
料理上手になれるお墨付き『土鍋を食卓にとりいれてみよう』
目次
土鍋は温まるまでは時間がかかりますが、一度温まったら冷めにくいと性質を持っています。
ゆっくり時間をかけて熱を鍋全体に行き渡らせてから、じわじわと加熱するため、肉や魚、野菜などの材料の持ち味を引き出し、柔らかくまろやかな味に仕上げてくれる土鍋調理。
使い込むことで魅力が増す土鍋を、日々の生活の中で大切に使い込んで自分の土鍋を育ててみませんか?
食材の良さを活かす
土楽窯のある伊賀は保温力のある良質な土鍋の生産地としてその名を知られていますが、他の地方の土と違う多孔性の素地は、火から直接熱を伝えるのではなく、ゆっくり時間をかけて熱を鍋全体に行き渡らせてから、じわじわと加熱するため、肉や魚、野菜などの材料の持ち味を引き出し、柔らかくまろやかな味に仕上げます。
食材のよさを生かし、卓上でも調理しながら出来たてを味わう楽しさは格別です。
いろいろな料理に
土楽窯の土鍋はお鍋料理だけのものではありません。もちろん蒸し料理や煮物だってとびきりおいしくできあがります。
そして土楽窯の土鍋ならてつぐすりを使うことでそのまま油をひいてステーキだって焼くことができてしまいます。まさに万能な土鍋です。
また土鍋は温まるまでは時間がかかりますが、一度温まったら冷めにくいと性質を持っているので温かい出来たのお料理をゆっくり楽しむことができます。
ご飯をよそうのがたのしくなる
土楽窯の土鍋で炊いたごはんはふっくらつややか。
炊きあがりの加減や仕上がりを簡単に調節出来る土鍋で炊くごはんは絶品です。
つやつやぴかぴかに炊きあがったご飯はよそうのも楽しくなります。
てびきろくろでつくられた土楽窯の土鍋の温もりで食卓に彩りを。
土鍋を育てる
お料理を土鍋のまま食卓に出せるデザインであることも魅力の一つ。
使い込むことで魅力が増す土鍋を、日々の生活の中で大切に使い込むことで、長い間使用できる土鍋に育てることができます。
土楽窯について
土楽窯は三重県伊賀の里に七代続く伊賀焼の窯元です。 現在では伊賀の窯も機械化が進み、機械で量産する土鍋も増えていますが、「土楽」では、そのひとつひとつを職人さんがろくろを回し、時間をかけて、手びねりでつくっています。
機械で作るかたちが均一な土鍋と違い、ひとつひとつゆがみや焼き色が違って、似ているけれど、他とは違う「一点もの」の土鍋ができあがります。
温もりのある素朴で自然な風合いを持ち、月日を重ねるごとに、それぞれに微妙に異なる表情を見せていくのが特徴の土鍋。
つくったお料理を土鍋のまま食卓に出せば、ほら料理上手に見えるでしょ。
記事/REALJAPANPROJECT
REALJAPANPROJECT
REALJAPANPROJECTは日本のものづくり・地域産業のブランドづくりをサポートするプロジェクト。
“日本のものづくりをもっと身近に”という想いから、2009年にプロジェクトを発足し、日本各地のものづくりの現場に足を運びながら、ものづくりの本質を未来へとつないでいきます。
その他のおすすめ記事
自由に姿を変える器『「すずがみ」が生まれた工房へ』
斬新なアイディアで表現する『西隆行が魅せる 新しい有田焼のカタチ』
ふっくら理想のホットケーキの出来上がり『南部鉄器で焼く最高の朝食』
このカテゴリの記事

つるん、ほろり。凝固剤で変わるゼリーの口当たり『寒天、ゼラチン、アガー...

子どものやりたい!を引き出す『夏休みのお手伝い』

カラフルな色には理由がある『夏野菜の色が秘めるチカラ』

自然食品のお菓子を夏休みのおやつに「メイシーちゃんのおきにいり」
関連記事

大人も子どもも大満足のおつまみおかずのすすめ ボリュームたっぷりヘルシーラザニア

100人100色ーペットロスや脱サラを乗り越え、大好きなイヌネコの保護事業を立ち上げた女性ー矢沢苑子さんのお話し

【七十二侯】第十九侯「蛙始鳴」

着物はじめてさんの知りたいコト『自分らしい浴衣の楽しみ方』その2

【七十二侯のコト】蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

コメント