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まめ知識 2017.08.25

お酒のお供にも『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

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マメ科の野菜は人類の農耕文明において、大昔から栽培されていたことが分かっています。現在では同じ種類のマメでもたくさんの品種があり、品種改良も盛んに行われています。「マメの種類を挙げてみてください」と言われたら、みなさんはどのマメを思い浮かべるでしょうか。

枝豆-『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

日本の夏に欠かせない枝豆は、大豆を若採りしたものです。枝が付いたまま扱われることが多かったために「枝豆」と呼ばれるようになったと言われています。普通の枝豆以外にも、山形県特産「だだちゃ豆」や、丹波地方の特産「丹波黒大豆枝豆」、千葉県の「小糸在来」などの種類があります。枝豆は温暖多湿の気候を好み、昼夜の寒暖の差があるほどよく育ちます。少ない肥料でよく育ちます。枝豆は、ビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類やカルシウム、タンパク質が豊富です。タンパク質に含まれるメチオニンが、ビタミンB1、Cと一緒に働くことで、アルコールの分解を促進して、肝臓への負担を軽減してくれます。そのため、お酒のおつまみに最適なのです。その他にも、枝豆には新陳代謝を高める働きや疲労回復の効果もあります。エダマメは塩茹で以外にも、豆ごはんやかき揚げ、ずんだもちなどにして食べるとおいしいです。
『マメ科の野菜の種類とあれこれ』枝豆

いんげん-『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

いんげん豆は、隠元禅師が日本に伝えたことからこの名が付いたと言われています。純食用の豆類の中で生産量が最も多いです。栽培種も非常に多く存在し、さまざまな大きさや色、模様(斑紋など)のものがあります。元々は熟成した「いんげん豆」自体を食べていましたが、今では若採りしたものをさやごと食べることが多く「さやいんげん」と呼ばれることも多くなりました。昔はさやいんげんには固い筋があり、料理の下ごしらえでその筋を取らなければなりませんでしたが、今では品種改良が進み、筋を取らなくてもほとんどきにならなくなりました。インゲンマメは比較的栽培期間が短く、ベランダやプランターでの栽培が可能な品種もあり、家庭菜園でも人気です。いんげん豆は、脂肪の代謝促進やイライラ防止効果のあるビタミンB1,B2、生活習慣病予防に効くβ‐カロテンなどの栄養素が豊富です。他にもカリウムやカルシウム、鉄分、亜鉛などを含んでいます。サラダや和え物の他、魚料理や肉料理の付け合わせにぴったりです。
『マメ科の野菜の種類とあれこれ』いんげん

えんどう-『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

えんどうは、完全に成熟してから豆として収穫するか、未成熟の状態で中の豆が柔らかい状態で収穫するか、完全に未成熟のさやの状態で若採りするかで「えんどう豆」、「グリーンピース」、「さやえんどう」の違いが出てきます。えんどうは低温にも強いので、日本では秋の終わり頃種を蒔いて春に収穫します。えんどうにはビタミンCがたっぷり含まれているので、血液循環を促進したり、骨を丈夫にしたり、肌の調子を整える作用があります。また、さやのまま食べるので、体内でビタミンAになるβ‐カロテンを多く摂取することができ、活性酸素を抑制することができるので生活習慣病防止につながります。その他、ビタミンB1、タンパク質、食物繊維なども含まれています。おひたしや煮物、和え物の他、炒めたり揚げたりしてもおいしく召し上がれます。
『マメ科の野菜の種類とあれこれ』えんどう

そら豆-『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

そら豆はいんげん豆、えんどう豆、ダイズマメ、ヒヨコマメ、落花生とともに6大食用豆と呼ばれています。日本には奈良時代に伝わり、さやが空に向かって付くから「空豆」と言われるようになりました。さやの形がカイコの繭に似ていることから「蚕豆」と書かれることもあります。地域によって、他にもいろいろな名前で呼ばれています。そら豆には、ビタミンB1、B2、カリウム、タンパク質、糖質、鉄などが豊富に含まれています。ビタミンB1は脳の活性化や疲労回復、B2は肌荒れに対して効果が期待できます。また、可食部に多く含まれているカリウムは、余分な塩分を体の外に排出し、高血圧を予防する効果があります。煮物や炒め物はもちろん、テリーヌやパテの具材としても相性抜群です。
そら豆1

落花生-『マメ科の野菜の種類とあれこれ』

落花生は南米が原産で、江戸時代に日本に持ち込まれたと言われています。ナッツに分類されることが多いですが、落花生は木ではなく地中に実ができます。黄色い花が咲いた数日後に、花の茎の根元から「子房柄」と呼ばれる一本の蔓が伸びて地面にもぐりこみ、土の中で実ができることから「落花生」と名づけられました。「南京豆」とも「ピーナッツ」とも呼ばれています。落花生には、タンパク質や脂肪、ミネラル、ビタミン類が豊富です。ビタミンEには生活習慣病や老化の防止作用、オレイン酸という脂肪分は悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、美容にも健康にも効果的です。また、二日酔いの予防に効くナイアシンの含有量も、野菜の中ではトップクラスです。落花生は塩茹でしておつまみとして食べたり、細かく刻んで和え物やサラダに加えてもおいしいです。
『マメ科の野菜の種類とあれこれ』落花生

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いかがでしたか。マメ科の野菜と言ってもたくさんの種類があり、それぞれに異なる栄養分が含まれています。その日の体調に合わせて、不足しているなと思った栄養分をたくさん含んでいるマメを、いつもの料理に加えてみませんか。

文/ケノコト編集部

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