
い草は食用?栄養豊富でやさしい香り『食用い草を身近な生活にしてみませんか?』
畳の原料であるい草。その豊かな香りには、気分がほっと安らいで、リラックスできますよね。そんない草が食用として利用されるようになったのは、江戸時代以前だったと言われています。
現在、食用い草としての可能性に注目が集まっています。い草のもつ魅力を知って、もっと気軽に食生活の中にとりいれてみませんか?
熊本八代市生まれ
い草の名産地は、熊本県八代市。
原料である食用い草は、山と海の恵みに育まれた豊かな大地、熊本県八代市で栽培されています。食用い草のみならず、畳といえば熊本、といわれるほどで全国の中でも国産畳表の8~9割のシェアをもっています。
食べる食物繊維?
ホッとするような、優しくほのかな甘い香り。
でもい草の秀でた特徴は香りだけではありません。い草には、食物繊維をはじめビタミンやミネラル、アミノ酸など37種類もの栄養成分が含まれています。
その中でも「葉酸」が豊富に含まれています。葉酸は水溶性ビタミンのひとつで毎日継続的に摂取する必要があります。特に女性は妊娠期や授乳期には付加するようにいわれていますね。妊娠を望んでいる方は積極的に摂りいれたい栄養素のひとつでもあります。
そして最大の成分特徴といえば「食物繊維」。い草の粉の約60%が食物繊維ですので、もはや食べる食物繊維といっても過言ではありませんね。
い草に含まれる豊富な食物繊維は、腸の中に溜まった老廃物を排出してくれる働きがあります。
い草の粉の使い方
い草の豊富な繊維質は食品の粘度を上げることに感じにくく、そして食べやすくなります。
パン生地やうどんの生地の中に練り込んだり、い草入りアイスクリームや、い草まんじゅうなど、もともと粘性の高い食品と組み合わせたものが商品化されています。
とても細かい粉状になっているので、ご家庭でも扱いやすくあらゆるものに使用することができますね。
【使用例】
・お魚やお肉の下ごしらえに。臭みが取れ、肉質が柔らかくなります
・お茶や牛乳などに混ぜて健康維持食品として。
・小麦粉や天ぷら粉、唐揚げ粉等に少量混ぜることで、色鮮やかなお料理になります
・ヨーグルトにかけて
・青汁のように牛乳とシェイクして。
※一日約2~3グラム(2~3に分けて)を目安にお召し上がり下さい。
まだまだ見かけることが多くはない食用のい草。
でももともと畳の上の生活をしてきたわたしたちだから、切っても切れない縁がどこかにあるはず。どうやって食卓に取り入れるかはみなさん次第ですよ。
文/株式会社 モノフィールド
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この情報が溢れている現代社会に “価値あるものに正当な評価を” 得れるようにして行くことが使命であると考えています。
これからも沢山の方々と交流を持ちながら、発展して行きたいと思います。
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