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ケノコト独自の視点から、様々な人や場所、物を取材して、WEBをはじめとする色々な場所で公開します。

取材 2016.07.03

暮らしの話〜発酵食で日々の暮らしを幸せに〜笠原奈津美さん

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人によって価値観や人生観などは様々。
色んな人の話を知ることで、新しい価値観に触れたり、共感できる何かを見つけたり。人生がより豊かになるお手伝いができたら嬉しいです。

今回は笠原奈津美さんの話。

香川県高松市のご自宅で、発酵食料理教室「ふんわり糀家」を主宰している笠原さん。
一人ひとりと丁寧に向き合い、料理を楽しんでもらいたいから…と定員は2人までのとてもプライベートなレッスンを行っています。
その表情に優しい人柄がにじみ出ている笠原さんからは、周りにいる人たちを自然と笑顔にさせてくれる、そんな力を持ち備えているように思います。料理教室を始めた理由も相手を思いやる優しさからでした。
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幸せへの近道は食べることから始まる

あなたはどんなふうになりたいですか?
綺麗になりたい、痩せたい、自分に自信を持ちたい、健康でいたい、いつもハツラツとしていたい、体の不調をなくしたい、素敵な人と結婚したい、幸せな家庭を築きたい、妊娠してお母さんになりたい、ずっと幸せでいたい。

では、その未来に近づくために必要なことはなんでしょう?

私たちの体は60兆個の細胞から成り立っています。
なりたい自分を想像する脳も、幸せを感じる心も、大好きな人と触れ合う手も、どこへでも自由に歩いていける足も、巡る季節を感じる肌も、1つ1つの細胞の集まりです。
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では、その細胞は何から作られているのでしょうか?
それは、私たちが日々口にする食べ物です。

あなたがよく食べるものはなんですか?
パンやお菓子や揚げ物ばかり食べていませんか?
食べることが大好きでお腹がパンパンになるまで食べていませんか?
忙しいことを理由に、朝ごはんはコーヒーとパンだけになっていませんか?
体に悪いと思っていながらもコンビニやファストフードによく行きませんか?
痩せたいからといってサラダやフルーツばかり食べていませんか?

その食事で今のあなたが作られています。
体の不調・肌荒れ・生理痛・イライラ・自分に自信がない・他人のことが羨ましい・幸せを感じれない等の悩みの原因は食事にあります。

なら、その食事を正しく整えてあげることがあなたの幸せに近づく最短ルートなのです。

自身の病気が教えてくれたこと

私は4年前、仕事中に突然倒れ救急車で病院に運ばれました。そして、慢性骨髄性白血病と診断されました。

幼い頃から健康や美容に関心が強く、食べる物への興味がとても強いほうでした。祖母の作る煮物・きんぴら・ぬか漬け・おひたし・お味噌汁・ごはんが大好き。母も仕事で忙しい中、毎朝欠かさずバランスの取れた食事を作ってくれていました。母が仕事で毎晩遅いので、妹とふたり分の夕食を作って食べることも多く、その頃から料理が好きでした。

それが、病気になったことをきっかけにもっともっと食事に対して気を使うようになりました。
今思えば、これまでの食事が病気になった私を救ってくれました。今までと変わらない日常生活を送れること、順調に治癒に向かっていることは、祖母や母のつくる発酵調味料を使った和食中心の食事のおかげだと気づいたのです。
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食から得られた幸せを届けたい

そして、なるべくナチュラルなものを食べたいという思いから塩麹・醤油麹・甘酒など手作りした発酵調味料と旬の野菜を使った料理を自分で始めることにしました。そうしたら今度は体の調子がよくなるだけでなく、心の状態も安定し、幸せだと感じることが増えたのです。

身体と心の調子がよくなったら、いろいろなことにチャレンジしたくなりました。やらないで後悔することだけは絶対に嫌だと思い、大好きな料理を仕事にするため勉強も始め、資格を取得し、週末に料理教室をするようになりました。そうやって少しずつ進んでいったら、いつの間にか日々の暮らしが幸せなことでいっぱいになりました。
自分でも本当に不思議です。

好きを続けていくことで

結婚をきっかけに地元である埼玉県から香川県へ移住し、現在は、自宅にて発酵食料理教室を主宰しながら、カルチャーセンター等でも講座を開講しています。

普通のOLをしていたので、ゼロからのスタートでしたが、テレビ取材・新聞掲載・レシピやコラム掲載などもさせていただけるようになりました。

こんな私の経験から、手作りの発酵調味料を使った料理を中心に、食事を正しく整えることが身体の不調を改善するだけでなく、心の安定をもたらし、日々の暮らしを幸せにすることにつながるということを多くの方にお伝えしたいと思うようになりました。
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毎日の暮らしを発酵食で彩りたい

発酵食料理に興味を持って、学びたいと思ってくれる方の動機はそれぞれですが、多くの方が自分自身や家族の健康を願い、幸せな食卓をつくりたいと思っていることを感じます。

けれど、日々の忙しさに追われ、なかなか思うようにいかない。
いつもワンパターンでマンネリしてしまう。
健康によい食事をつくりたいけれど、何から始めてよいかわからない。
料理が苦手、野菜の切り方などもイマイチよくわからない。
そんな悩みをみなさんが抱えています。

発酵食料理の知識を基礎から学び、基本の発酵調味料を手作りできるようになり、体に優しい普段使いの発酵食レシピをマスターして、日々の食卓がもっと美味しく楽しく豊かになる。
発酵食料理に特化した、世界中でたった1つ、ココだけの教室を作ろう。
そんな思いから、発酵食料理教室「ふんわり糀家」がはじまり、いまみなさんに支えられながら一歩一歩歩み続けています。
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熱い思いというものは、ときに人を巻き込み、幸せに繋がることがあります。
誰かの思いに共感し、その思いを共有することで幸せが広がったのなら、それこそ豊かな人生といえるのかもしれません。

文/ケノコト編集部
写真提供/笠原奈津美

プロフィール/笠原奈津美
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埼玉県出身。立教大学卒。白血病を患ったことをきっかけに「食」の大切さに気づく。大学職員として働く傍ら、〔社〕日本インナービューティーダイエット協会にて、体の内側から美しくなるための料理を学び、東京にて料理教室を主宰する。
2015年に香川県へ移住。高松市内にて発酵食料理教室「ふんわり糀家(こうじや)」を主宰。1レッスン2名だけのプライベートな発酵食レッスンは募集開始当日に満席に。西日本放送の番組「シアワセ気分」にて特集され、話題を集める。

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