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まめ知識 2017.08.27

体に優しい栄養の宝庫『知って得するプルーンの成分と保存方法』

目次

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プルーンは、きれいな赤紫色が特徴の果実です。健康的なおやつとしても人気を得ているプルーンには、体に優しい成分がたっぷり。ここでは、プルーンの魅力的な栄養成分をはじめ、保存方法や豆知識などを紹介します。

プルーンの赤紫色の秘密ー『知って得するプルーン成分と保存方法』

プルーンに含まれる成分の中でも特に注目さているのが、色素成分「アントシアニン」です。アントシアニンはポリフェノールの一種で、プルーンの赤紫色もこのアントシアニンによるもの。アントシアニンは抗酸化物質として知られており、活性酸素の働きを抑制すると言われています。呼吸によって体内に入った酸素から作られる活性酸素は、本来、細菌などを退治してくれる体にとって大切なもの。しかし、増えすぎると正常な細胞や遺伝子なども傷つけてしまうため、その対策としてアントシアニンにも期待が集まりました。アントシアニンをはじめとするポリフェノールを効率的に取り入れるためには、定期的に摂取することが大切。体内に蓄積できず、効き目は3時間程度とされているため、ドライプルーンを持ち歩くといつでも食べられて便利です。また、経口摂取後は効果が出るまで30分ほどとのことなので、外出する少し前に食べておくのも良いかもしれません。活性酸素が発生しやすい環境にあるとされる、現代社会。プルーンは、美味しく食べつつ活性酸素対策に一役買ってくれるでしょう。
『知って得するプルーンの成分と保存方法』プルーン1

生とドライでは栄養価も違うー『知って得するプルーン成分と保存方法』

一般的にはドライフルーツとして目にすることの多いプルーンですが、7月から9月の旬の時期に収穫される新鮮なプルーンは、生でも食することができます。生のプルーンは可食部の80%以上を水分が占めており、その他には炭水化物やカロテンを比較的多く含むことが特徴です。ちなみに果物の中ではビタミンCの含有量が少なめで、100g当たり4mgほどしか含みません。一方、ドライプルーンは乾燥することによって水分が抜け、甘みや栄養価が高まっています。炭水化物の中でも単糖類のぶどう糖が多いため、吸収・分解が早く、効率良くエネルギーを供給することが可能。カルシウム・マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB6なども含みます。また、水溶性食物繊維が豊富で腸内の善玉菌を増やすことが期待でき、便秘対策として常食する人もいる食品です。なお、ドライプルーンは生の際に少量だったビタミンCが消失しており、ビタミンCの摂取源にはなりません。プルーンは生とドライ、それぞれに違った美味しさや栄養的価値があります。ライフスタイルや季節によって、生とドライを使い分けると良いでしょう。
『知って得するプルーンの成分と保存方法』ドライプルーン

プルーンの上手な保存方法ー『知って得するプルーン成分と保存方法』

生のプルーンは日持ちがしないため、食べごろのプルーンはできるだけ早く食することが重要です。完熟したものは新聞紙などで包み、冷蔵庫へ。逆にまだ完熟していないものは常温に保存し、ちょうど良いところまで熟させることがポイントです。表面にキズが付くと傷みやすくなるため、丁寧に扱うことも大切。食べきれない場合には砂糖と一緒に煮込んでジャムにするほか、梅酒と同じ容量でプルーン酒にすると数ヶ月後も楽しむことができます。ドライプルーンは生のプルーンと比べて保存性が高いことが特徴で、袋入りの未開封であれば常温で保存できるものがほとんどです。商品パッケージを確認し、常温保存可能な場合は直射日光の当たる場所や高温多湿を避けて保存しましょう。開封後は開け口をしっかり密閉し、冷蔵庫へ保存。ただしドライプルーンには様々な水分量の商品があり、特に水分量が多いものほど傷みやすい傾向があるため、早めに食べきるのがベストです。なお、未開封のものでも、夏場や暖房で室内が暖かい場合には注意が必要。季節に合わせて適切な保存をしましょう。
『知って得するプルーンの成分と保存方法』プルーン2

プルーンの生産に関する豆知識ー『知って得するプルーン成分と保存方法』

プルーンは、別名「ヨーロッパすもも」とも呼ばれています。長寿地帯として有名なコーカサス地方が原産地と言われており、そこからヨーロッパへと伝わり、主にフランスで栽培されました。プルーンは雨の少ない地域で改良された背景があり、雨の多い地域では栽培が難しいとされる果実です。世界では一大産地としてアメリカのカリフォルニア州が知られており、世界の生産量のうち70%ほどが生産されています。日本では明治初期に長野県や東北地方で少量が生産されていましたが、定着はせず、本格的に栽培が始まったのは昭和30年代から40年代。50年代には全国各地へと広がりを見せました。日本国内の生産地としては、比較的雨量の少ない長野県が生産量の半分以上を占め、その他の地域では北海道や青森県があげられます。日本国内で収穫されたプルーンは生食用として消費されることが多く、ドライプルーンは主に海外産のものが流通しているようです。また、生のプルーンやドライプルーンだけでなく、プルーンジュースやプルーンエキスなども健康食品として人気があります。
『知って得するプルーンの成分と保存方法』プルーンのマリネ

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プルーンに秘められた栄養価や、プルーンの生産にまつわる歴史などを紹介しました。欧米では「奇跡の果実」と呼ばれ、愛され続けているプルーン。体への優しさに満ちたプルーンは、日本の食卓にもより定着していくかもしれませんね。

文/ケノコト編集部

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