
預金だけで大丈夫? 将来のために始める人が増えている「投資」のコト
“銀行にお金を預ける”
いちばんスタンダードで、馴染みのある資産運用の方法ですよね。
ほとんど金利はつかないけれど、元本割れもしない。下手に投資に手を出すよりもリスクが少ないような気がしますが、本当にそうでしょうか?
預金にもリスクはあります
例えば、インフレ。1990年以降、日本はデフレ傾向が続いてきましたが、世界情勢を見るといつインフレになってもおかしくない状況に。インフレになると、お金のもつ価値は徐々に下がってきます。
もうひとつは銀行の倒産。日本では元本1千万円(+利子)までは保護されるので、リスクヘッジとして銀行を分散しておくことをオススメします。
では、インフレに強い資産運用って何があるのでしょう?
お金の価値が下がっても変わらないもの、形に残るもの・・・・・それは『株』と『不動産』だといわれています。
株式投資ってなに?
企業が発行する「株式」を買うことで、その企業の株主となるコト。
メリットとしては主に4つ。
・株主総会への出席権利が得られる。
・自社製品をもらえたり、サービスを受けられる優待制度がある。
・企業の業績に応じた配当金が得られる。
・株の売却による売却益が得られる。
株価が安い時に購入し、高くなった時に売却をすれば利益を得ることが出来ます。
しかしながら、どの銘柄の株価が高くなるかは充分な知識がない初心者には予想がしにくく、一日中パソコンの画面にはりついて株価の上下をチェックするのは労力もかかり、あまり現実的ではないですね。
万が一のことを考えて、銘柄を分散させて購入しておくと良いでしょう。
不動産投資ってなに?
マンションやアパートのオーナーとなって賃料を得るコト。
株と違いゼロになるリスクが少なく、長期で安定した収益を得られる運用といえます。
土地や建物を購入するので、多額の費用が必要になりそうなイメージがありますが、「賃料」を返済にあてることが出来るので頭金がほどゼロ円でも始められる等、意外にもハードルが低いのがポイント。
不動産投資で得られるメリットは主に2つ。
・毎月の賃料収入
・売却することで得られる利益
特に注目すべきは毎月の賃料収入。これは資産を手放さずに安定して継続的に収入を得られるため、老後の年金代わりにもなり、豊かな人生設計を描く上で最適な資産運用ともいえます。
家賃の下落や空き室などのリスクはあるものの、空き室保障が付いていたり、賃料の集金や管理、税務に精通した管理会社を選ぶことでそのリスクも軽減されます。
このように、いろいろな資産運用の形がありますが、最初からハイリターンを望むとその分リスクも高まります。
しっかりとした知識のある専門家に相談しながら、自分や家族の生活スタイルや人生設計に合い、無理なく始められる方法を見つけてみて下さいね。
文/株式会社グローバル・トラスト
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