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取材 2017.06.07

100人100色ー嫌いだった営業職が天職に。ベンチャー企業でエンジニアのキャリア支援を行う会社員ー鈴木優衣さんのお話し

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それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。
年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。

今回ご紹介するのは、埼玉県在住の鈴木優衣さん(21)です。広告代理店の営業を経て、エンジニアに特化したキャリア支援などを行うベンチャー企業Branding Engineerに転職。営業職としてアクティブに活躍しています。21歳という若さでチームリーダーを任され、責任ある立場で営業活動を行う鈴木さんですが、もともとは営業の仕事が嫌いだったといいます。鈴木さんが営業の面白さに目覚めたきっかけと、その魅力について語っていただきました。

——お住まいはどちらですか?

今は埼玉の実家から通っています。電車1本で渋谷に行けるので、割と便利です。ただ、通勤にはなかなかの時間がかかってしまうので、今年中には一人暮らしをしたいと考えています。平日は時間を気にせず、思いっきり仕事ができるくらいの距離に住めるのが理想ですね。できれば三軒茶屋や池尻大橋に住めればと思っています。仕事もしながら、私生活も充実させるのが理想です。一人暮らしの家はシンプルな家具を揃えたいですね。

——鈴木さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

前職では、広告代理店でTVCMの営業をしていました。企画や撮影などはいかにも“テレビ業界”という感じで、華やかな世界でしたね。とは言っても営業職。やはり、ほとんどの日は地道なテレアポがメインでした。また自分が営業して受注した案件も、業界柄1クールで終了してしまうので、なんのために自分が頑張っているのかわからなくなることもありました。

その後、Branding Engineerに転職しました。前職と比べると、意思決定が早く、たった数時間で物事が大きく変化していくスピード感のある仕事。昔からBranding Engineerを知っていたので、ベンチャー企業に対する抵抗感は全くと言っていいほどありませんでしたが、業界未経験の私にとって、指導者がいない環境はやはり不安が大きいものでした。
それまでの私は、言われたことを言われた通りにこなす、いわゆる「マニュアル人間」でした。期日は必ず守っていたし、ミスなく業務をこなすことが正義だとも思っていました。しかし、プラスαの仕事はできない。求められたこと以上のパフォーマンスを出したり、自分から仕事を作ることは苦手でした。

Branding Engineerにも、わからないことを教えてくれる先輩はいました。とはいえ社員10名のベンチャー企業ですから、つきっきりで指導をしてくれるようなことはありません。自分で考えて行動することがどれだけ大事なことなのか、それに気づいたのはもう少し先のことです。

この業界にマニュアルはなく、一人ひとり接し方を考えていかないと人の心は掴めない。人とダイレクトに接触できることが魅力でもあるが、マニュアル人間のままじゃこの業界で通用しない。リスクを取ってでも行動に移さないと、結果はついてこない。それに気づいた頃、指導者のいない環境に初めて感謝することができました。今はその環境にいることが自分の成長にも繋がっていて、本当によかったと思っています。

画像1
▶オフィス移転後の集合写真
 

——これまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。

この業界に来て、初めて契約が決まった時のことはいまだに覚えています。

この業界の営業って、1件契約が決まるということは、誰か1人のエンジニアさんの転職支援ができたっていうことなんですよね。自分の働きで誰かの幸せに繋がるのが目にみえてわかるのがすごく嬉しかった記憶がありますね。

その方は当時就業していた企業で会計システムサービスを作っていたのですが、想いをもって向き合うことができず、もっと自分が想いをもって向き合えるプロダクトやサービスを作れる企業に転職をしたいと考えていました。私が今の会社に転職してまもない頃で、エンジニア業界やエンジニアさんの気持ちなどもまだ全然わかっていなかったのですが、その時はできるだけその人に合った転職の提案をしようと色々な企業を本気で調べました。

その努力が実を結び、その方からは転職してからも「とてもいい転職ができたよ」とメールをいただきました。その時初めて、営業は人を幸せにして自分も幸せになる職業だと思えました。自分の職業の意味もわかった気がして、そのあとはぐんと仕事に熱が入ったことを覚えています。

画像2
▶営業の集合写真
 

——これまでにぶつかった壁はありますか?

