得するコト得するコト

生活に役立つ豆知識、家事が苦手な人には時短ワザ、美容・ファッションのステキ情報を公開します。

まめ知識 2017.08.28

特徴がいろいろ『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

目次

Pocket

ネギや玉ねぎが含まれる『ユリ科』は、被子植物の単子葉植物に分類されます。従来は非常に多くの属・種を含んでいたので、球根が発達する・つる性・茎が葉のようになったものなど特徴はさまざまです。1998年のAPG体型の分類研究を機に細分化されました。今回はユリ科に属する野菜について紹介します。

ネギ-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

日本書紀にネギの記載があるほど、国内では古くから親しまれている野菜です。盛り土によって根本を伸ばして白い部分を食べるネギは『白ネギ(根深ネギ)』、緑色の葉の部分を食べるものを『青ネギ』と分けて呼ぶことがあります。従来は関東で白ネギ、関西で青ネギがそれぞれ好まれていましたが現在では料理によって使い分けるようになりました。一般的に青ネギの方が栄養素を豊富に含んでいます。100gあたりに含まれるビタミンCは白ネギで約14mg、青ネギは約32mgです。ビタミンCの場合は青ネギの方が約2倍、白ネギよりも多くなっています。ネギにはアリシンという成分が含まれているので、タマネギやニンニクのように独特の刺激臭があります。アリシンには殺菌作用があり、ネギは風邪を引いた時に使われることも多いです。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』ネギ

玉ねぎ-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

玉ねぎが日本で栽培されるようになったのは明治時代以降で、比較的新しい野菜と言えるでしょう。丸みのある独特な形が特徴ですが、一般的に玉ねぎと呼ばれている部分は根ではありません。葉の根元に養分を蓄えることによってできた「鱗茎」となります。玉ねぎと同じように鱗茎を食べる野菜として、にんにくやらっきょうが有名です。切ると涙が出る『辛玉ねぎ』、南ヨーロッパ系の『甘玉ねぎ』に分けることができます。国内市場で主に出回っているのは辛玉ねぎです。黄玉ねぎ類・白玉ねぎ類・紫玉ねぎ類など、さまざまな種類が存在します。白玉ねぎ類の中には『新玉ねぎ』と呼ばれる種類があり、水分の多い品種で旬は春となります。全国各地で栽培されているので、1年中通して良い状態で手に入りやすいです。実は栄養価がそれほど高くありませんが、肉や魚の臭い消しに効果的なアリシンを含んでいます。高血圧や糖尿病にも良い影響を及ぼすため、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』玉ねぎ

にんにく-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

にんにくは中国経由で奈良時代までには日本に伝わっていた野菜です。鱗茎を食べるのが一般的で、アリシンによる強烈な臭いが特徴となります。実は花を咲かせようと茎を伸ばしますが、鱗茎に栄養を届けるために花茎を切ってしまいます。花茎は『にんにくの芽』として販売され、国内ではほとんどが中国産です。100gあたり約136kcalと野菜の中では高カロリーで、花茎になると約45kcalまで下がります。ビタミンB1の吸収をサポートするアリシン、新陳代謝を促すスコルニジンなどが含まれています。にんにくは成分が強過ぎる野菜なので、食べ過ぎは禁物です。適量であれば問題ありませんが、食べ過ぎによって胃腸に負担を与える恐れがあります。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』にんにく

らっきょう-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

らっきょうも鱗茎部分を食べる野菜で、平安時代には薬用として日本で用いられていたようです。鱗茎がふっくらと膨らんでいるらっきょうは栄養素を豊富に含んでいることを示すので美味しいものが多く、購入する際は参考にしてください。ラッキョウは成長が早い野菜で、購入後はすぐに調理して消費するのが得策です。実は100gあたり約118kcalと高カロリーで、炭水化物が約29.3gも含まれています。しかし、食物繊維が20.7gも含まれていることは魅力と言えるでしょう。食物繊維は腸内環境を整えて便通を促す効果があり、便秘改善やダイエットに役立ちます。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』らっきょう

ニラ-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

最も一般的なニラは『葉ニラ』と呼ばれ、緑の葉の部分だけを食べます。ニラは花茎を伸ばして先に白色の花を咲かせますが、葉ニラでは花芽が切り取られています。花芽が付いたまま販売されているものは『花ニラ』です。その他に鮮やかな黄色の見た目が特徴の『黄ニラ』もあります。黄ニラは葉緑素の発生を抑えるために光を遮断して育てる「軟白栽培」が採用され、緑色の葉ニラとは違った印象を与えます。高級食材として扱われているので、八百屋では見かけないことも多いです。ニラは古事記や万葉集に登場するほど古くから存在しています。現在は1年中購入しやすい野菜になっていますが、最も美味しい時期は春です。独特の香りが強く、葉が柔らかい状態で食べることができます。加熱すると柔らかくなることから、おひたしや炒め物で用いるのが定番です。葉ニラは100gあたり約510mgのカリウムを含み、体内の余分な塩分を体外へ排出してくれます。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』ニラ

アスパラガス-『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』

アスパラガスもニラと同じように栽培方法の違いによって、『グリーンアスパラガス』と『ホワイトアスパラガス』に分けることができます。軟白栽培したものがホワイトアスパラガスで、グリーンアスパラガスよりも青臭みがなく柔らかい食感です。グリーンアスパラガスの方が栄養価は高くなっています。栽培や保管に手間がかかるため、ホワイトアスパラガスはそれほど多く流通していません。栽培方法は異なりますが、どちらも地上に出て来る新芽の茎を食べます。皮が硬いため、皮をむいてから調理する必要があります。風味が豊かでアスパラガスをメインにした料理が多いものの、肉料理に添えて脇役としても活躍できる便利な野菜です。美味しいアスパラガスを選ぶには茎がまっすぐと伸び、穂先の締まり具合をチェックすることがポイントとなります。
『ユリ科の野菜の種類とあれこれ』アスパラ

