得するコト得するコト

生活に役立つ豆知識、家事が苦手な人には時短ワザ、美容・ファッションのステキ情報を公開します。

まめ知識 2017.08.29

嬉しい栄養たくさん『知って得する柿の成分と保存方法』

目次

Pocket

柿は長江流域が原産国であり、奈良時代に日本に伝わってきた果物です。日本では温かい所は甘柿、寒い所では渋柿ができやすく、渋柿も湯抜き作業などをして渋を抜いていただくことができます。栄養価も高いとされる柿の成分や効能、保存方法などについて見ていきましょう。

βカロチンやカリウムが豊富な柿ー『知って得する柿の成分と保存方法』

柿に含まれる栄養成分で最も多いのは、βカロチンです。生の柿100gにつきβカロチンの含有量は420μgと豊富です。またビタミンCも70mg含まれており、そのほかにビタミン類では葉酸やナイアシン、パントテン酸などが見られます。次に柿の成分で多いのがカリウムで、100g中170mgも含まれています。カリウムはミネラル成分ですが、ほかにもマグネシウムやカルシウム、鉄分も含まれる食材です。柿の渋さはタンニンという成分によるものです。そのほかには食物繊維の一種であるペクチンやβ-クリプトキサンチン、リコピンなども含有されており栄養価が高いでしょう。お茶や柿の葉寿司などに使われる葉の部分には、ビタミンCがみかんの30倍も含まれています。あまり食べることはない部分ですが、効能は高いと言えます。柿は甘柿か渋柿かによっても、多少含まれる成分の量が変わってきます。渋柿の場合はβカロチンは100gにつき300μg、カリウムは200mgです。ビタミンCは55mgとなります。甘柿のほうが渋柿よりも栄養価は高いと言えるでしょう。

むくみ解消や酔い止め、疲労回復などにおすすめの食材ー『知って得する柿の成分と保存方法』

柿は美容にも健康にも良い果物として、注目されています。まず豊富に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを尿として排出する作用があり、むくみの解消や血圧を押さえる働きなどが期待できます。カリウムは正常に筋肉を機能させて身体が動くためにも必要な成分であり、痙攣防止にもつながるでしょう。βカロチンやビタミンCは、身体の免疫力を高めるほか老化予防にもなる成分です。抗酸化作用が高く、体内の活性化酸素を抑制してくれます。疲労回復や風邪予防としても積極的に摂取したい食材です。ビタミンCが豊富な柿の葉はメラニン色素の発生を抑えてくれるので、肌のホワイトニングに使われることもあるでしょう。また柿の渋みの元であるタンニンは、消臭効果や二日酔いを緩和する成分として知られています。副腎機能を活性化させて体内のアルコールの排出をサポートする作用があるので、お酒を飲み過ぎたときに摂取すると良いでしょう。ペクチンなどの食物繊維は、腸内環境を整えて便秘を防ぐ働きがあります。このように、柿には多くの効能が認められています。
『知って得する柿の成分と保存方法』柿1

熟れ具合によって保存方法を選びましょうー『知って得する柿の成分と保存方法』

柿はそのまま常温で置いておくと、どんどん熟して柔らかくなります。まだ硬い柿であれば食べごろになるまで常温で放置しておくのも良いですが、熟れた柿はすぐに冷蔵庫に入れましょう。柿の熟れ方の状態によって、常温保存か冷蔵保存か見極めるようにします。また美味しい食べごろの状態で柿を長期保存させるためには、キッチンペーパーを濡らして柿のヘタ部分を巻くようにして、その状態のままヘタが下になるように裏返して置きます。この方法により、柿が熟れすぎることなく果実もシャキシャキの状態での保存が可能になります。ただしキッチンペーパーが乾燥してしまうとこの効果は薄れますので、常にキッチンペーパーは濡れた状態を維持することがポイントです。これで約10日間は、美味しい状態が保てるでしょう。柿がたくさんある場合は、食べない分は冷凍庫で保存しておきます。フリーザーパックに入れて空気抜きをして、冷凍保存しておけば安心です。食べる際は、半解凍のシャーベット状でいただくと美味しいでしょう。冷凍で約1ヶ月~2ヶ月保存が可能です。
『知って得する柿の成分と保存方法』干柿

柿の使い方いろいろ豆知識ー『知って得する柿の成分と保存方法』

柿はそのままカットしていただくほかに、サラダに入れたり柿の葉茶などのお茶として摂取することが多いでしょう。干し柿としていただくこともあります。けれども柿はその優れた効能を利用して、そのほかにもいろいろな使い方があるのです。例えば柿のタンニンには消炎効果もあるので、虫に刺された治療に使うこともできます。ブヨなどに刺された所に、酢漬けにした干し柿を塗るようにすると、腫れが引いて痛みも緩和されるでしょう。さらに柿のヘタを煮詰めたエキスはしもやけの炎症を緩和する作用があるとして、しもやけに悩む寒い地方ではあらかじめこうしたエキスを作っています。ヘタを10個ほど200CCの水に入れて煮詰めたものを、しもやけの腫れた部分に塗るのです。このように柿は、薬代わりにもなる食材と言えます。そのほかにも、加齢臭に悩む男性には柿のタンニンを配合した石鹸が体臭を消してくれるとも言われています。ワキなどの臭いを防ぐ、柿タンニン配合スプレーなども見られるでしょう。また口臭を防ぐためには、食後に柿を食べるのもひとつの方法です。
『知って得する柿の成分と保存方法』柿2

