
〜取材レポート〜 日常に玄米を『生産現場はお母さんと笑顔が支える素敵な取り組み』
毎日の食卓に並ぶ食事。
スーパーで買物に行くと最近では野菜やスーパの表示に『私たちがつくりました』…のような表示を目にする事も多くなったような気がします。
実際に会えない生産者さんが見える事で安心して買物をできる事に繋がりますね。
今回はJAこまちさんと金のいぶきさんの調理講習会にケノコト編集部も一緒に参加をしてきました。
生産者さん…そして奥様、それから優しいお母さんたちと一緒に、玄米の事を沢山学んできました。
東京駅から秋田行きの新幹線に乗ること4時間の道のり。
近いようで遠い。おいしい玄米を作っている産地の方に会えるとわくわくしながら新幹線に乗り込みます。
ですが…何とこの日は落雷の影響でやっとの思いで到着したのがなんと24時…到着した頃には雨も止んでいて大きな空が。
広い空を目の当たりにすると、東京では見れない景色だな…と、ふと心が和みます。
次の日は金のいぶきの5つ星お米マイスター佐藤さんと管理栄養士葛西さん監修のもとみんなで玄米の勉強と調理法について学んだあとは調理開始。
お母さんたちのエプロンと三角巾の姿がとてもかわいらしい。この姿を見てなんだかとても懐かく、昔暮らした町の町内会の集まりを思い出してしまいました。
まずは洗った玄米を炊く所からスタート
玄米は硬いイメージを持っている方や使い方がわからないという方も多いと思いますが、精米したお米と一緒に洗い家庭にある炊飯器で簡単に炊く事が出来るんです。精米したお米は栄養素も一緒に取ってしまいまいます。
玄米は籾米(もみごめ)から籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米のことを言います。その玄米からさらに糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたお米が白米になります。玄米、三分つき、五分つき、七分つき、胚芽米、白米の順に精白度合いが変わります。
編集部がもっとも気になった『金のいぶきの玄米味噌』
通常味噌は大豆を原料に作るのが一般的。更には塩分も控えめに作っており、酸味も風味もとてもいい。
玄米味噌は通常の味噌よりも早く発酵をする為に色も白みが強く、信州味噌のようでした。
茄子とピーマンの味噌炒めを作ります。
秋田の野菜はキレイでみずみずしい。お母さんたちはあっという間に茄子を切り終えていました。さすがベテランお母さん方です。
フライパンに油をしき、炒めていきます。
しっとりしてきたところで『玄米味噌』を使った合せ調味料を混ぜて絡ませながらさらに炒めていきます。
茄子トピーマンに味がしみ込んだら出来上がりです。
炊いた玄米を使ったチャーハンも作りました。炊いて余った時にもこんな使い方が出来ます。
適度な水分も含んでいる為に白米よりもふわりとながらも食感を残したチャーハンが出来ます。
他にも味噌汁や炊き込み御飯、玄米のスープなどを作りみんなで実食をしました。
玄米を使った料理のレシピは、後日ケノコトでご紹介していきます。
熱心に農業に取り組む生産者さんであるご主人と、それを支える笑顔で働き者のお母さんたち。みんなでつくりあげる生産現場からは、強い団結力と、優しさが感じられました。
記事/金のいぶき
株式会社金のいぶきは、国民の豊かで健康的な生活に寄与するために、胚芽が大きく機能性の高い玄米「金のいぶき」の普及を目的として設立されました。
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(文・写真/ケノコト編集部)
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