ユリ科の野菜を使ったおすすめレシピ

焼いて漬けるだけの簡単レシピ『長ネギとレンコンのオイル漬け』

焼いて漬けるだけの簡単レシピ『長ネギとレンコンのオイル漬け』

つぶつぶが美味しい『もちきびドレッシングの新玉ねぎサラダ』

つぶつぶが美味しい『もちきびドレッシングの新玉ねぎサラダ』

あると便利!注ぐだけな『万能調味料にんにく醤油』のつくり方

あると便利!注ぐだけな『万能調味料にんにく醤油』のつくり方

今年こそチャレンジ!材料5つ『30分でらっきょう甘酢漬け』

今年こそチャレンジ!材料5つ『30分でらっきょう甘酢漬け』

モチモチ美味しい『もちきびのニラ卵炒め』

モチモチ美味しい『もちきびのニラ卵炒め』

味付けかんたん『えびとアスパラの塩麴炒め』

味付けかんたん『えびとアスパラの塩麴炒め』

スタミナ満点!疲労回復レシピ『ニラとパプリカのソイソース和え』

スタミナ満点!疲労回復レシピ『ニラとパプリカのソイソース和え』

このようにユリ科の野菜は数多くの野菜が含まれているため、ネギ・ニンニク・アスパラガスといったように見た目や味は野菜ごとに異なります。食事に刺激を与えるような野菜が多くなっているので、是非料理のアクセントに活用してください。

文/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

風邪予防にも効く『知って得するネギの成分と保存方法』

風邪予防にも効く『知って得するネギの成分と保存方法』

冷え性にも効く『知って得するニラの成分と保存方法』

冷え性にも効く『知って得するニラの成分と保存方法』

食物繊維豊富『知って得するらっきょうの成分と保存方法』

食物繊維豊富『知って得するらっきょうの成分と保存方法』

疲労回復効果で風邪を吹き飛ばす『知って得するにんにくの成分と保存方法』

疲労回復効果で風邪を吹き飛ばす『知って得するにんにくの成分と保存方法』

魅力がたくさん『知って得する玉ねぎの成分と保存方法』

魅力がたくさん『知って得する玉ねぎの成分と保存方法』

体を元気にする『知って得するアスパラガスの成分と保存方法』

体を元気にする『知って得するアスパラガスの成分と保存方法』

Pocket

コメント

コメント欄


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

instagram-iconみんなのInstagram

人気の記事

2017.11.16

身近な発酵調味料でヘルシーに『砂糖不使用!全粒粉のベーグル』

2017.11.12

作り置き常備菜シリーズ『とまらない!ゆず大根』

2017.11.11

野菜たっぷり!『秋鮭のちゃんちゃん焼き』

2017.11.08

料理の甘味を作るのは、砂糖だけじゃない『知ってイイコト!みりんで風邪知らずの体を作ろう!』

2017.11.07

コンソメ不使用、素材の旨味たっぷりな黄金色のスープ!『鶏手羽元とゴロゴロ野菜の生姜ポトフ』

2017.11.06

暮らしの歳時記『11月の風物詩 酉の市の楽しみ方』

2017.11.02

気取らない日常風景こそが宝物!『ケノコト 親子フォト撮影会』開催

2017.11.02

~保存食のある暮らし~簡単にできる『自家製パンチェッタ』

2017.11.01

米粉おやつって何が良いの?『体に優しいおやつで甘いものともうまく付き合おう!』

2017.10.31

1つの生地で2つの可愛いりんごケーキを!『丸ごとりんごのチーズケーキ と カラメルリンゴとナッツのケーキ』

編集部おすすめ記事

2017.11.16

~保存食のある暮らし~ビタミンたっぷりで風邪予防『ローズヒップハーブコーディアル』

2017.11.15

ズボラ女子のための『たった5分でできる簡単発酵トースト』

2017.11.12

新しい食との出会いを割烹で。姉弟で切り盛りする「モダン割烹 一の糸」谷奥 信太郎さんと女将

2017.11.12

子供に伝えたい日本の歳時記『七五三のお祝いに千歳飴を食べる理由』

2017.11.07

まるで自宅が試着室!『エアクロが提案する新しいスタイリングサービス「pickss」の楽しみ方』

2017.11.06

肉なしでも大満足!『揚げ車麩のみぞれ煮』

2017.11.05

甘味と酸味が何にでも合う!『トマトを使った調味料の種類・特徴・用途』

2017.11.02

ふんわりふっくらバストへの道!『1分未満簡単バストマッサージ』

2017.11.01

【ケノコトInstagram企画】11月の「日常のコト」を『#霜月のコト』で投稿しよう

2017.11.01

甘酸っぱい香りがたまらない『りんごバター』

月間人気記事

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.09.06

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「さつまいも」の常備菜』

2017.03.31

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2016.08.11

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.08.24

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「キャベツ」の常備菜』

2017.08.31

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2015.08.07

部屋を彩る"緑"をおいた暮らし方『都内のおすすめ観葉植物店』をご紹介

2017.08.10

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「にんじん」の常備菜』

2017.04.05

どんなおやつを選択してる?『低GIなお菓子を選んでみよう』

2017.02.05

甘みがぎゅっとつまった『長ねぎをつかった作り置きおかず』