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まめ知識 2016.05.10

初夏の代表おまめ『そら豆をおいしく食べよう』

数あるお豆の中で、大粒で初夏を代表する野菜である「そらまめ」。店先でも早速ちらほらと見かけるようになりましたね。昔、千葉のおばあちゃんの畑で採れたダンボールいっぱいのそらまめを、母親と一緒にせっせとむいたことを思い出します。
新聞紙を敷いて、大きなサヤをあけると、ふわふわとした布団のような上にそらまめが3つ、4つ。案外少ししか入ってないんだな…なんて感じた記憶がよみがえります。
みなさんはそらまめにどんなエピソードがありますか?
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空豆、蚕豆、天豆…どれがそらまめ?

さやが空に向かって伸びていることから、「空豆(そらまめ)」と呼ばれています。ほかにも色々な呼び名があり、蚕が作る繭(まゆ)に似ていることから「蚕豆(そらまめ)」と書いたりします。ほかにも「天豆(てんまめ)」と書かれる事もあります。
ちなみにヨーロッパでも身近な食材として使われており、フランスでは「フェーブ(Feve)」イタリアでは「ファーヴェ(Fave)」と呼ばれています。
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おいしいのは3日だけ?

生のそらまめの鮮度は収穫したときから落ちるため、おいしいのは3日といわれています。
そのため、買ったその日にすぐ食べるのが一番のおすすめです。
サヤからはずして黒い筋に切り込みを入れ、塩を加えたたっぷりのお湯で2分ゆでるだけでシンプルな「ゆでそらまめ」のできあがり。お酒のおつまみやお子さんのおやつにぴったりです。香ばしい味と甘みが口いっぱいに広がります。

また、サヤごと魚焼きグリルなどで直火で焼き、皮が焦げるくらいまで10分程焼くと、うま味を閉じ込めて更においしくいただけます。
長期保存したい場合は、1分ほど塩ゆでして粗熱が取れたら、ビニール袋に入れて冷凍庫で保存できます。

そらまめの栄養

●植物性たんぱく質

豆類については大豆に代表されるように、植物性たんぱく質を豊富に含んでおり、そらまめもそのひとつです。

●カリウム

ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。

●ミネラル

マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルを豊富に含みます。マグネシウムは血圧を調整する働きや、骨の成分でもあり、イライラの解消にも効果があるそうです。

●ビタミンB群

消化液の分泌を促すビタミンB1や、粘膜をつくるビタミンB2、そして、血行をよくしたり、エネルギーの代謝を促すナイアシンなどのビタミンB群が豊富です。

●ビタミンC

ビタミンCも含んでいます。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
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未熟でも完熟でも食べられる

サヤの状態で売られている生のそら豆は、まだ未熟なもので「野菜」として扱われています。
完熟したものは生の状態に比べると栄養価が倍以上高く「豆」として扱われます。
完熟したそらまめは、乾燥させて煮豆や甘納豆として食べられています。

その時期その時期に出回る旬の食材には、栄養も美味しさも抜群。
一年を通して四季が豊かな日本だからこそ味わえる季節の楽しみでもあるのです。
みなさんは旬のそらまめどうやって食べますか?
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記事/管理栄養士 片山けいこ
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食のマーケティング会社で開発・管理運営など多岐にわたり経験。
保育園栄養士、行政の母子保健での講師を経て、現在はフリーランスとして、サイトへのレシピ・コラムの執筆、ケータリングやプチギフトの制作、料理教室、ワークショップなどフードコーディネーターとして活動中。
肩ひじ張らない あたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。
現在2歳と0歳の母。

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