
太陽の下に並ぶグリル料理は人と人をつなぐ 『REALなBBQの世界』
目次
温かい陽気になってくると、外へお散歩に出かけたり、ピクニックに出かけたりと屋外で遊ぶのが楽しい季節になります。なにより外で食べるごはんは格別。特に、みんなでわいわい囲んで楽しむBBQ(バーベキュー)は、その場で出来たてを食べる醍醐味だけでなく、会話も楽しみながらコミュニケーションを密にしてくれる「人」との温かみも感じられます。そこで今回はBBQの基礎知識についてご紹介します。
BBQの起源
BBQの起源には諸説あり、世界中で起源をもつとされていますが、アメリカで知られている最初のBBQは、木炭を使いゆっくりと時間をかけて豚を丸焼きしていたことが始まりとされています。
BBQはそもそも西インド諸島で始まったとされ、熱帯地域では生肉は腐りやすいために「コーディング」(塩漬け)と「スモーキング」(燻製)という方法を利用して、肉の貯蔵を行っていたとされています。
そもそもBBQってなんだろう?
BBQはもともと大きな食材を衛生的に、おいしく焼くための調理法です。食材を低温でじっくりと時間をかけて調理をするということが特徴です。
小さめの切り身の肉を高温直火で手早く焼く、といったイメージを持つ人が多いですが、これは「グリリング」というもので、薄切りの肉を一枚一枚焼く日本式の焼肉とは異なるものです。
例えばBBQで代表的なスペアリブは、6時間以上かけて低温でじっくりと調理します。そうすることで少しずつ脂肪が落ち、コラーゲンが分解され、しっとりとジューシーで柔らかい仕上がりとなるのです。
BBQ文化を広める『REALBBQ』
日本でのBBQインフラを作り、世界各国のBBQ文化を届けながら日本独自のBBQ文化を創造していきたいと活動している『REALBBQ』という会社をご存知でしょうか。彼らは「本格的」なBBQを「日常」に取り入れていけるよう様々な取り組みをしています。
アメリカのクラシカルなBBQが本物だと思う一方で、オーストラリアのライトなBBQのように、各国ごとの食文化やインフラにあったREALなBBQの世界もある、そんな世界各国のBBQスタイルを踏襲した独自のBBQを提案しています。
もっとBBQは面白くできる、型にとらわれずに新しい日本のBBQをつくりたい、と考え活動する根底にはBBQへの愛が感じられます。
太陽がさんさんと降り注ぐこれからの季節。BBQにはもってこいの時期が始まります。やっぱり自然の中で味わう料理は、格別です。BBQは大人数で行うからこそ、より楽しさが倍増します。たわいもないおしゃべりをして、人と人との温かみを感じられるBBQ、いまから計画を練ってみませんか?
文/ケノコト編集部
HP
REALBBQ PARK
REALBBQ MARKET
REALBBQ株式会社代表取締役 / BBQデザイナー
井川裕介 いかわゆうすけ
幼少期に父親の仕事の都合でオーストラリアに住んでいて、そこでBBQと出会い、インフラが進んでいる環境に驚く。
BBQを通じたコミュニケションの楽しさに惹かれ、魅了された。
帰国後は美容師になるが、食の分野での仕事をするため食品商社へ転職。
在職中に個人的にBBQのデリバリーを始める。
そして2014年2月9日(肉の日)にREALBBQ株式会社を設立した。
世界各国のBBQ文化を届けながらインフラを高め、日本独自のBBQ文化を創造していきたいと思っている。
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