
暮らしの話~チョークアートで空間に彩りを加えるお手伝い 島りかさん~
人によって価値観や人生観などは様々。
色んな人の話を知ることで工夫や新しい価値が生まれてくれたら嬉しいです。
今回は島りかさんの話。
徳島県生まれの渋谷区在住。チョークアートでお店の看板やメニューボード、ウェルカムボード、結婚式のウエディングボードを手掛けています。チョークアートとはオイルパステルを用いて指先で描く、とても華やかで可愛さを兼ね備えたポップなアート。西新宿のアトリエで教室運営も行っています。
自分が生まれ育った場所と全く違った環境で子どもを育てるのに戸惑うこともありますが、都会の良いところ、田舎の良いところ、両方伝えていければいいなと思っています。
そんな島さんの暮らしの話しとは。
【日々の暮らしで大切にしていること】
固定観念を持たず、何事も柔軟に対応することです。「こうであるべき!」と思っていると、現実が想いと違った時に「なんで?」と思う。
それが、いらつきであったり残念な気持ちであったり、マイナスの感情につながると思います。“固定概念を持たない=こだわらない”ことにより、心が平和に暮らせると思っています。
「あぁ、そんなもんだ!」でよいと思うんです。もちろん、こだわる事は大事なことですが、普段の生活においては流すこともとても大切なことだと考えています。例えば、最近「イクメン」という言葉をよく耳にします。夫が家事をして当たり前。その固定概念があるから、何かしてくれなかった時に喧嘩が始まるんですね。掃除をどっちがするとか、朝はやると言ったとか、そんなのどうでもよくて、気付いた方がやればいいんです(笑)
【やりたいこと・家庭を両立するコツ】
子どものことが第一優先です。子どもにとってママは私しかいないから、幼少時の大切な時期をなるべく大事に過ごしたいと思っています。
そして第二に仕事です。子どもが起きる前と寝た後に頑張っています!
寝かしつけながら一緒に寝てしまうこともありますが、夜な夜な起き上がり仕事しています。やりたいことは、出来たらラッキーくらいで(笑)全てを完璧になんて出来ませんから、優先順位をつけてやっています。
【働くママの悩み】
仕事が滞ってしまい、いつもギリギリになってしまうことですね。主人や義母に毎度助けて頂き、なんとかこなせています。事情をよく説明し、仕事への理解を得ることが一番だと思います。
【私の息抜き法&ストレス発散法】
良い作品が仕上がった時は、達成感に満ち溢れてストレス発散になります。あとはゆっくり街カフェ。1歳児が居るとなかなかゆっくり外食なんて出来ず、カフェで休憩なんてもっての他ですから。娘を預けて贅沢に時間を使うことが最高の息抜きになっています。
【私が幸せ!!と思う瞬間】
主人と娘と、どうでもいいことで笑っている時です(笑)娘が1つ1つ出来ることが増え成長していく姿は、なんとも言えない幸せを感じます。
【苦労したことは】
好きなことを仕事にさせて頂いてるので、苦労も苦労でないです。「やりたいこと」が見つかるまでが一番辛かったかもしれません。
「好き」だから続けられる。「好き」だから乗り越えられる。「好き」って大事なことです!
【生活する上で気になっていることは】
「健康」です。やはり、家族みんなが健康じゃないと楽しくないですからね。そのために、料理でも習いに行きたいくらいです(笑)
<プロフィール>
島 りか
Ravo*Labo. 代表
「選べるお洒落なデザイン」をモチーフにしているチョークアーティスト。全てがハンドメイドで実用性があるというチョークアートに魅了され2006年よりチョークアートを学ぶ。確かな技術を伝授しチョークアート広めるために全国を駆け巡る。現在ではデザイン性にこだわったレッスンや仕事帰りの時間に、家事の合間に、休日にと、それぞれのライフスタイルに合わせた教室を実施。
多方面で活躍しており、レコールバンタン専門学校講師、小学校や学童でのワークショップの他、日本橋三越、世界堂新宿本店、松屋銀座店等でもワークショップを開催している。メディアにも多数出演歴があり、日本テレビ「シューイチ」での特集、「たまごクラブ」、「JJ」への掲載されている。
現在、プライベートでは1児のママとして子育てに励みながら、チョークアートの基本をしっかりと伝えると共に、一人一人の個性を活かしたレッスンを展開している。
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