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まめ知識 2016.04.28

海外旅行の前に『 予防接種など渡航前に備えておきたいコト』

もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィーク。海外旅行を計画されている方も多いと思いますが、慣れない土地に行くからこそ、準備は万端にすることが大切ですよね。
渡航先での身の安全・健康管理には十分な注意を払わねばなりません。
楽しい計画は心がウキウキしますが、万が一に備えて、体のことも事前準備しておきましょう。

海外旅行が“あたりまえ”の時代に

2014年度の我が国の海外出国者数は実に1,700万人(JTB総合研究所調べ)と、日本人が世界各国に行くことが以前と比べとても多くなりました。

レジャーとしては心躍る体験であると同時に、見知らぬ土地、慣れない現地文化や食事、理解できない外国語など、渡航先では気づかないうちにストレスが溜まり、急に体調を崩してしまったり元々の持病が悪化したりする可能性も大いにありえます。そういった不測の事態も考慮して、予定を立てられることをおすすめします。
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渡航前に忘れずにやるべきことは?

まず、私たちが事前にできることは海外へ出発する前の現在の自分の健康状態を知り、前もって対策を考えておくことです。

留学で一定期間滞在する方や6ヵ月以上海外で勤務する駐在勤務の方は、学校の入学やビザ申請時に健康診断書が求められていることが多く、そこで状態を把握することができます。
それ以外の短期の海外旅行に行かれる方や、高齢の方は事前に病院で健康診断を受け、現在の体の状態を確認しておくことをおすすめします。その際、担当医師に海外に行く予定があることを伝え、気を付けるべき点などを質問しておくとよいでしょう。

渡航先の医療制度・医療事情を把握しよう!

日本と海外とでは医療制度や体制、事情が大きく異なる場合が多いため、そのことを把握し忘れていると、あとあとの処理がとても大変になってくる場合があります。

まず医療費や保険制度についてですが、日本の制度と大きく異なり医療費は原則的に自己負担の国が多いのが現状です。

たとえば、アメリカでは日本の国民皆保険制度に該当する制度がありません。つまり保険未加入の場合や保険がおりなかった場合は全額自己負担となってしまいます。さらにアメリカの医療費は予想外に高額になることが多く、数十万円や場合によっては数百万円という額が請求されることがあります。

また海外では日本国内と異なり、救急車の出動は有料であることが多いようです。
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後から医療費の問題で頭を悩ませないよう、各自で現地の医療保険への加入や、出国前に日本の旅行保険に加入しておくことを強くおすすめします。その保険にも滞在国や期間、カバーされる範囲や額、保険適用の条件など、それぞれ違いがありますので、きちんと細かい部分まで契約内容を確認しておきましょう。

持参するお薬の確認はOK?

海外で急に具合が悪くなった場合でも、薬を持参していればある程度は対処できるため、短期滞在の場合でも使い慣れた薬を準備しておくことをおすすめします。また、一般薬(OTC医薬品)であれば出国当日に空港で薬剤師と相談のもと購入することもできます。

海外に行くにあたり、何の薬を持っていけばいいのか見当がつかない方は、一般財団法人海外医療基金のホームページ内でいくつか一般薬が紹介されていますので、ご参考にしてください。

医師からの処方箋が必要となる処方薬については、かかりつけ医に海外渡航の旨を申し出て薬の長期処方をお願いしてみましょう。ただし向精神薬や睡眠薬などは一回で最大30日分など、処方の限度が決められていますので、この点も医師との相談が必要です。

■国外へ持ち出せる薬の量は?

海外に持ち込むことができる薬の量ですが、個人使用の範囲であれば問題なしと見なされることが多いようです。それ以上の量と判断された場合、検査を受けなければならないため、持ち込みの量は慎重に判断しましょう。
また、国によっては通常使用の薬でも申告が必要となります。オーストラリアなどは市販薬・処方薬ともに入国時に申告が必要ですので、事前に渡航先の医薬品持ち込み規則を確認しておきたいですね。

緊急電話番号と日本大使館もチェック

意外と確認し忘れているのが現地の緊急通報電話番号。ガイドブックなどには必ず番号が明記されていますが、観光名所など他の部分に目が行ってスルーしてしまいがちです。いざという時に「救急番号は何番だったっけ…?」と慌てないよう、確認して覚えておきましょう。

もちろん、現地の日本大使館や領事館も忘れてはいけません。在外公館は困った時に相談にのってくれる体制が整っているため、在外公館の電話番号や住所、滞在先からの交通アクセスは確認しておきたいところです。

※公館にもサポートができるものとできないものがあるため、その点は注意しましょう。在外公館の情報は外務省ホームページから確認できます。

健康状態のチェック、医療制度の確認、薬の用意、あとは現地医療機関や各種相談窓口の電話番号・住所、交通アクセスまでを確認できれば準備万端です。
楽しい海外旅行にするためにも、「備えあれば憂いなし」の気持ちで準備万端にして出発しましょうね。
みなさんの旅行が思い出に残る幸せの旅になりますように。

記事提供/治療note
参考記事:海外で急病に! 予防接種など渡航前に備えておくべきことは?images

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