営業職を辞めたいと思うことは何度かありましたね、それは決まって数字が伸び悩んだ時なんですけど。
もともと自分がマニュアル人間だったこともあり、どこが問題でどう直せばいいのかもわからなくなってしまい、一度職場でブワッと泣いてしまったことがあります。自分がうまくできないのが悔しくて、けれどもうまく行かなくて。ただ、前職では数字が悪くてもそこまで悔しいと感じたことはあまりなくて、仕事がうまくできなくて悔しいと思えるのも幸せなことだと初めてそこで気づきました。そんな時は先輩たちに相談しまくります(笑)。どこがいけなかったのか、誰かと一緒に考えることで客観視もでき、解決策を早く見つけることができます。

——あなたにとって「働くこと」とは?

私にとって働くということは、自分が成長するための過程だと思っています。
もともと営業職は嫌いでした。でも、働く中で新しい自分を見つけることができたり、営業職でしか身につけられない知恵や振る舞いなど自分の財産にできるものが増えていくのが、今は面白くて嬉しくて仕方がないです!これからもこの会社でどんどん色々なことを身につけて自分の財産にしていきたいと思っています。

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▶Branding Engineerでは新卒採用にも力を入れています。採用媒体に載せる写真を撮影中。
 

——働いている時のあなたを「色」にたとえると?

オレンジですね。仕事はとにかく楽しめないと意味がないと思っているので、社内でも社外でも、なるべく周りに明るい印象を与えられるように心がけています。この人とだったら一緒に仕事がしたい、そう思われるような人になれたらいいと思っているので、太陽のようなオレンジ色で働けていることが理想です。

——今後、あなたが「こうありたい」と思う姿は?

女性営業のトップになることは、入社当初からのあこがれでした。私が入社した頃は女性営業がおらず、私が初の女性営業でした。今は後輩も増えてきて、営業部だけでも女性が3人いるので、今後は女性でも楽しくやりがいを持って営業ができる環境作りをしていきたいです。その中で、社歴だけでなく実績でも、トップでい続けることが私の目標です。

——これからチャレンジしたいことを教えてください

4月からリーダーになり、チャレンジしたいことはたくさん増えました。今はまだ、チーム全体での数字を見ることもままならないですけど、半年後、1年後には会社全体の数字を常に意識しながら動けるプレイヤーになっていたいですね。まだ21歳だからといって周りに差をつけられるのではなく、今この年齡で経験ができることを誇りに思って、たくさんのことにチャレンジしていきたいです。

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▶職場では女の子同士仲がいいので楽しくやってます
 

——息抜きやストレス発散の方法を教えてください。

休みの日にはとにかく友達とお出かけしたり、買い物したり、これでもかってくらい予定を詰め込みます。多分、そこだけは普通の21歳と変わらないです(笑)。行きたいと思った場所があれば、多少遠くてもふらっと行っちゃいますね。仕事終わりにふと京都に行きたいと思い、金曜の夜行便で京都に向かったこともありました(笑)平日はがむしゃらに働いて、休日はがむしゃらに遊ぶ、これが私のモットーです。

——幸せだと思う時間や瞬間はどんなときですか?

やっぱり、転職支援をしたときに感謝される瞬間ですかね。その人の人生に関わることのお手伝いができるって、すごく幸せなことだと思うんです。それが営業の1番の誇りだとも思えるので。誰かのために一生懸命になれるって、仕事をする上でやっぱり大切だと思います。ありがとうの一言だけで、営業を続けていてよかったなと思えます。

——自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?

自分らしさを失くさないことですね。大学に進学しなかったことも、この歳でリーダーを経験できていることも、全部良い経験だと思っています。今の年齢だからこそ見えることや出せる意見、考え方を無駄にしたくないと思っています。今与えられている環境は決して当たり前じゃないと思うし、チャンスを沢山いただける環境に感謝しながら、私にしかできないことをもっともっと増やしていきたいですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前は言われた通りに動く「マニュアル人間だった」という鈴木さん。現在勤務しているベンチャー企業で、自分で考えて行動することの大切さに気づき、プラスαの成果を上げる面白さに目覚めました。「今の会社での経験を自分の財産にしていきたい」と語る鈴木さんですが、まだ21歳。これからの長い人生、どんな風にキャリアアップしていくのか、その将来が楽しみですね。

 
取材・記事/
いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトの共同記事です。

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