
植物のチカラで和らげよう『花粉症や鼻づまりのためのアロマオイルの使い方』
花粉症や鼻づまりは症状のつらさだけでなく、精神的にもイライラして集中力も損なわれます。そのようなときにオススメなのが、アロマオイル(精油)を使った花粉症・鼻づまり対策です。
症状に応じた作用のある精油を選び、植物の力を利用して花粉症や鼻づまりのつらさを少しでも和らげましょう。
アロマオイル(精油)がもつ作用はこんなに
花粉症には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどさまざまな症状がありますが、アロマオイル(精油)がもつ作用も多種多様です。次のアロマオイル(精油)からそのときの症状に合ったものを選んでください。
・ティーツリー…花粉症、喉の不調、強い殺菌消毒作用、免疫活性作用
・ユーカリ…花粉症、呼吸器系の炎症、免疫強化作用、集中力アップ
・マートル…花粉症、鼻水、鼻づまり
・ペパーミント…鼻づまり、リフレッシュ
・カモミール・ジャーマン…目のかゆみ、喉の不調、抗アレルギー作用
花粉症・鼻づまり対策のアロマテラピーの方法
アロマテラピーの方法は、アロマバスや芳香浴などいろいろあります。
花粉症の場合、外出先や仕事中など時と場所を問わずにつらい症状に悩まされます。そのようなときでも手軽に行える方法をお伝えします。
(1)マスクやハンカチに垂らして吸入
マスクを使う場合にはティッシュに精油を1滴垂らしたものをマスクに挟んで使います。ティッシュを使うことで精油成分の強弱を微調整できます。
ハンカチの場合には、直接ハンカチに精油を1滴垂らします。これを持ち歩き、ときどきハンカチに染み込ませた精油の香りを嗅ぎます。
花粉症や鼻づまりが気になるときは、精油とハンカチ、マスクをセットで持ち歩くことをオススメします。
いずれの場合にも精油をつけた場所がお肌に直接触れないように注意しましょう。
(2)マグカップや洗面器で蒸気を吸引する
洗面器や大きめのマグカップに熱湯を入れ、精油を1滴落とします。そこに顔を近づけて立ち上る蒸気をゆっくりと鼻から吸入します。
蒸気によって肺などの呼吸器が加湿され、精油の吸収が高まります。また、鼻の奥にたまった粘稠な鼻水が出やすくなり、鼻づまりが解消されます。吸入時間は5分程度で十分です。
洗面器の場合には頭の上からすっぽりとタオルなどの布をかけると、より効果的に成分を取り入れることができます。
仕事の合間に比較的やりやすい方法ですので、可能な方はリフレッシュもかねて行ってみてください。
花粉症の原因を根本的に取り除くことはできなくても、アロマオイル(精油)の力を借りて症状を少しでも和らげながら、つらい季節を乗り越えましょう。
アロマオイルにはリラックス効果もあるので、気持ちまで安らいでココロもゆっくりできますよ。
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