
ニキビのメカニズムを知って『つるつるお肌のつくり方』
目次
やっぱり目指したいのは、お化粧をしなくてもいいつるぴかお肌。すっぴんのお肌がきれいだと、鏡を見るだけでにこにこ笑顔が増えてしまいますよね。
お肌を悩ませるニキビが発生して悪化する過程には、様々な要因が関係しています。原因と、それぞれ原因が作用するメカニズムを知ることで、ニキビのないつるつるお肌への第一歩を目指しましょう。
ニキビの発生と悪化の原因って!?
ニキビは角栓で毛穴が詰まり、その中に皮脂が溜まる事で発生します。ですが、その発生と悪化には、様々な要因が関係しています。そのメカニズムとそれぞれの原因に応じたケアの仕方を知ることが大切です。
過剰なストレス
過剰なストレスを受けると、自律神経が乱れ、交感神経の活性化によって男性ホルモンやノルアドレナリンの分泌が促されます。
これらのホルモンはニキビができやすい肌質の原因になるので、「ストレスが美容の敵」というのは、科学的にも根拠のある言葉なのです。
ストレスのケア・緩和方法
ストレスの緩和には、リラックスすることが大切です。38〜40℃くらいのぬるめのお湯で、20分程度の入浴や半身浴がオススメです。
また、気温の変化もストレスの要因になるので、季節の変わり目には温度調整ができる衣服を準備することも対策になります。
ホルモンバランスの乱れ
ニキビなど肌トラブルの最大の要因は、何と言ってもホルモンバランスの乱れです。
男性ホルモンは、皮膚のバリア機能を低下させ、皮脂を増やし、角質を増やして肌を固くしてしまいます。
そのため毛穴が詰まり、そこに皮脂がたまることで、ニキビができてしまいます。
ホルモンバランスの整え方
ホルモンバランスを整えることがニキビケアの第一歩になります。
ホルモンバランスが崩れる原因は、ストレスや不規則な生活。規則正しい生活習慣や食生活を心がけましょう。
ストレス対策には、先ほど紹介したように、自分に合ったリラックス方法やストレス発散を取り入れましょう。
肌の保護機能もある皮脂
皮脂はニキビの主因として悪者扱いされがちですが、肌をバリアする役割を持っています。
皮脂がニキビの発生・悪化の原因となるのは、角栓で毛穴が詰まることで出口を塞がれ、そこに溜まってしまうためです。
皮脂の過剰分泌を抑える方法
皮脂の多い場合は、ゴシゴシと強引に皮脂を落とすような洗顔は避けましょう。そして、十分な保湿が重要です。
強く洗うことで肌が傷つくと、肌を保護するために皮脂は多くなってしまいます。保湿によって肌のバリア機能を高めることができます。
肌の乾燥
肌が乾燥するとバリア機能が低下し、角栓もできやすくなります。そうなると、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
そして、乾燥した肌の表面を保護しようと、皮脂の分泌も多くなるため、ニキビができやすくなってしまいます。
肌の乾燥を防ぐ保湿策
乾燥による皮膚のバリア機能の低下を防ぐには、徹底的な保湿ケアが大切になります。
また、紫外線によるダメージを防ぐために、日焼け止めクリームも使いましょう。
睡眠不足
いまや、「睡眠不足はお肌の敵」は常識となっています。睡眠中に、肌は受けたダメージを回復するので、睡眠不足は回復力の低下になります。
また、睡眠不足自体がストレスの要因にもなってしまいます。
眠りの質を高める方法
成長ホルモンによって新陳代謝が活発になる「ゴールデンタイム」は22〜26時です。
しかし、最近では入眠後の3〜4時間だとも言われています。早寝を心がけつづ、入眠直後に熟睡できるよう、寝る3時間前に入浴するのがオススメです。
文/Dr.Note
参考記事:ニキビができる原因って知ってる?ニキビのメカニズムを知ろう。
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