは、「寺は血縁関係に縛られすぎている」ということ。先祖代々かかわってきた檀家にどうしても目が行き、一般の人に情報をわかりやすく発信するといった工夫がなかなか見られない。結果、全国に7万以上ある寺の魅力は世間にうまく伝わっていない。

まいてらでは、井出さんらスタッフが、それぞれの寺の魅力をより発信するためのキャッチコピーやポイントを伝える。問い合わせフォームもあるので檀家や地域を超えてご縁が広がる可能性もある。

安心のお寺だけを紹介―『日常に寄り添うお寺があるコト』

信頼性を担保するため、まいてらに掲載するのは、「安心のお寺10ヶ条」をクリアした寺だけ。確固たる理念や方針があるか、包容力があり確かな見識を持つお坊さんがいるかどうかといったことを事前に確認する。
0522_3
Photo by MARIA

中でも重視しているのが堅実な管理運営がなされているかという点。100以上の項目にわたる経営情報や財務資料を提出してもらったうえで、井出さんらスタッフが現地を訪れて住職と話をしたうえで掲載している。

「10ヶ条」をクリアしないとまいてらには掲載されないけれど、その場合でも足りない点をきちんと伝えるのだそう。「改善されればもちろん再検討します」(井出さん)。掲載した寺が支払う紹介ページの制作費と年会費が、お寺の未来の収益源だ。

日常の苦しみを減らす場に―『日常に寄り添うお寺があるコト』

千葉県にある「薬王山 本休寺(ほんきゅうじ)」は厳しい基準をクリアし、17年3月からまいてらに掲載されている。
0522_6
写経の会(本休寺)

本休寺を運営する住職夫婦には3人の子どもがいる。子どもを通じて知り合った地域のお母さんの中には、初めての育児に戸惑い悩む人も多いという。そうした人の声に耳を傾けようと、本休寺ではお母さん同士が交流できる親子の会を開いている。ほかにも写経の会や子ども会の運営、リトミック、書道教室などの親子向けイベントとさまざまな催しを行う。

「寺はお葬式の場ととらえられがちだが、寺のソーシャルキャピタル(=社会に貢献できる存在価値)はそれだけではないのです。どの世代の人々も地域で生きやすいよう、日常の苦しみを減らす場でありたい」(岩田親靜住職)。
0522_5
本休寺の岩田親靜住職

岩田住職がまいてらに登録しようと考えたのは、社会的な信用度を高め、ご縁の門戸を広げたかったから。まいてらへの掲載後、新たなご縁につながる機会に恵まれるようになったという。

お母さんにこそお勧め―『日常に寄り添うお寺があるコト』

まいてらに掲載されているお寺は30で、目下20のお寺を審査中。近いうちに100以上のお寺を掲載する予定だ。ただ、井出さんは、まいてらでお寺の情報を発信することがゴールだとは考えていないという。

「催しなどを通して実際に人々が寺という空間に身を置き、お坊さんと触れ合ってこそ、寺の存在価値が高まり存続にもつながる」と井出さん。今後、まいてらに掲載した寺と読者と一緒になって、お寺の未来につながるような企画を立ち上げていくつもりだ。
0522_2
Photo by MARIA

井出さんは、子育てで忙しいお母さんこそ、寺を日常生活に取り入れることがお勧めだという。「人間が抱える悩みは、人間関係からきていることが多い。寺という非日常な場に身を浸すことはご縁を見つめ直し、人生という時間軸で物事を考え直すきっかけになります」(井出さん)。

まいてらを通じて寺を訪れることは、回り回って、寺を次世代へと存続させることにもつながっているのだ。

文/田賀井 リエ
記事/ハレタル
haretal-b
ママ時間からわたし時間へトリップ。
「何かしたい」「新しい自分を見つけたい」「一歩踏み出したい」――。
『ハレタル』はそんなみなさんの「モヤモヤ」に寄り添い、新たな気づきを提供する情報発信メディアです。
ホームページ

その他のおすすめ記事

『物を手放すこと』=『心と向き合うこと』

『物を手放すこと』=『心と向き合うこと』

緊張する時に、ちょっと一息。おまじないのような『心身を整える深呼吸』

緊張する時に、ちょっと一息。おまじないのような『心身を整える深呼吸』

5つ子母からのメッセージ『悩むたびに人生は豊かになる』

5つ子母からのメッセージ『悩むたびに人生は豊かになる』

Pocket

コメント

コメント欄


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

instagram-iconみんなのInstagram

人気の記事

2017.07.22

2つのプチプチ食感!『焼きとうもろこしのもち麦入りバター醬油ご飯』

2017.07.18

漬ける時間0分!100回揉むだけで簡単に作れる『夏野菜の即席漬け』

2017.07.16

作り置き常備菜シリーズ『冷やし胡麻なす』とアレンジレシピ

2017.07.15

味付けかんたん『えびとアスパラの塩麴炒め』

2017.07.14

夏のエナジードリンクに『自家製 赤紫蘇シロップ』

2017.07.13

~保存食のある暮らし~旬のそら豆を使って『自家製豆板醤』

2017.07.11

フェロモン漂う女性は魅力的『効率よくフェロモンを出すためにしたいコト』

2017.07.10

旬野菜をちょい足し『紫外線に負けないそうめん美容食』

2017.07.09

骨強化&夏バテ予防!『おかひじきと人参の新生姜そぼろ炒め』

2017.07.06

爽やかにデトックス!!ハーブたっぷり『小松菜とキウイのグリーンサラダ』

編集部おすすめ記事

2017.07.16

キンキンに冷やしてどうぞ!『焼きなすの松前漬け』

2017.07.11

梅雨時期が一番美味しい!旬のイワシを召し上がれ『入梅鰯のクルクル揚げ』

2017.07.09

作り置き常備菜シリーズ『基本のピクルス』とアレンジレシピ

2017.07.08

おつまみや晩酌に『枝豆ペペロンチーノ』

2017.07.07

日常の中に音楽を 〜ケミカルボリュームひとり歩きながら聞きたい一曲『UPSIDEDOWN』~

2017.07.02

作り置き常備菜シリーズ『ジューシー鶏ハム』とアレンジレシピ

2017.07.01

【ケノコトInstagram企画】7月の「日常のコト」を『#文月のコト』で投稿しよう

2017.06.29

エアクロのある生活『働くママの一日とファッション』

2017.06.29

濃厚なトマトのうまみがぎゅっとつまった『【簡単&本格】金のいぶきトマトリゾット』

2017.06.25

こどもと作ろう!『パステルカラーの彩り白玉ポンチ』

月間人気記事

2017.03.02

夕食の残り物を活かしたリメイクレシピ『ラタトゥイユ』が2つの料理に大変身

2017.03.31

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2016.08.11

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.02.27

色が悪くならない茹で方『茄子と大葉のごま和え』

2015.08.07

部屋を彩る"緑"をおいた暮らし方『都内のおすすめ観葉植物店』をご紹介

2017.06.29

エアクロのある生活『働くママの一日とファッション』

2016.12.29

編集部おすすめ『週に1度のつくおきレシピ♪「トマト」の常備菜』

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2016.08.20

この夏のBBQの定番間違いなし!『仕込みスペアリブで絶品BBQごちそう』

2017.03.07

頭が重いすっきりしないときに試してほしい『簡単ほぐしマッサージ』