
みんなで手作り『味噌づくりWORKSHOP』開催レポート
ケノコトでは、定期的に「触れるコト」を開催しています。
日々の暮らしがもっと楽しく素敵になるコトを体験して、それがおうちでも出来るように。
今回の触れるコトは『味噌づくりWORKSHOP』。
先生は、ケノコトにもレシピを提供してくださっている片山けいこさん。0歳の娘さんも抱っこで参加し、和やかでやわらかな雰囲気の中スタート。
お味噌づくり、興味はあるけど一人で作るのはちょっと腰が重い・・・
そう感じている方が多く、募集後に即日満席となった今回のWORKSHOP。
2月中旬とは思えないほど、暖かな陽気に恵まれ開催されました。
まずは「味噌とは何なのか?」の座学からスタート。
お味噌の種類や麹の種類。ひと言で味噌といっても、いろんなお味噌があるんですね。麹にも種類があり、黄麹は味噌、白麹は日本酒、黒麹は泡盛、紅麹は豆腐よう、そしてかつお節作りにはカツオブシ麹が使われるとのこと。
米へんに花と書いて「糀(こうじ)」とも書く理由には、麹の生きている様がお花のように見えるからだそう。お話を聞きながら、皆さん麹の奥深さに引き込まれていったようです。
いよいよお味噌づくり。まずは「塩きり麹」から作ります。麹と塩をまんべんなく揉んで馴染ませます。ここでしっかり馴染ませないとムラになってしまうそうです。
そしてゆでた大豆を潰していく作業。「ストレス発散になる〜!」と皆さん無心で大豆を潰していました。潰したと思ってもあとから顔をのぞかせる大豆に悪戦苦闘です。
「お味噌汁を飲んでいる時に、潰しそこねた大豆が出てくる方が、手作り!って感じがして私は好きなんですよ」と先生。
なんだかホッと心温まるエピソードにほっこりします。
つぶした大豆と塩きり麹を混ぜて、いよいよ最終段階に。
大豆の茹で汁で固さを調整して完成です。
容器の消毒は日本酒でおこないます。アルコールなので殺菌成分があるんですね。焼酎でも殺菌効果はあるそうですが、味噌と同じ原料、米麹を使っている日本酒が望ましいそうです。
出来上がりまでは少なくとも半年。
「夏にはきゅうりにお味噌をつけて食べたいな」とみなさんおっしゃってました。美味しくできるように思いを込めて、蓋をして・・・。
お楽しみは半年後。
意外と重労働な味噌づくりを終えたあとは、嬉しいお食事タイム。
先生自家製のお味噌をつかったお味噌汁とおかずたち。
お品書き
・5分づき玄米
・鶏肉の香味味噌焼き わさび菜を添えて
・湘南ラディッシュ
・あやめかぶの塩麹漬け
・大根とエリンギのお味噌汁
帰り際には、先生から米麹のお土産が。「塩麹と醤油麹は、作るというより混ぜるだけなのでとっても簡単。麹の調味料があるとすごく便利だから」と持たせて下さいました。
お味噌づくりの余韻をお家でも感じられそうです。
帰り道はちょっぴり重たくなったけど、お家で熟成されたお味噌はきっと美味しくなるはず。
文・撮影/ケノコト編集部
講師プロフィール
管理栄養士 片山けいこ
食のマーケティング会社で開発・管理運営など多岐にわたり経験。
保育園栄養士、行政の母子保健での講師を経て、現在はフリーランスとして、サイトへのレシピ・コラムの執筆、ケータリングやプチギフトの制作、料理教室、ワークショップなどフードコーディネーターとして活動中。
肩ひじ張らない あたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。
現在2歳児と0歳児の母。
うれしい・たのしい・UTIGOHAN k-meals,
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