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新しいコト 2016.07.17

暑ければきゅうりで涼をとる『質素な食卓から感じるやさしい暮らし方』

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質素な食事、質素な食卓、そして質素な暮らし。
みなさんはそう聞いてどんな風景を思い浮かべますか?質素な食事というのは、穀物や野菜、海藻などを中心とした、日本の伝統食ではないでしょうか。自然と調和をとりながら育む健康的な暮らし方。
いろんなものが溢れている世の中だからこそ、あえて質素に暮らしてみるのもいいかもしれません。
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身土不二と一物全体

健康的で質素な食生活を実践するひとつとして、マクロビオティックという考え方があります。

暮らしているその土地の旬のものを食べること(身土不二)には、四季のある日本で、季節ごとの旬の食材をとることで、本来のカラダのバランスがとれるという意味があります。例えば、暑い地域でとれる果物には体内の熱を下げる働きがあります。一方で、寒い地域でとれる野菜には体内を温める働きがあるのです。

自然の恵を残さず丸ごといただくこと(一物全体)とは、食材そのものを全てを摂ることでカラダのバランスがとれるということです。食材そのものは、皮などもすべて丸ごと食べることで栄養のバランスを余すところなく摂取できます。穀物なら精白していない玄米、野菜なら皮や葉に栄養が詰まっているのです。

目印は茶色い食べもの

わたしたちが一番食べる量が多いものといえば、お米です。毎日食べ、そして食べる量も多いからこそ優しい食生活を送る上で意識したい食材でもあります。

当たり前のように食べている白いお米は、もともとは茶色いもの。籾(もみ)から取り出した状態の玄米は糠(ぬか)がついたままなのでで茶色い色をしています。そこへ玄米を白米にする作業、いわゆる精米をして白くなります。

この精米によって、玄米の7~10パーセントが削り落とされ、白米は元の玄米の90~93%の大きさになります。同時にビタミンやミネラルなどの多くの栄養素がそぎ落とされているのです。白米が悪いわけではありませんが、ほんのすこし、玄米に置き換えてみるのもいいかもしれません。

お米に限らず、小麦粉もそう、白砂糖も本来は茶色いもの。自然の恵みを丸ごといただくで、わたしたちが必要としている栄養を得られるのです。

暑ければきゅうり、寒ければごぼう

食材は「陰」と「陽」にわけられる、ということを聞いたことはあるでしょうか。実は理にかなった効果があるのです。

陰性の食材とは上に向かってのび、からだを冷やす作用があります。キュウリを例に挙げると、キュウリは夏場のほてったカラダから熱をとってくれる作用があります。「暑かったらきゅうりでもかじってなさい!」と言われてきたのには訳があるんですね。
一方で、陽性の食材とは地中に向かってのび、からだを温める作用があると考えられています。土の中で大きく伸びる冬のゴボウは、冷えたからだを温め、カラダのバランスをとる手助けをしてくれるとされています。

暑いな!と感じたら、太陽の恵みをさんさんと受けて育った夏野菜をかぶりついてみるのも、自然な「涼」のとり方なのかもしれません。
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わたしたちが住んでいる土地でとれた野菜を食べることで、その野菜が新鮮でおいしいだけでなく、物流時に排出されるCO2の削減、地域の活性化、生産者とのつながりなど、暮らしを良くする要素がたくさんあります。
日本の伝統的な食卓から感じられるのは、自然に感謝した自然に優しい暮らし方。
質素な暮らしこそが、本当の贅沢な暮らし方なのかもしれませんね。

 

記事/金のいぶき
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株式会社金のいぶきは、国民の豊かで健康的な生活に寄与するために、胚芽が大きく機能性の高い玄米「金のいぶき」の普及を目的として設立されました。
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