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まめ知識 2017.07.31

実は知らない『日焼けと紫外線のウソとホント』

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春から夏にかけて気になる、日焼けと紫外線。日焼けすると黒くなる人とならない人がいたり、春が一番紫外線が強いなど…ウソかホントかわからない話もちらほら。そんな日焼けと紫外線について、詳しく見てみましょう。

日焼けで黒くなる人と、ならない人の違い

紫外線に当たることで肌が赤くなり、その後、黒くなることを、一般的に「日焼け」というが、日焼けのしやすさは個人差がある。これはメラニン色素の量の差によるものだ。
メラニン色素には、黒色メラニンと肌色メラニンの2種類があり、その保有バランスは人種や個人によって異なる。黒色メラニンが多い方が、肌や髪が黒く、また紫外線により肌が黒く変化しやすい。

紫外線から肌を守るメラニンの働き

メラニンは、皮膚のいちばん外側部分である表皮のなかで最下層にある基底層にある色素細胞・メラノサイトで合成される。その後、メラニンはターンオーバーに関わるケラチノサイトという角化細胞へ送られ、紫外線を吸収し、肌への影響を抑える働きをする。紫外線によって起こるDNAの破壊を防ぎ、皮膚がんや肌トラブルを防いでいるのだ。
色白の人は黒くならないため、一見、肌へのダメージが少ないように感じるが、実は紫外線から肌を守ってくれるメラニン色素が少ない分、シミ、そばかす、たるみができ、肌の老化が進行しやすいと言われている。
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過剰なメラニン分泌がシミのもとに

メラニンが作られることは、肌の健康のために重要だ。そしてメラニンは肌のターンオーバーにより排出されるため、基本的にはシミにはならない。しかし、紫外線を過剰に浴びることで、メラニンが大量に作られ、さらに紫外線により肌がダメージを受けターンオーバー自体が崩れと、メラニンが排出されずシミに繋がってしまうので注意が必要だ。

紫外線に関するあの話は、ウソ? ホント?

紫外線やUVケアに関する情報はさまざまあるが、正しい情報だけではない。一般的に言われている情報の真偽をチェックしてみよう。

真っ黒に日焼けをすることは健康的

「ウソ」
肌が紫外線を浴びることで、骨を丈夫にするビタミンDが体内で合成される。しかし、紫外線を浴びすぎると、シミ、たるみによる肌の老化を進めるだけでなく、白内障や皮膚がんを引き起こす恐れがある。

紫外線は最も強いのは5月

「ウソ」
気象庁の紫外線情報によると、1年間で紫外線が最も強いのは7~8月としている。紫外線=UVは、波長が長いほうよりA、B、Cの3種類に大別され、UV-Cは地表にほとんど到達しない。「5月に紫外線が最も強い」と言われるのはUV-Aのことであるが、皮膚が赤くなるといった影響を及ぼすのは、UV-Bのほうがはるかに大きい。よって、紫外線が最も強いと言えるのは、UV-Bが強くなる7~8月となるのだ。国際照明委員会が定めた紫外線の皮膚への影響度は、UV-Bを1とすると、UV-Aは0.001となっている。

曇った日も日焼けをする

「ホント」
紫外線の80%は、薄い雲を通り抜けて地表に到達するため、曇った日も晴れた日とほとんど変わらない状態で日焼けをする。また、紫外線を避けて木陰に入ったとしても、照り返しにより、およそ60%の紫外線量を浴びていることになるという。

水中では日焼けをしない

「ウソ」
水は紫外線を完全に防いでくれることはないため、水中にいても日焼けをする。

冬は夏より日焼けをしにくい

「ホント」
冬は紫外線が弱く、夏よりも日焼けによる影響は少ない。ただ、雪で反射した紫外線のばく露はおよそ2倍になるので注意が必要だ。

北海道は沖縄より日焼けしにくい

「ホント」
気象庁が、札幌、つくば、那覇で紫外線(UV-B)のモニタリングを行っており(2017年7月現在)、紫外線量は南へ行くにつれて多くなることがわかっている。ただ、日照時間や地域の高度なども影響するため、近くの地域を比べても、単純に南方のほうが多くなるというわけではない。札幌と那覇を比較した場合、年間紫外線量はおよそ2倍の差がある。

子どもの頃に紫外線を浴びすぎると、DNAが傷つき皮膚の遺伝情報に異変を起こすことで、皮膚がんの原因となる。子どもの頃から、日焼け止め、帽子、衣類などでUV対策を心がけたい。

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