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食のコト 2017.07.22

固定食・理想食・栄養食と上手にお付き合い『ゆったり楽しむオーガニック料理』

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私はいつも、オーガニック料理は「どうすれば継続可能なのか」を考えています。
例えばお料理教室でいくらおしゃれなメニューを習ったとしても、毎日忙しくて結局は継続できなくて…。つい面倒になり、エンプティフードに手が伸びてしまう。そんな悪循環を感じたことはないですか?
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固定食・理想食・栄養食

私は子供がいるので、毎日3食栄養満点!なオーガニック料理を作ることは、現実的に難しい。毎日はできません。3食キッチンで真面目に作るのは無理ですし、私にとっては苦行に近い。
でもやはり、自分はもちろん家族にもずっと健康な心と身体でいてほしいので、なんとかオーガニック料理を「継続できるもの」にしていきたいのです。
だから、私は日々の食事を「固定食」「理想食」「栄養食」に分けてとらえることで、オーガニック料理を継続して食べ続けられるようにしています。

【毎日食べるWhole food=「固定食」】
( Whole foodとは、カロリーもあって栄養価も高いもの。 Super food スーパーフード含む)
【気持ちが満足する理想のWhole foodやEmpty food=「理想食」】
( Empty foodとは、カロリーはあるけれど栄養価が低いものすなわちJunk food ジャンクフード含む)
【毎日の栄養バランスを保つためのStanding food=「栄養食」】
( Standing foodとは、常備しておく食材や料理すなわち常備菜のこと) ※1
私はこの3つを食べることで、食生活の「バランス」をとることをおすすめしています。
こう考えるようになってからというもの、私は毎日の食事に頭を悩ませることがなくなりました。
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【固定食】

毎日同じものを食べるのはあまり良くないのでは?など、諸説ありますが私は毎日「あれは食べなきゃ、あれは食べちゃダメ」なんて考えながら献立を考え続けるのは辛いので、「毎朝きちんとご飯を食べる」そのスタイルが1番良いと信じています。もちろん朝食べることが苦手な人や食べたくない人は、昼にすれば良いでしょう。そこは人それぞれでいいと思います。

でも私は、朝にしっかり栄養のあるものを食べておけば、 1日の栄養バランスがある程度摂れるようにしておきたいのです。結果的にそれが1番楽だからです。
朝は日本食で、玄米ごはん、納豆、卵、野菜たっぷり味噌汁、余ったおかずなどをしっかりいただきます。もともと質のいい食材しかキッチンに置かないようにし、献立も決まっているから「何を作ろうかな」と悩む必要がない。
毎朝きちんと玄米、味噌汁、青菜を食べるから、あとの2食(昼食・夕食)がたとえ疎かになっても最低限必要な栄養を摂れるように、継続可能な固定食=毎日食べる食事を作っています。
毎日継続的に栄養のあるものを食べていれば、それ以外は少しさぼってもいいかな…。そんな気持ちの余裕も必要ですよね。

【理想食】

たまにはお洒落なものを食べたいな、なんて理想は誰にだってあるはず。女の子は特に、目と脳で食を楽しむクセがあるから、それで満足できる「理想食」があるといいですよね。
スーパーフードを使ったサラダやマクロビランチ、ベジタリアンメニュー、ローフードや動物性フリーのお料理など…。これらは毎日食べることはできないけれど、自分の栄養補給だけでなく「気持ち」を満足させるために、たまには必要です。もちろん外食で摂ってもいいでしょう。
栄養を気にするというよりは気持ちを満足させる方が優先なので、たとえそれがジャンクフードでも、本能的に食べたのであればたまには良いと思いますよ。

