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まめ知識 2017.08.24

栄養素がいっぱい『知って得するいんげんの成分と保存方法』

目次

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1年で3回収穫できる地域もあることから、「三度豆」という別名をもついんげん。いんげん豆が成熟する前に収穫したものであり、野菜に分類されていて、おひたしや胡麻和え、天ぷらや煮物など大活躍してくれる食材ですが、ここではいんげんの特徴や豊富な栄養価などを解説していきます。

いんげんに含まれる成分・必須アミノ酸ー『知って得するいんげんの成分と保存方法】

いんげんには私たち人間にとって非常に重要な成分が含まれています。それは「必須アミノ酸」です。昔学校で聞いたような…と思う方もいらっしゃるかもしれません。必須アミノ酸は、身体を作る上で必要な成分であるにも関わらず、人間が自ら生成することはできず、食物から摂取することとなります。その必須アミノ酸が、いんげんには全て含まれています。フェニルアラニンやイソロイシン、バリン・トリプトファン、リジンなど9種類全て含まれている、驚きの食材なのです。必須アミノ酸は9種類のうち、1つでも不足すると、その他の必須アミノ酸がうまく吸収できません。しかし、いんげんには全て含まれているため、そういった心配は皆無です。イソロイシンやパリンはエネルギーの源となり、リジンは骨や筋肉を構成する働きをもちます。ヒスチジンは血液を生成し、メチオニンは肝臓・腎臓の解毒作用を高めます。スレオニンは、肝脂肪の蓄積を予防します。このように、必須アミノ酸は身体にとって非常に重要な働きをもたらします。こういった重要成分が一気に、しかも効果的に吸収できるいんげんは非常に優秀な食物です。
『知って得するいんげんの成分と保存方法』いんげん1

いんげんは栄養素の宝庫!ー『知って得するいんげんの成分と保存方法】

いんげんの有効性分は必須アミノ酸だけではありません。栄養素もたっぷり含まれる優秀な野菜です。主に、ビタミン・ミネラル・食物繊維がトピックスとして挙げられます。まず、ビタミンは疲労回復効果のあるB1、動脈硬化や血栓などの予防効果があるB2、そしてコラーゲン生成を助けて免疫力をアップさせるCが含まれています。ビタミンB1・B2は、粘膜や皮膚の組織を構成してくれる大事な役割も持ち、健康はもちろん美容にも有効。
次にミネラル成分を見ていきましょう。高血圧やむくみを予防するカリウム、骨を丈夫にするカルシウム、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムなどが含まれています。特に、マグネシウムは体内に少量しか蓄積できないため、こまめに摂取する必要があり、手軽に食べられるいんげんはまさに最適。そして、腸内環境を整えて便秘や健康な体を守る食物繊維も豊富。他にも、鉄分やマメ科ならではのタンパク質、免疫力を向上させたり粘膜を正常に保つ働きのあるベータカロチン、疲労回復効果のあるアスパラギン酸など、非常に身体に良い栄養素が多量に含まれています。
『知って得するいんげんの成分と保存方法』いんげん2

いんげんの保存方法は?ー『知って得するいんげんの成分と保存方法】

一般的にはいんげんは夏野菜で、6〜9月頃が旬とされています。もちろん、ビニール栽培などで一年中収穫できますが、本来は夏の作物。さて、いんげんの保存方法を見ていきましょう。いんげんの適切な保存温度は4〜7℃とされており、冷蔵庫・野菜室での保存が良いです。旬が夏場ということもあり、常温での保存は不向きです(冬場の冷えきった部屋などは例外です)。いんげんでの冷蔵保存は、まずキッチンペーパーなどで全体を包みましょう。そしてビニール袋やジップ付きの袋に入れてから野菜室にて保管しましょう。キッチンペーパーで包む理由は、いんげんは乾燥に弱く、野菜室の乾燥した環境下ではすぐしおれてしまうからです。ビニール袋は口元を軽く閉じておきましょう。冷蔵したいんげんの賞味期限は1週間程度です。日持ちはするものの、だ>んだん鮮度が落ちていくので早めに使い切りましょう。長期保存したい場合は、軽く塩茹でして冷凍庫で保存すると良いです。1分程度軽くさっと茹でて、水気をしっかり拭き、使いやすいサイズにカットします。ラップに包んで小分けにして、ジップ付きの袋に入れて冷凍庫で保存します。いたんだものがあると、他のいんげんにうつるため、取り除いておきましょう。
『知って得するいんげんの成分と保存方法』いんげん花1

いんげんの豆知識・これであなたもいんげん博士!ー『知って得するいんげんの成分と保存方法】

先述の通り、成熟する前のいんげん豆を早めにさやごと収穫したのが「いんげん」と呼びますが、この食べ方が広まったのは原産国である中央アメリカからメキシコあたりの地域から、ヨーロッパに伝わった頃とされています。1493年のコロンブスの二度目の航海のときにスペインに持ち帰られ、16世紀には育てやすく食べやすい作物として急速に広まりました。特にギリシャなど地中海沿岸地域では、そら豆中毒にならないマメ科の食品として重宝されました。栽培が広まると同時に、いんげんの若さやの食用も始まったとされています。日本に伝わったのは江戸時代のこと。明(中国)の隠元禅師によって持ち込まれ、その禅師の名がインゲンの由来となっています。その後、明治時代になってから政府が欧米から改めて輸入しました。現在全国で栽培されている品種は、明治時代に輸入したものが原型だと言われています。現在市場を出回っている品種は「ドジョウいんげん」、そして小振りで丸みを帯びた「丸さやいんげん」の2種類。昔の品種はかたい筋がありましたが、品種改良が重ねられ、現在は筋がなく食べやすいものが主流です。
『知って得するいんげんの成分と保存方法』いんげん花2

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身体に有効なビタミンやミネラル成分・食物繊維など栄養素をたっぷり含むインゲン。さらに、人間が体内で生成不可能な物質である必須アミノ酸を全種類含んでいて、効率よく吸収できるという、非常に優秀な野菜です。旬は夏ですが、年中食べることができるため、おひたしや煮物、胡麻和えなど一品そえて摂取しましょう。

文/ケノコト編集部

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