
衣類の手洗いをマスターして洗濯上手に『手洗いのHow to』
目次
みなさん、洗濯は洗濯機にまるごとおまかせですか?
生活がとても便利になった今の世の中、洗濯機もただ回るだけではなく、汚れが多いコース、おしゃれ着コース、つけおきコースなど、用途に合わせて使用できるようになりました。
でも大切な洋服をそのまま洗濯機にポーンとするのは、すこし不安。大切な洋服だからこそ、自分の手できちんと洗って、また気持ちよく着たいですよね。
そんな手洗いにまつわる手洗いのあれこれを、洋服の専門家であるスタイリストさんにお聞きし、Q&A形式でお伝えしていきます。
Q:そもそもなんで手洗いってするの?
A: 衣類全般、水につけること自体がストレスのもと。型崩れ、色落ち、ヨレなどが発生してしまいます。
大切に着たい洋服だからこそ、痛みを最小限にできるように、すこし手間をかけて手洗いするようにしましょう。
手洗いすることは、極力「洗濯機で洗うことによる、型崩れやのび」といったダメージをふせぐため。ナイーブな素材は、洗濯機に入れてはならないというタグ表示がある通り、洗濯をかける中で素材の劣化や色落ち、型崩れになりやすいので、やさしく押し洗いなどでメンテナンスすることが大切なんですよ。
※タグにドライマークのものを洗う場合は、そもそも素材自体が弱いためごしごししないようにしましょう!
Q:ちゃんとすすげてるのか心配です
A: 洗濯機で洗うのとは違い、すすぎ・脱水機能があるわけではないので、洗剤の量を入れすぎないことがポイントです。すすぎは2回以上、洗剤のこりを防ぐため、丁寧にすすぎましょう。
※すすぎ用で洗面器や桶などにためた水に泡がたっていると、まだすすぎたりていない証拠です。洗剤の適量目安は、お使いいただく洗剤の用法用量をご確認ください。
Q:色落ちしないの?
A: するものもあります。ですが洗濯機でも同様に色落ちはしてしまうので、そのダメージを「最小限」におさえるためにも、水洗いを選択肢のひとつとして覚えておきましょう。
Q:しぼり方がわかりません(ちゃんと乾くの?)
A: ぞうきんしぼりは絶対に避けましょう!しわにならないようやさしくロール状にまいて、上から押しながら水を出しましょう。(ねじる、ひっぱるなどは避けてくださいね)
洗濯機の脱水機能を使う場合は、たたんでネットに入れた状態で入れます。なるべく脱水時間は少ないメニューを選びましょう。この時のポイントは、
(1)折りたたんだサイズぴったりの大きさのネットを選ぶこと。
(2)折りたたむよりもロール状でネットに入れること。
ヨレないようにバスタオルに挟んでネットに入れる、もしくははじめからネットに入れた状態で洗うという裏技もありますよ!
Q:素材はどんなものが向いてるの?
A:特に天然素材(綿、ウール、麻など)やシルクといったような、ナイーブ素材のものが向いています。
Q:必要な道具は?
A: 最低限以下の3つを用意すれば、早速チャレンジできますよ!
・水が貯められる大きさの洗面台
・洋服を入れるネット
・手洗い専用の洗剤や手洗い用の石鹸
Q: プロのスタイリストって、どんな時に水洗いするの?
A: 特に今の時期、汗をかきやすいので家に帰ったら、今日着た服をすぐに水洗いすることが多いです。すぐ水洗いすることで、汗ジミも防げますからね。
ファンデーションも中性洗剤でピンポイントに手洗いするのが一番落ちるので、首回りは特に手洗いをおすすめします。
手洗いの手順
1:水、もしくはぬるま湯に、専用洗剤を入れ、溶かしておく
2:崩れないように畳んだ衣類(ネットにいれておいてもOK)を1の水に入れる
3:やさしく押し洗いをする
※ 軽い汗よごれなど、汚れがひどくない場合は2のまま15分前後放置してもOKです。
4:洗剤が残らないようロール状になった衣類を押しながら脱水(場合によっては、洗濯機の脱水機能を使っても良い)
5:干し方は平げて干す
※水が残りすぎていると、重さですぐ生地が伸びてしまったり、ハンガー型が残ってしまうので、平干しがおすすめです。
※アイロンをかけられる素材の場合は、乾かす前に低温のアイロンをまずかけてしわをのばしてから干すと乾きも仕上がりもよくなります。(素材やプリントによってはダメージになるものもあるので要注意)
※生乾きが強い場合は除湿機をうまく活用しましょう。
時間をかけて、自分の目でみて、自分の手で洗濯する。
洗濯物を手洗いすることが当たり前だった時代は、いったい家族1日分の洗濯にどれくらいの時間をかけていたのだろう…とふと思います。でも、そんな暮らしこそが、「丁寧にいまを暮らす」一歩なのかもしれません。
大切な洋服だから手洗いして、手洗いしたからこそ、また大切に着る。
素敵なサイクルだと思いませんか?
※配送料金の一部 (税込324円)をお客様にご負担いただくこととなりました。
エアークローゼット 企業概要
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