【栄養食】

オーガニック野菜や質の良い食材を使って、栄養バランスのとれた常備食=「常備菜」「保存食」を日々の中で作っておくこと。これは、いずれ家庭をもつであろう女性にとって、知っておくべき大切な方法です。
常備菜や保存食を、最低限「冷凍」も活用しながら作る。忙しい日々の中でも、栄養バランスの良い食事を手軽に摂れる環境を作っておくわけです。
私は朝の1時間、または3日に1度の3時間枠で、栄養食を作り置きすることをおすすめしています。
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理想を言えば、野菜は切りたてが栄養価的にも良いでしょうし、冷凍保存は極力避けたいところですが、やはり結婚して子供を産んだママとしては、本当にオーガニック料理を継続していきたいなら理想を追求してばかりでは、実際の生活との間にギャップが生じてしまうと感じています。
電子レンジを一方的に否定する考え方も、私はあまり好きではありませんね。必要な人がいるから、90パーセント以上の家庭にあるわけです。
冷凍保存も、電子レンジを使用せずに解凍する方法を知っておけば自然と使わなくなるだけのこと。
常備菜は、うまく利用すればおもてなし料理にも活かせます。無添加で白砂糖不使用でも、「美味しくない」常備菜は続きません。美味しくないと、家族や子供、大切な人は食べてくれません。
作った本人だけが満足するような食事にならないように、色々な食材や調理法をうまく活用しながら「センスとバランス」を磨いていきましょうね。
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オーガニック料理を持続可能に

私はいつも、お料理を学んだあとには「自分の今の生活にどう取り込もうかな?」と考えます。料理の内容どうこうよりも、まずは自分の生活スタイル主体で考えるのです。
私の場合、しっかりと調理の時間を取れるのは、早く起きる朝だけ。この時間に、昼と夜の食事も常備菜も仕込んでしまうのです。特に、オーガニック野菜を使った常備菜や保存食作りに時間を費やしています。 
3日に1度か、毎朝できるかぎり、ゆっくりキッチンに立つ1時間を作る努力をしています。これは毎日料理をする習慣を忘れないためです。
昼夜は家族もいるし、仕事があるので調理の時間がとれない。毎度のように色々な食材をあれこれ考えて調理することが、私には継続不可能なんですね。

私はマクロビやオーガニック、ベジタリアン、ダイエット食など、様々の料理を学んできました。
しかし、「質のいい、生きた食事を家族といただく」というオーガニック料理の考え方からみた場合に、これらをきちんと作ることは、どうしても「継続不可能」だと感じたのです。大切なのは、スキンケアでも健康法でも同じで「継続できること」、これに尽きると思っています。
ましてや「食」は、たった一時のことではなくて死ぬまでずっと続けていきますよね。その人の生活スタイルや金銭スタイルに合っていて、とりまく環境にも合っていないと、必ず無理が生じてきます。

そのことに、本当は皆とっくに気づいているのではないでしょうか。
オーガニック料理を継続するためには、理想や知識ばかりではなく、人それぞれの生活環境に合った方法に「自分で」変えていくことが大切なのです。続けていくためには、現実的でないとね。
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オーガニック食だからといって、ストイックに考える必要はありません。日々の食事も、たまには手を抜いたっていいし、好きなものを食べたっていい。
あれは身体に悪そう…、今日は何を食べようかな…、このメニューの中でどれが1番栄養満点でカロリーが低いのかな…。
こんな風に「脳で食べるクセ」がついてしまったら、本当の意味で「食を楽しむ」ことはできません。「舌で楽しみ味わうクセ」をつけたいですよね。
男性や子供は本能的に食べるので、女性よりも摂食の悩みが少ないといわれるのも、そのゆえんです。

柔軟性をもって、自分の生活に合わなければ諦める。そんなメリハリと調和のある考えを持っていた方が、同じオーガニアンでも、より素敵に見えます。きちんと食事を作らなければ、栄養豊富な食事を作らなければ、3食完璧に作らなければ…。いつもこう考えてばかりいては、きっと自分を苦しめるだけ。
オーガニック食は、「こだわる」のではなく「楽しむ」ものです。毎日無理のない食生活を続けられるように、自分なりに工夫していきたいものですね。

記事/オーガニックビューティセラピスト 坂田 まこと
プロフ
一般社団法人 日本オーガニックビューティセラピスト協会 代表理事
オーガニックサロンプロデューサー
オーガニック料理ソムリエ
自然療法士
東京都自由が丘と神奈川県鎌倉にて、オーガニックエステ・リラクゼーションサロン ORGANIC MOTHER LIFE-オーガニックマザーライフ-を運営するオーガニックビューティセラピスト。「ファンデーションを卒業」する為のオーガニックスキンケアをお伝えしています。オーガニックトリートメントスクール COTTON HOUSEを併設しており、多くのオーガニックビューティセラピストを育成しています。
【サロン】
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COTTON HOUSE コットンハウス自由が丘店

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