柿を使ったおすすめレシピ

七草粥と一緒にどうぞ『厚揚げを使った春菊と柿の白和え』

七草粥と一緒にどうぞ『厚揚げを使った春菊と柿の白和え』

旬のフルーツを使って手軽にできるおかず『柿とカブの柚子マリネ』

旬のフルーツを使って手軽にできるおかず『柿とカブの柚子マリネ』

秋のフルーツを使ったおかず『すり鉢いらずでできる柿の白和え』

秋のフルーツを使ったおかず『すり鉢いらずでできる柿の白和え』

柿が赤くなると医者が青くなる 美味しくて食物酵素たっぷり『柿のお漬物』

柿が赤くなると医者が青くなる 美味しくて食物酵素たっぷり『柿のお漬物』

保存食のある暮らし~お正月の一品におすすめ『柿と干し大根のロールなます』

保存食のある暮らし~お正月の一品におすすめ『柿と干し大根のロールなます』

砂糖・バター不使用。秋の果物で温かスイーツ『柿とりんごのクランブル』

砂糖・バター不使用。秋の果物で温かスイーツ『柿とりんごのクランブル』

お正月のワインのお供に すっぱいのが苦手な方におすすめ『大根と柿の洋風なます』

お正月のワインのお供に すっぱいのが苦手な方におすすめ『大根と柿の洋風なます』

こうして見てみますと、柿は健康な生活に欠かせない優れた食材であることが分かりました。風邪や高血圧、二日酔いをはじめ、しもやけや虫刺されにまで力を発揮するのです。是非、美味しく食べて健康に役立てたいものですね。

文/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

風邪は流行るその前に。柿を食べて免疫力を高めよう!

風邪は流行るその前に。柿を食べて免疫力を高めよう!

みんな大好き夏野菜『知って得するとうもろこしの成分と保存方法』

みんな大好き夏野菜『知って得するとうもろこしの成分と保存方法』

根も葉も食べられる『知って得するカブの成分と保存方法』

根も葉も食べられる『知って得するカブの成分と保存方法』

バランスの良い栄養源『知って得する春菊の成分と保存方法』

バランスの良い栄養源『知って得する春菊の成分と保存方法』

絞ってこそ意味がある『知って得するさとうきびの成分と保存方法』

絞ってこそ意味がある『知って得するさとうきびの成分と保存方法』

ネバネバが栄養の決め手『知って得するオクラの成分と保存方法』

ネバネバが栄養の決め手『知って得するオクラの成分と保存方法』

実はビタミンも豊富『知って得する小麦粉の成分と保存方法』

実はビタミンも豊富『知って得する小麦粉の成分と保存方法』

Pocket

コメント

コメント欄


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

instagram-iconみんなのInstagram

人気の記事

2017.11.16

身近な発酵調味料でヘルシーに『砂糖不使用!全粒粉のベーグル』

2017.11.12

作り置き常備菜シリーズ『とまらない!ゆず大根』

2017.11.11

野菜たっぷり!『秋鮭のちゃんちゃん焼き』

2017.11.08

料理の甘味を作るのは、砂糖だけじゃない『知ってイイコト!みりんで風邪知らずの体を作ろう!』

2017.11.07

コンソメ不使用、素材の旨味たっぷりな黄金色のスープ!『鶏手羽元とゴロゴロ野菜の生姜ポトフ』

2017.11.06

暮らしの歳時記『11月の風物詩 酉の市の楽しみ方』

2017.11.02

気取らない日常風景こそが宝物!『ケノコト 親子フォト撮影会』開催

2017.11.02

~保存食のある暮らし~簡単にできる『自家製パンチェッタ』

2017.11.01

米粉おやつって何が良いの?『体に優しいおやつで甘いものともうまく付き合おう!』

2017.10.31

1つの生地で2つの可愛いりんごケーキを!『丸ごとりんごのチーズケーキ と カラメルリンゴとナッツのケーキ』

編集部おすすめ記事

2017.11.16

~保存食のある暮らし~ビタミンたっぷりで風邪予防『ローズヒップハーブコーディアル』

2017.11.15

ズボラ女子のための『たった5分でできる簡単発酵トースト』

2017.11.12

新しい食との出会いを割烹で。姉弟で切り盛りする「モダン割烹 一の糸」谷奥 信太郎さんと女将

2017.11.12

子供に伝えたい日本の歳時記『七五三のお祝いに千歳飴を食べる理由』

2017.11.07

まるで自宅が試着室!『エアクロが提案する新しいスタイリングサービス「pickss」の楽しみ方』

2017.11.06

肉なしでも大満足!『揚げ車麩のみぞれ煮』

2017.11.05

甘味と酸味が何にでも合う!『トマトを使った調味料の種類・特徴・用途』

2017.11.02

ふんわりふっくらバストへの道!『1分未満簡単バストマッサージ』

2017.11.01

【ケノコトInstagram企画】11月の「日常のコト」を『#霜月のコト』で投稿しよう

2017.11.01

甘酸っぱい香りがたまらない『りんごバター』

月間人気記事

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.09.06

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「さつまいも」の常備菜』

2016.08.11

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.03.31

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2017.08.24

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「キャベツ」の常備菜』

2017.08.31

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2015.08.07

部屋を彩る"緑"をおいた暮らし方『都内のおすすめ観葉植物店』をご紹介

2017.08.10

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「にんじん」の常備菜』

2017.04.05

どんなおやつを選択してる?『低GIなお菓子を選んでみよう』

2017.02.05

甘みがぎゅっとつまった『長ねぎをつかった作り置きおかず』