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カルチャー・趣味 2017.07.23

歴代ラブソングの歌詞から学ぶ『年代別 恋愛観の違い』

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時代が変わっても愛は変わらないもの。でも時代によって恋愛価値観が様々ですよね。昭和から平成の間で意外にラブソングの歌詞の中で唄われるものが変わってきています。その比較ポイントをまとめてみました。

昔と今って恋愛観がまるで違う!

人は幸せを見つけるために幾度となく好意。交際。失恋。を繰り返していきますよね。
その過程での悩みは尽きることがないくらい・・・。
それは今も昔も全く一緒です。

でも時代によって結婚の意識の差だったり、デートの仕方だったり、物理的距離感だったり、恋愛観は変わっていくもの・・・。
昔のラブソングのヒット曲から紐解いていくと、時代の流れとぶれない何かが見えてくるかもしれません。
3

【70年代】25歳までに結婚しないと需要が下がる・・・

1975年 風の『22才の別れ』

あなたにさようならって 言えるのは今日だけ
明日になってまたあなたの 暖かい手に触れたら
きっと言えなくなってしまう そんな気がして
私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに
私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった

引用: http://www.uta-net.com/movie/3504/

この曲は、17歳から5年間付き合った22才の男女の物語。
女は歌詞の通り、男を愛しているけれども、早く結婚がしたい。男も女を愛しているけれども、結婚はまだしたくない。
25歳までに絶対結婚したい女は、目の前に結婚してくれるいい人がいたからそっちに行ってしまうというもの。

1970年代の結婚適齢期は24歳。22才だったら焦る年ですよね。

現在だったら、人にはよると思いますが22歳という年齢で窮地に立つような人はごくわずかかと思われます。
でも5年間も付き合った愛しい恋人がいるにも関わらず、別の人と結婚するという選択はいかに社会の女性に対する結婚への圧力が重かったか伺えますね。

60年代末にお見合い結婚よりも恋愛結婚の数が増え、結婚観が大きく変わった時期でまだまだ世間体が大事だったはず。
好きと世間体の狭間の切ない想いを綴った歌です。

【80年代後半】バブル期はリゾート恋愛だって。お金と恋愛がセット

1989年 爆風スランプの『リゾ・ラバ』

南風に誘われて 
浜辺で君とであった えぐるような水着に 
恋に落ちた 全部嘘さ 
そんなもんさ 夏の恋はまぼろし
嘘じゃないさ うぶじゃないさ
夏の女はまやかし 季節変りは 
もっとね 身悶える

引用: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36254
2
リゾラバとは、つかの間の恋を楽しむためにリゾート地で作る恋人。
引用: https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%A9%E3%83%90-657827

現在は死語のようですが、バブル期はリゾラバという言葉が流行ったそうですね・・・。
この曲は夏や冬にリゾート地へ行ってつかの間の恋愛をする。
甘い言葉を交わしあったはずの女とは疎遠になる。
リゾラバと分かっていたはずなのに男が好きになってしまったが、やっぱり女の言葉は全部嘘だったと傷心を歌う様子。

これぞひと夏の恋ですね。バブル真っ只中の男性はあらゆる手を使って女性を口説き落としたのでしょうね。もちろん金品もその手のひとつだったはず・・・。
『リゾート』『金』『女』とバブル期の男の夢。は幻でしたね。

バブル期は外食・車・洋服すべて恋愛に至るまでの道具であり、消費活動が活発。
恋愛と消費が直結していました。それゆえ浮ついた恋愛が多く男女ともに下心があふれていたはず。
お金があると恋愛の仕方も変わりやすいのですね。

【90年代後半】 バブル崩壊後は堅実な愛を育む純愛ブーム

1995年 DREAMS COME TRUEの『LOVE LOVE LOVE』

ねぇどうして すごく愛してる人に
愛してると言うだけで ルルルルル
涙が 出ちゃうんだろう・・・

引用: http://www.uta-net.com/song/8564/

誰しもが一度は耳にしたことがあるであろう名曲ですね。

この曲は、女性目線でストレートに愛を綴っていますね。
歌詞にも愛という言葉がたくさんでてきます。想いを言葉にするのに涙が出てしまうほど愛おしい。夢で会いたいと願っているのに出てきてはくれない。
駆け引きや下心などまるでないまっさらない状態で、ただ純粋に”好き”という想いを感じることができます。

人を本気で好きになったことがある人は、
この愛への胸苦しさが痛いほどわかるのでしょうね。

バブル崩壊後は、都心部より郊外に人の流れが変わり、土曜日の夜にレンタルビデオ屋さんに車で行ってみるお金のかからないデートコースが流行りました。
それゆえ、モノや場所に頼らない人と人のコミュニケーションが大切であったからこそ、純愛がひっかかったのでしょう。
1

【00年代以降】 電子化が進み物理的距離は縮んだが、その分”不安”も増える一方・・・ 

2009年 西野カナの『もっと・・・』

Oh 誰といるの?
 どこにいるの?
返事ないままじゃ眠れないよ
メールも電話も”会いたい”も
いつも全部私からで

引用: http://j-lyric.net/artist/a04d733/l01ba61.html

この曲は、彼氏のことが大好きだけど、かまってくれない。
メールも電話も会いたいも足りない。
本当に私のことが好きなのか不安になる。
もっと愛がほしいという気持ちをダイレクトに表しています。

現代っ子のあるあるが共感を生むのでしょうね。
歌詞からメールや電話、さらには絵文字の数に一喜一憂している姿が想像できますね。

今の時代は”誰とでも”どこでも”繋がることが安易にできる時代です。
恋愛もお互いが上手くいっている時は、いいですが
どちらか一方の天秤が傾くと利便性が故にさらに苦しみますよね。

電子機器に依存しすぎないようにほどよい距離感を保ちたいものですよね・・・。
それが難しいのが恋愛ですが。

色んな時代の流れを経て・・・

時代によって価値観が全く違うため、もちろん恋愛においても異なります。過去の恋愛のいいところ、悪いところを見習って今に活かしていきたいですね。ラブソングのヒット曲は世の中の多くの人の”共感”を生むからこそヒットするのでしょう。今後はどんなラブソングがヒットするのか楽しみですね。
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