
住宅ローン『固定金利 vs 変動金利どっちがお得!? 』Part3〜固定金利期間選択型編〜
衣・食・住の中でも特に大きな買い物となる家の購入に必須なのが、住宅ローンの知識ですよね。
住宅ローンを組む際に選ばないといけないのが金利の種類ですが、複雑すぎてどちらを選んだら良いのかわからないという声も。
この連載では、4回に渡って、各金利の特徴やメリット・デメリットの説明を交えて、変動金利と固定金利どちらがライフプランに合っているか、どちらのタイプが結局お得なのかを解説しています。
(Part1)住宅ローン『固定金利 vs 変動金利どっちがお得!? 』Part1〜変動金利編〜
(Part2)住宅ローン『固定金利 vs 変動金利どっちがお得!? 』Part2〜固定金利編〜
今日は「固定金利期間選択型」の特徴について解説していきます。
不動産を購入する際に、不動産営業マンから住宅ローンについて話を聞くと、月々の返済額が抑えられる変動金利の例を最初に説明されます。そこで、固定金利にしたいが、返済額を抑えたいと営業マンに伝えると、金利が上がりそうになったら、固定金利型に変更してはどうでしょうか等や、固定金利期間選択型にしておきましょうと言われるケースが多いと思います。では特徴を見ていきましょう。
固定金利期間選択型は変動金利型と変わらない!!
固定金利期間選択型は、一定期間だけ金利が固定されるローンです。
契約時に2年、5年、10年等の固定金利期間を選び、固定金利期間が終わった時に次の金利タイプが選べます。引き続き固定金利を選ぶこともできますし、変動金利に変更する事もできます。固定金利期間は金利の優遇があることが多いため、固定金利型の金利よりも利率が低いことがメリットです。
デメリットは、固定金利期間終了後は、その時点での金利が適用となり、変動金利型のように返済額の1.25倍ルールはないので、固定金利期間中に金利が大きく上昇した場合、月々の返済額が大幅にアップするケースもあり、返済額の見通しが立たない点があります。また、固定期間終了時に、金融機関に申請を行わなければ、変動金利に自動で更新されるケースが多いですし、金利の優遇もなくなります。
メリットとデメリットについて
住宅ローンは多くの場合、35年借り入れるのが一般的です。長期間付き合っていくので、5年、10年の返済額に惑わされず、固定金利期間終了後のことも考えて住宅ローンは選びたいですね!!
固定金利期間選択型に向いている方は??
・住宅ローンの返済が15年程度を目安に返済を考えている方
・固定金利期間終了後、返済額の変化に対応できる方
・固定金利期間の間に繰り上げ返済の資金が貯められる方
・固定金利期間終了時に教育費などの負担が減って資金に余裕ができる方
いかがでしたか?固定金利期間選択型は、基本的には変動金利と同じですので、上記の様に固定期間を有効に活用できる方や、返済期間が短い方、資金に余裕がある方のみ検討してみてはいかがでしょうか?
次回は、変動金利と固定金利それぞれを同じ条件で借りた場合の具体例を交えつつ、結局どちらを選べば良いかというまとめを書きたいと思います。
文/スマイルローン
参考記事:【住宅ローン 固定金利VS変動金利どっち!?】 Part3
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