
相手を労わる思いやる『優しい気持ちになれる魔法のコトバ選び』
目次
誰かに、何かをお願いする時、みなさんはどんな風に伝えていますか?言い方ひとつで悪いほうにも良いほうにも伝わってしまいますよね。それほど言葉ってストレートな伝達ツールなのです。
表現を柔らかくしてくれるクッション言葉を一言添えてみたら、ほら、みんな笑顔になれるかもしれませんよ。
クッション言葉とは―『優しい気持ちになれる魔法のコトバ選び』
クッション言葉とは、相手に何かをお願いをしたり、お断りをしたり、異論を唱える場合などに、言葉の前に添えて使用する言葉のことです。
直接的な表現を避けられ、丁寧で優しい印象を相手に与える効果があります。否定的な言葉など言いにくい内容でも、相手に失礼にならずに伝える事が出来ますね。
例えば、「それ取ってよ」と言うより「ごめんね、悪いけどそれ取って。」と、言葉の前にクッション言葉を添えるだけで、相手に対してのへりくだる気持ちを伝えることができ、言われた側も気持ち良く依頼を聞き入れてられます。
また、お断りする場合などには、「せっかくですが」「身に余るお言葉ですが」のように感謝の気持ちを伝えると、柔らかい印象を与える事ができます。
このように少し言葉を付け加えたり表現を変えるなど、相手に対する思いやりの言葉があるだけで、もっとコミュニケーションはスムーズになるはずよ。
名前にも一言添えてみると―『優しい気持ちになれる魔法のコトバ選び』
例えば、お子様がいて、何かお手伝いを頼む時に、「優しい⚪︎⚪︎ちゃん」「お利口な⚪︎⚪︎くん」など、ほめるような言葉を子供の名前の前に付けて呼んでみましょう。
先に優しいと言われてしまうと、優しい人でありたいという思いから、動いてくれたりします。その場合、お手伝いしてくれた時は、必ず「ありがとう」の感謝の気持ちと、「やってくれたおかげでとても助かったよ、嬉しかったよ」と、本人をほめる言葉が大切です。
さらに「優しい⚪︎⚪︎ちゃんがお手伝いしてくれたんだ。だから助かったの」と第三者に話す事で、より本人のモチベーションは上がります。
子どもたちはとても素直な生き物です。だからプラスのコトバをかけてあげると、そのように育っていきます。ほめて育てると、のびのび育つと言われるのはそのためなんですね。
「ありがとう」よりも「助かったよ、ありがとう」―『優しい気持ちになれる魔法のコトバ選び』
当たり前に顔を合わしている家族にも、友人にも、いつものコトバの中に一言プラスしてみてください。
「おはよう」のときは「おはよう、今日もいい笑顔だね〜」
「バイバイ」のときは「気をつけてね、バイバイ」
「大丈夫?」のときは「大丈夫?心配してるんだよ」
相手を観察して、ちょっと一言添えてあげる。それだけで関係性がうまくいく事ってあるんです。そんなプラスの空気が流れたら、もう大丈夫。幸せが幸せを呼んで、良い関係を構築する事できますよ。
いつものコトバにプラス、魔法のコトバ。
言う方も言われる方も、ほら優しい気持ちになってきたでしょ。
記事/ほめ育財団
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