
口臭予防のオーラルケア。歯間ブラシデビューのすすめ
目次
友達や家族との会話で口臭が気になること、ありますよね。
大人のマナーとしてきちんとケアしていきたいですが、実は慢性的な口臭は、歯垢(プラーク)が原因の可能性があるのです。
そんなときには歯間ブラシでしっかりオーラルケアをしていきましょう。
◆いつもの歯みがきにプラス!口臭予防に歯間ブラシを使うべき理由
歯みがきやマウスウォッシュをしても、口臭がなくならない…。腐敗臭のような口臭は、歯垢(プラーク)が原因かもしれません。
口内の食べ物のカスなどをエサとして、歯のすき間にたまった細菌のかたまりは、歯に付着する歯垢となって、口臭の原因となります。
歯垢を取り除くには、いつもの歯ブラシだけでは十分とは言えません。
特に、歯の間や歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目など、歯ブラシが届きにくいところには注意が必要です。
歯垢(プラーク)が残りやすい箇所
・歯と歯の間
・歯と歯肉の境目(歯周ポケット)
・上の歯と下の歯のかみ合わせ部分の溝
1975年の「日歯周誌」の研究によると、歯ブラシの毛先が届きにくい箇所の歯垢は、歯間ブラシを使うことによって除去率が大きく変わるといいます。
歯の間の歯垢除去率
・歯ブラシのみの場合:58%
・歯ブラシ+歯間ブラシの場合:95%
普段の歯磨きだけでは取りきれない歯垢を、歯間ブラシを使って効果的に取り除きましょう。
◆失敗しない歯間ブラシの選び方
出典:http://www.lion-dent.com/dental
歯間ブラシは、歯と歯のすき間に合ったサイズを選ぶことが大切です。歯と歯の間に無理なく挿入できるサイズを選びましょう。
初めて使う場合は一番小さいものから試すか、歯科医院へ検診も兼ねてドクター、歯科衛生士に選んでもらうのもおすすめです。
◆口臭の原因となる歯垢を落とす!正しい歯間ブラシの使い方
(1)歯間ブラシを歯ぐきに沿って斜めに当てます
(2)歯間ブラシをすき間に対して真っ直ぐ、ゆっくりと入れます
(3)前後に2~3回動かして磨きます
(4)裏側からも同様に行うとより効果的です
歯間ブラシは、狭い歯間には、歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあるので無理やり入れないよう注意が必要です。
鏡を見ながら使うと良いでしょう。歯間がそんなに大きくなければ、フロス(糸ようじ)を使用しましょう。
文/Dr.Note
参考記事:口臭予防のオーラルケア。歯間ブラシデビューのすすめ
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