
職人から学ぶ ”技”と”心意気”『日本が誇るものづくりを体感してみよう』
使う人を想い、自然を想い、素材を想い、そして作る「もの」を想う。
一つ一つに理由と願いが込められているからこそ、日本のものづくりは数百年の時を超えて現代に伝え継がれてきました。今も継承されている道具や技法には、先人たちの「想い」や「心意気」が沢山込められており、それらは現代にも通じています。
これから、を生きていくわたしたちは、そんな日本のものづくりをどれほど知っているのでしょうか。
彼らが大切に育て紡いできた、技や心意気を体感し、後世に伝え続ける必要が今求められているのではないでしょうか。
これぞ職人の心意気
職人が普段、何を想い、どんな目線で、どのようにものづくりをしているのか。
ものづくりというのは、実に地道で、ときに単調であり、とても根気を必要とします。とある行程では、朝から晩までひたすら同じ作業の繰り返し…。
それでも、一つ一つの作業を丁寧に行わないと、いい製品は出来上がりません。
かつ何より大切なのは、「使い手」のことを第一に考えたものづくりであること。彼ら職人たちは素材選びから完成に至るまで、何が使いやすいのか、どうしたら生活にフィットするのかなど、使い手に想いを寄せて製品を日々生み出しています。
コツコツと同じことを繰り返しながらものづくりをする姿からは、「継続することの大切さ」を学び、使い手のために考える姿からは、「相手を想うことの大切さ」に気付かされます。
ものづくりの背景はさまざま
ものづくりを語る上で欠かせないものが、産地の風土や歴史などの、ものづくりの「背景」です。
ものづくりは、その土地の気候や資源、歴史的な事柄など、様々な条件の中で、人々がどうしたらより良い生活を送れるのか、その想いから生まれ育まれてきました。
例えば、東北のものづくりは、広大な自然ゆえ、豊富な資源を素材としたものが多く見られます。
一方、東京のものづくりは、江戸時代に発展した町人文化の中で大きく育ったものが、土台となっています。
それぞれの土地によっても、発展の仕方は様々です。
ものづくりが根付いた背景まで知ると、より一層、そのモノへの愛着が増してしまいそうではありませんか?
いま、求められる暮らし方
いま私たちが暮らす現代社会は、飽和状態です。
資源を大量に使い、モノが量産され、あらゆるものがあふれてそして捨てられています。欲しいものがすぐに手に入る今だからこそ、暮らしの本質を見極めないといけないのかもしれません。
簡単に手に入るものは、簡単に捨ててしまいがちです。
代わりに、苦労して手に入れたものは、なかなか捨てることはありません。
それは価格だけでなく、そのモノに対するエピソード、想い、機能面など商品価値はさまざまです。もし、そのモノが高品質で機能的で、自分が職人から直接学び、作ったものならばきっと捨てることはないでしょう。
丁寧に手入れされ、ずっと使い続けていくことでしょう。
そんな「想い」がこもった工芸体験を通じて、職人の熱き心意気から、きっと日常の「何か」の気づきが得られるかもしれません。
この夏、子どもたちと伝統工芸めぐりをしてみるのも、充実した思い出作りになるのかもしれませんね。
その心意気は、ずっと伝え続けられていくはずですから。
職人の「技」や「心意気」ニッポンを体感するものづくり体験はこちら
記事/REALJAPANPROJECT
「REALJAPAN trip」は職人の世界を体感できる、オンラインストアです。
このサイトで触れることが出来るのは「ものを作る体験」だけではなく、ものづくりに必要な職人の「技」や「心意気」、そのものを生み出す、ものづくりの「背景」です。
REALJAPAN trip
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