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新しいコト 2016.08.19

日常の中に音楽を〜ケミカルボリュームの夏の一曲『STARDUST』

何の変哲もない日常の風景。
誰かに話すまでもないけれど、湧いては消えていくふと思い浮かぶ気持ち。
「ケミカルボリューム」の音楽は、そんな何気ない毎日の瞬間を切り取って、すこし特別なものに変えてくれる不思議な力を持っています。
とある地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝日で曲作りをしている、ユニークなライフスタイルの宅録ユニット、通称≪ケミボ≫。
独自の生き方を貫く彼らの手から生まれる楽曲を1曲ずつひも解いていけば、ケミボの本質が見えてくるかもしれません。
日常の中にある等身大の音楽の中から、夜空に輝く星たちから刻まれた言葉『STARDUST』の背景を探ってみましょう。

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S T A R D U S T

降り出した流星を 祈りを忘れて ただ見とれた

投げ出した手足の先から抜けてく澱んだ澱

南の空に浮かんだ あの娘の大事な 秤を借りた夏の夜

何十億の光の粒は 不思議とピタリと止まってる

夜空に消えてく想いを 言い出せなかった言葉を今

星屑を敷き詰めて 夜に描こう

目に見える真実も 目には映らない真実もまた

星屑を敷き詰めて 夜は描く

露出を長く取れば 徐々に見えてく 星の軌道を

小さな指でなぞったら 会いたい人の住む あの街へと

南の空に浮かんだ あの娘の大事な 秤で気付いた夏の夜

何十億の光の粒は 毅然とピタリと止まってる

吸い込まれそうな夜空に 思い切り両手開いてみれば

「ここにいる」それだけが 確かなこと

「ここじゃない場所」へと 逃げるのはもう終わりにしたよ

星屑を敷き詰めた 空に呟く

『STARDUST』の誕生。何気なく空を見上げたら、満天の星空。

真夏の深夜。
部屋が暑くて目が覚めてしまった。Tシャツは汗ばんでて喉がカラカラだって気付いた。冷蔵庫の麦茶をコップに注いでベランダに出てたら割と風が冷たくてほっとした。
周りは静かすぎて足音を立てるのもためらうくらい。空を見上げたら澄み切った空気のせいか、プラネタリウムみたいな星空で一瞬思考が止まる体験をした。

その時頭に浮かんだのは小説や映画みたいにカッコいいことじゃなく、小学生のころ好きだった聖闘士聖也の世界と、真島昌利さんの「夜空の星くず」って曲だった。
特に星が好きとか詳しいこともなく星座の名前だってマンガから得た程度。ただガラにもなく「星屑を敷き詰めた空に呟く」という、まあ普通に考えたら恥ずかしくて人には言えない一行が頭に浮かび、一人で赤面したことを覚えている。

子供のころよく家族で登山をした。家族揃って自然が好きだった。
自然の中にいると日常の悩みがちっぽけに見えて気持ちが穏やかになるから。

使い古された台詞だけど、真実だと思う。だから人は旅に出たりするんだろう。
真夏の大きな星空を見てたら自分の中の澱みたいなものが抜けていくのが分かった。みんな色々抱えて生きてるんだってセンチメンタルな気持ちで、少し優しくなった。

星空には誰も嘘はつけないし、ついたところで見透かされてる。
人の社会では命は平等じゃないのかもしれないが、星空から見ればやっぱり同じ大きさで
天秤は今日もバランスしてる。

確かなことは「ここにいる」こと。

「ここじゃない場所」なんてどこにもなく、逃げた場所はやっぱり「ここ」になる。
そんなことを考えてたらお酒が飲みたくなったけど、出勤時に飲酒運転になる時間だったのでやめた。
自分のいる場所を好きになること。それが答えのような気がした。明日になり、いや。もう今日か。また日常の中でこんな気持ちは泡と消えるんだろうけど

いつでも空には星があるから、まあいいか。
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何気なく見上げた夏の夜空。
『STARDUST』が奏でるメロディーからは、広い空に輝く星たちをキラキラと輝かせる、そんな魔法の力がありそうです。

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Chemical Volume / STARDUST Short Ver/ライフスタイルミュージック

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記事・歌詞 / Chemical Volume(ケミカルボリューム)

CMVO_logo_Main のコピー
モットーは「自分たちの力量、環境、機材でできることしかやらない」。
地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝で音楽を作っている宅録ユニット。

公式ホームページ
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ケミボチャンネル(YouTube)

 

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