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まめ知識 2017.08.08

実は糖質!身体を支える『ヒアルロン酸のヒミツごと』

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化粧品など、美容製品でよく目にする「ヒアルロン酸」。歳を重ねるごとにどんどん減ってしまうヒアルロン酸は、お肌だけでなく、関節や眼など、身体の様々なところを支えています。そんなヒアルロン酸について、詳しくみてみましょう。

実は糖質。身体のいたるところで必要とされるヒアルロン酸

美容面、健康面において、加齢による老化現象を限りなく小さくすること、老化速度を緩めることをいい、「抗老化」「抗加齢」と訳されるアンチエイジング。老化現象を少しでも和らげる効果を求めて、さまざまな成分が研究されているが、今回は「ヒアルロン酸」に注目してみよう。
ヒアルロン酸は、D-グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンが交互に結合した高分子化合物で、多糖類と呼ばれる糖質だ。眼球の器官のひとつである、透明でゼリー状の硝子体成分として発見された。眼のほかに皮膚、腱、軟骨、脳、血管など至る所にあり、細胞と細胞の間に多く存在している。ゼリー状という特徴から、細胞同士がぶつかり合って傷つかないようにするクッション的な役割や水分保持の役割を持つ。その保水力は高く、1gのヒアルロン酸で6ℓの水分と結合できる。肌のうるおいをはじめ、目の水分調節や関節がうまく動くように、また細菌の侵入を防ぐ役割もしている。
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関節機能改善や眼科手術補助など医薬品としても活用されているヒアルロン酸の効果効能

加齢すればするほどヒアルロン酸量は減る。それに比例し、肌の保湿力低下や、腰痛、関節痛、ドライアイなどを引き起こす。医療施設では変形性膝関節症や肩関節周囲炎、関節リウマチの症状を改善するために、ヒアルロン酸を用いた関節機能改善剤を膝に注射し、炎症や痛みを抑えている。また、白内障手術や全層角膜移植術にもヒアルロン酸が使われており、点眼薬などもある。
サプリメントや食品の分野でも人気がある成分で、肌のうるおいをサポートする機能性表示食品や、関節の動きをサポートする機能性表示食品が消費者庁に60商品以上登録されている(※)。機能性表示食品とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のことだ。

ヒアルロン酸の摂取量と多く含む食材

ヒアルロン酸を多く含む食品は、鶏の軟骨、魚の目玉、鶏のトサカ、豚足、フカヒレ、ねばねばした食材である山芋、オクラ、納豆、モズクなど。しかしこれらは、ヒアルロン酸の分子が大きいために吸収率が悪く、さらに加熱で成分が壊れる性質から摂取がしづらい。
そこで最近は、低分子化したヒアルロン酸を配合したサプリメント、飲料や食品が多く販売されている。しかし摂取したヒアルロン酸が求める肌や眼、関節に使われるとは限らない。そのため、肌や関節への効果が出るかは明らかになっていないことも多い。直接注射するには適しており、美容クリニックでするシワやタルミ改善の注射や、関節に注射する場合は、体内に吸収されにくいかわりに効果が長持ちする傾向がある。
ヒアルロン酸の摂取量の目安は1日120mgで、動物由来でも人工的に作られたものでも安全性は高いとされているが、アレルギーのある人は原材料を調べてから摂取してほしい。また、規定量を大幅に超えると、添加物の影響で内臓に負担がかかる恐れがあるので注意しよう。また、アレルギー体質や服用している薬がある場合には、医師に相談してから摂取することをおすすめする。
※消費者庁 機能性表示食品の届出情報(2017年8月時点)

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