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まめ知識 2016.03.13

寒さも彼岸まで。もうすぐ来る春の訪れ前の『お彼岸』について知っておくコト。

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「お彼岸」という言葉はみさなん聞いた事があると思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉も知っている方も多いと思います。
もうすぐ来る春の訪れを前に『お彼岸』についての少しお勉強してみませんか?

そもそもお彼岸っていつのことを言うの?

彼岸には春の彼岸と秋の彼岸があります。それぞれ、春分の日(3月21日頃。その年により変動)、秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間のことを彼岸の日といいます。

2016年のお彼岸の日は?
【 春彼岸 】 3月17日:彼岸入り 3月20日:彼岸の中日(=春分の日。21日振替休日) 3月23日:彼岸明け

【 秋彼岸 】 9月19日:彼岸入り 9月22日:彼岸の中日(=秋分の日。祝日) 9月25日:彼岸明け

春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります。ohigan1

お彼岸といえば「ぼたもち」なのか「おはぎ」なのかどちらが正しいの?

お彼岸といえば、「ぼたもち」や「おはぎ」と連想する方も多いと思いますが、みなさんはどうでしょうか。
いずれも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子です。

実は、基本的には同じ材料で同じモノの事をいい、季節によって呼び名や作り方が変わるのです。通称は「ぼたもち」になります。

おもちは五穀豊穣を願い、小豆は魔除けに通じるとされ、日本の行事に欠かせないもの。
昔は甘いものがとても貴重だったため、今と違って『ぼたもち』といえばご馳走で、大切なお客様や神様へのお供え物、お祝いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えしていました。お彼岸に『ぼたもち』を用意するのも昔からの風習が今も残っているからなのです。

「棚からぼたもち」という言葉もこの風習から来ており、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえ。であり、それだけぼたもちが食べられる事が幸せな事だった事が分かります。

春は「牡丹餅」、秋は「御萩」となるのは春彼岸と秋彼岸の季節の花によって変わるから。

『牡丹と牡丹餅』『萩と御萩』

春に咲く牡丹の花にちなみ、春は「ぼたもち」といい「牡丹餅」と書きます。
秋は萩の花にちなんで「おはぎ」といい、「御萩」と書きます。

『ぼたもち』の大きさや形を変えている理由は、牡丹は大きくて丸い花で、萩は小さくてやや細長い花なので「ぼたもち」は大きめで丸い形に、「おはぎ」は小ぶりで俵の形になっているからです。aboutpeony_seidai(牡丹の花)出典:http://www.yuushien.com
130858308498616317553_IMG_5411_1200(萩の花)出典:http://masaji.at.webry.info/201106/article_21.html

あんこにも違いがあるのをご存知でしょうか?
材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたての小豆が使える秋は、皮ごと使った粒あんに、冬を越した春は、かたくなった皮を取ってこしあんにして使っていました。だから、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」は粒あんを使って作ります。

ohagibotamochi-e1407926246999現在は、こうした違いにこだわらないものが多くなりましたが、本来は春と秋で区別していたわけです。

春夏秋冬で『ぼたもち』は呼び名が変わります。

夏は「夜船」、冬は「北窓」とも呼ばれているのです。
闇にまぎれ、いつ着いたのかわからない…夜船 さらに、夏と冬にも呼び名があります。ぼたもちは、杵を使って本格的な餅つきをする必要がなく静かに作れることから、こんな言葉遊びをしました。

【夏の呼び名】
(餅なのに)いつついたのかわからない → (夜の闇で)いつ着いたのかわからない → 「夜船」
【冬の呼び名】
(餅つきをしなくてもいいので)つきを知らない →(北向きでは月が見られないため)月を知らない → 「北窓」となりました。

日本全国を探しても同じ食べ物が季節によってここまで変わるの食材は他にありますかね
「牡丹餅」「夜船」「御萩」「北窓」と春夏秋冬の呼び名があるのはすごく素敵なこと。

今年のお彼岸はゆっくり『ぼたもち』のことを考えながらお彼岸の日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
日本の昔からの風習はまだまだ知らないことが沢山あると思います。一つ一つを知ることでまた新しい日本の良き文化を知るきっかけになったら嬉しく思います。

文/株式会社mannaka
株式会社mannakaホームページ

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