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まめ知識 2017.09.18

一日一枚。健康習慣を始めよう!『知って得するのりの成分と保存方法』

目次

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のりは日本では飛鳥時代から作られ始め、食用として利用されてきました。現在では焼き海苔として寿司やおにぎりなどに使用されることが多くなっていますが、各地で知られている郷土料理にも広く使用されてきた海藻です。

影の実力者!のりに含まれる様々な成分ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりに含まれている有用成分として、EPAやタウリンはよく注目されているものです。青魚によく含まれている必須脂肪酸として知られるEPAは、血管の状態を良好にするのに働きかける力を持っています。体内ではDHAと相互に変換され、脳の機能の改善などにも寄与することが示されている成分です。特に青魚を食べる習慣が減ったことでEPAが不足している人などは、のりから摂取すると生活習慣病の予防や改善を期待することができます。
一方タウリンは、肝臓の解毒作用をサポートする働きを示すのが特徴のアミノ酸です。あまり含まれている食品が多くなく、必須の成分ではありませんが、肝臓の健康を守るために重要な役割を果たします。

料理をさらに美味しく。旨み成分もたっぷり含むのり

また、アミノ酸成分としてグルタミン酸やイノシン酸も多く含まれているものであり、これらは旨味成分として知られているものです。のりを料理に使用すると全体の旨味を増やして美味しい料理にすることができるでしょう。おにぎりや寿司などにのりを使用することで旨味を増やし、より美味しい料理としているのかもしれませんね。
のり1

栄養が豊富なのりの魅力ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりは大半がタンパク質と炭水化物からできている海藻です。乾燥させたのりの場合には水分もないため、わずかな量を食べても良質のタンパク質と炭水化物を摂取できます。炭水化物の大半は食物繊維であり、水溶性食物繊維が比較的多いのも特徴です。のりに含まれている水溶性食物繊維の中にはポルフィランと呼ばれる肥満抑制効果が示唆されている成分もあります。食物繊維を十分に摂取すると糖質や脂質の吸収が抑えられて太りにくくなることが示されており、のりはその効果が高い食物繊維が特に含まれていると期待できる食品です。

のりはビタミンもミネラルもバランスよくとれる便利な海藻

ビタミンについても豊富であり、目や粘膜の健康に欠かせないビタミンAや血液の凝固に関わるビタミンK、細胞を増やす上で必須の役割を果たす葉酸やビタミンB12が特に多く含まれています。ビタミンCやビタミンB群も含んでいることから、多くの種類のビタミンをバランスよく摂取するのに適しています。海産物という影響もあって少しずつとはいえほとんどの種類のミネラルを含んでいるのものりの特徴です。特にヨウ素とモリブデンは含有量が多くなっています。
おにぎり

のりは乾燥した状態での保存が重要ー『知って得するのりの成分と保存方法』

乾物として流通しているのりは、乾燥させた状態を保つことが最も重要です。湿気てしまうと食味が失われてしまうだけでなく、変質が起こってしまう原因となります。市販されているのりには乾燥剤が入れられているものが多いので、その乾燥剤と一緒に密封できる袋に入れて保存するのが基本です。ただし、乾燥剤は永遠に使えるものではないので、別途に乾燥剤を購入してときどき交換すると乾燥状態を長く保つことができますよ。また、のりは日光を嫌うので缶の中に入れて保存するのが望ましいでしょう。

のりの長期保存には冷蔵庫がおすすめ

基本的には常温保存することができますが、変質させずに長期保存をしたい場合には冷蔵保存するのが適しています。冷蔵庫の方が水分が少ないことに加えて、日光が入り込む心配もないからです。ただし、冷蔵庫から出したときにすぐに開封してしまうと湿気が入ってしまいやすくなります。必ず密封できる袋に入れたまま常温に戻してから開封するように心がけなければなりません。その一手間をかけるようにするだけで数ヶ月間は冷蔵保存で美味しく食べられるようになります。
のり2

「一日のり一枚」の習慣で健康を促進ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりは健康に良い成分も含み、タンパク質や食物繊維、各種ビタミンやミネラルをまとめて摂取することができる有用な食品です。そうすると、十分に栄養を摂取できるように毎日たくさんの量ののりを食べようと考えてしまいがちですが、一般的に適しているとされる一日の摂取量はのり一枚程度です。全形一枚を目安にして食べるようにするだけで、十分にビタミンやミネラルなどをサポートすることができます。二枚や三枚を一度に食べても問題が生じるわけではありませんが、水溶性のビタミンやミネラルは一度に摂取しても吸収される量には限度があるため、健康のために食べるのであればあまり意味がありません。

健康のためでものりをたくさん食べるのは注意が必要

一方、のりに多く含まれているヨウ素やモリブデンは過剰摂取のリスクがあることが知られています。一枚でも、一食で摂取すると良いとされる目安量に達してしまうため、何枚も毎食食べていると過剰になってしまう可能性があるでしょう。ミネラルは排泄されるので大量に食べ続けなければ問題はありませんが、健康のためにと思ってむやみに食べてしまう場合があるので注意が必要です。
のり巻き

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のりは古くから利用されてきた海藻由来の食材です。最近では、栄養が豊富に含まれていることに着目されるようになりました。一日一枚を食べるだけで心身の健康をサポートすることができるので、食卓に常備して食べる習慣を作ると良いでしょう。

文/ケノコト編集部

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