
政治を語るのはカッコイイ『子ども・若者が政治への関心をもつためにするべきこと』
若者が、政治を語るって、カッコ悪いことですか?
じゃあ、あなたはどれだけ政治について知っていますか?
選挙、きちんと投票してますか?
若者が政治に参加するきっかけに
今夏に行われた参議院議院選挙から、満18歳以上に選挙権が引き下げられました。選挙とは、私たちが生活する家や地域など、暮らしの場所や社会のあり方をより良くするための意見を出し、それを反映させてくれる代表者を選ぶ仕組みです。
「18歳選挙権」が決定したことで、「より良い社会とは何だろう?」と考えるきっかけが生まれ、積極的な政治参加が促されるメリットがあると考えられています。この法改正をきっかけとして、日本のこれからや政治についての関心が、若者の中で広まっていくのではないでしょうか。
政治への関心をもつことは、「かっこいい」
超高齢社会となった日本。
長期的な経済の低迷・財政問題・雇用問題など、日本社会は様々な問題に直面しています。このままの状態が続いていくと、どうなると思いますか?まだ産まれてもない未来の子どもたちが、その負担を背負っていきていくことになるのです。
新たな日本を作っていくには、次世代を担っていく「子ども・若者」の力を高め、 社会の一員として力を発揮していく状況が、いま不可欠なのです。
将来において、いまの政策の影響を一番受ける若者たちが、政治に対して何もしないことは、 自らの世代や次世代の未来に対しての責任を放棄すると同じことなのです。
子どもや若者が日本や自分の住んでいる地域へ主体的に関心を持ち、政治参加を行うこと、子どもや若者の意見が政治・行政の議論の場に載ること、そして、政治への関心を持つことは「かっこいい」と思われる社会を作ることこそが、彼らの政治参加を促すきっかけにもなるのです。
議員と飲み会で、コミュニティを知る
NPO法人 YouthCreateが取り組む活動のひとつに、地方議員と若者がお酒をかわしながら気軽に交流をする、という面白いものがあります。
地方議員は、その地方の日常や地域のことをわたしたちの代表として決めている立場です。だけど、議員と話す機会なんて普通はありません。しかしこの取り組み”Voters Bar”では、実際に議員と顔を合わせて話すことができます。
職業としての議員ではなく、一人の人として関わりあう。
それにより、人としての議員のリアルを知ることができ、若者と議員が直接意見を交わすことで新たなコミュニティデザインの場となります。
在住・通学・通勤などわたしたちが住んでいる関わりのある街のことをフランクに話せる場が存在できるのです。
実は、18歳選挙権実現の結果と10代の方の参加も増えてきたので、お酒無しでジュースとお菓子という場も増えています。
政治と若者をつなげる手段は、まだまだたくさんあります。情報の発信、教育プログラムの実施、イベントやキャンペーン、講演講義。
18歳に選挙権が引き下げられたということは、それ以前の世代にも、もっと政治への興味関心を引き出す必要があります。18歳になりました、はい選挙に行きましょうでは、あまりにも無責任だと思いませんか?
子どものときから「政治って生活をつくることなんだ」「選挙って大切なんだ」そう感じさせるのは、親の行動にも、左右されるはずです。
わたしたちに、いまからできることは身近にありそうですよ。
簡単に支援できる(無料)
NPO法人 YouthCreate
「若者と政治をつなぐ」をモットーに活動しているNPO法人です。「子ども・若者」が日本や自分の住んでいる地域へ主体的に関心を持ち、政治参加を行う、「子ども・若者」の意見が政治・行政の議論の場に載る状況を目指し、他の団体にはない独自の活動を行っています。
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文/gooddo
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