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食のコト 2017.03.01

24節気『雨水のころの土いじりとおすすめ食材』のおはなし

24節気で雨水となりました。(2月19日~年3月5日)
冷たく降る雪が暖かい春の雨に変わり、 雪や氷が解けて水となり大地に潤いをあたえる頃になりましたね。枯れていた土が潤いを取り戻し、その水が山の土を柔らかくしてくれるおかげで草木たちは命を吹き返し、山で冬眠していた動物たちもまもなく長い眠りから目を覚ましはじめるのもこのころ。
今回はこの時期に大切にされてきたことのおはなしを。

土の神様「土公神」と農耕の関係-『雨水のころの土いじりとおすすめ食材』

寒の中ごろから立春までは冬土用があり、土用の頃に土いじりをするのは昔から良くないとされていました。 その理由は、土の神様「土公神(どこうじん)」様の迷惑になるから。
この神様は、時期によっている場所が変わるという特徴を持ち、土用の期間は土に潜っています。 そのため、年に4回ある土用の時期に土を掘り起こすと土公神を怒らせてしまい、良くないことがあると言い伝えられているのです。
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立春から2週間ほどを過ぎて、土に潤いが戻る雨水の時が、昔から農耕を始める目安とされていたのは、土公神様がほかの場所に移ったので、やっと土に手を触れることができる時期と言うことでもあります。

今の時期は地に足をつけて「一歩一歩」が大切-『雨水のころの土いじりとおすすめ食材』

そして日ごとに春めくこの頃は、江戸時代から『お伊勢さん参り』が盛んにおこなわれていたようです。
雪や北風に足元を止められる心配が少なくなり、歩きやすくなることが理由といわれていますが、「五穀豊穣」を願って神様にお詣りするといる目的もあったのでしょう。
この時期に大切はことは、「地に足をつけて」ということですので、結果を求めて焦る気持ちは抑えて、土の中で春の芽吹きを待っている草木同様、物事を少しずつ着々と、そして確実にすすめてみてはいかがでしょうか?

春の気配を感じる時期におすすめの食べ物-『雨水のころの土いじりとおすすめ食材』

春キャベツ

春キャベツ
(出典:http://www.mag2.com/)
この時期に収穫するものを『春キャベツ』と言いますが、冬の土の養分をしっかり含んでいますので、1年の中で1番甘い味になっています。
オーガニック・マクロビオティックでは丸くて柔らかいキャベツは陰陽バランスのよい中庸の野菜で、身体の真ん中にある「胃・脾臓・膵臓」を養い、心と体のバランスを整える力があるといわれています。
また、栄養学的には、ビタミンCを豊富に含んでいるので、美肌を目指す方にはピッタリです。茹でたり蒸したり手軽に料理し、たっぷり食べれば女子力アップできますね。
鍋料理の定番食材白菜の代わりに、この時期からはキャベツを使ってみるのもいいですね。

記事/マクロビオティック料理教室G-veggie はりまや 佳子

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ならいごと800
ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。 2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。2012年キレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年本オーガニックライフ協会を設立。
hamariya
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ
レシピ本
*マクロビオティック・キレイ料理教室G-veggieのレシピ本です。 詳しくは画像をクリック。

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