
内面も外見もトータル美人を目指して『あなたの健康を数字でチェック』
目次
きれいになる=痩せている ことではありません。
きれい、という言葉には容姿だけでなく、内面的美しさ、立ち振る舞い、所作、言葉遣いなどたくさんの意味が含まれます。そういう広い意味での綺麗を目指したいですよね。
たくさんある周りの情報に惑わされず、自分の体型は数値で確認しておきましょう。体型はきれいをつくるひとつの要素。
あなたの体型は健康?不健康?
現在の自分は「太っている」と思って、無理なダイエットをして逆に体を壊してしまうという人が少なからずいます。理想の体型を追求しすぎて不健康になってしまっては、本末転倒ですね。
ここでは医学上、どの程度から「太っている」と言えるのかということを紹介していきたいと思います。
「肥満」とは、体脂肪が過度に蓄積された状態のことを言います。見た目には太っていなくても、数字で見ると危うい場合も…。ここでは、肥満を自分でカンタンに調べる方法をご紹介します。
【1】体重と身長でわかる肥満!BMIで判断
BMIとは、Body Mass Indexの略で、世界共通の肥満の目安です。自分の身長と体重から算出することが出来ます。
BMI値=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
自分の体重を自分の身長で二回割ると求められます。統計学的に最も病気になりにくいとされるのがBMI値22。あくまでも目安ですが、BMI値が25以上だと肥満の恐れがあると言われています。
指標 判定
18.5未満 低体重(痩せすぎ)
18.5~25 普通体重
25~30 肥満(1度)
30~35 肥満(2度)
35~40 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)
★BMIの注意事項
身長と体重のみで肥満判定を行うBMIでは、筋肉があるボディビルダーやアスリートが肥満扱いになってしまうということにもなってしまうので、あくまでも目安程度に留めておきましょう。
【2】体脂肪率は何%が目安だろう?
体重計で手軽に測定できる体脂肪率も、肥満かどうかを判断する目安になります。体脂肪率とは体重に占める脂肪の割合のことです。同じ体重でも、体脂肪が低ければ肥満とはみなされません。
性別や年代によって標準値が異なります。気になる標準値ですが、次の通りとされています。
成人男性 15~19%
成人女性 25%程度
体脂肪率の値は体内の水分量などによって変動しやすいので、食後は必ず2時間程度あけてから測定するようにします。また、毎日時間を決めて測定するなど、定期的に自分の体脂肪率をチェックしてみましょう。
【3】ウエストサイズでタイプ診断
腹囲のサイズで肥満タイプを診断することも可能です。これは、家にメジャーがあればすぐに測定することが出来ます。
直立した状態で息を吐いたときのおへそ周りのサイズを測ります。
男性 85cm以上
女性 90cm以上
これに当てはまる場合は内蔵型脂肪の疑いありと判断できます。この診断でいわゆる、メタボの兆候があると判断された場合には、病院でCTスキャンをとりましょう。
へその周辺の断面像を撮影し、内臓脂肪面積を測るものです。男女ともに、内臓脂肪面積100cm2以上であれば内臓脂肪型肥満と診断されます。
これらの数字等はあくまでも目安ですが、家で手軽にできるものが多いので、ぜひ試してみてください。
ただ、体型や体重はあくまでもきれいをつくるためのひとつの要素です。内面的にも外見的にもきれいを目指していきたいですね。
文/Dr.Note
参考記事:健康的で良いカラダを手に入れよう!自分でできる太り具合チェック
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