
暮らしの話~家庭料理の大切さを伝えるプロジェクト 福島利香さん~
人によって価値観や人生観などは様々。
色んな人の話を知ることで工夫や新しい価値が生まれてくれたら嬉しいです。
今回は福島利香さんの話。
東京都町田市在住。渋谷区上原にある株式会社オリーブ&オリーブで代表を務めています。料理をコミュニケーションとして、「食卓から笑顔」を提案する会社です。ほかにも、家庭料理の大切さを伝えるFrom Kitchen プロジェクトを運営。日本の家庭料理を伝承していこう!をコンセプトに、共感してくれた人たちと一緒に「食」に関する情報を発信しています。
そんな福島さんの暮らしの話しとは。
【「自分に何ができるのか」悩み続けた専業主婦時代】
子育てが一段落してから、本格的に働き始めました。専業主婦時代は、「自分に何ができるのか」「自分が何者なのか」結構悩んでいましたね。起業前も後も、苦労はいっぱいありましたが、今ではすべていい思い出です。
【オリーブ&オリーブの代表として】
現在は、株式会社オリーブ&オリーブの代表として、料理教室やイベントの企画・運営、商品レシピの開発、料理家・フードコーディネーター・管理栄養士のキャスティング、料理撮影などを行っています。ほかにも、「日本の家庭料理を次の世代へつなげよう」「食卓から家族を作ろう」をコンセプトに料理教室「From Kitchen」を主宰しています。
【家庭とやりたいこととの両立には家族の協力が不可欠】
最近は仕事が立て込むことも多くなり、以前のように家事ができないこともあります。しかし、パートナーはじめ家族が協力してくれるので何とかなっていますね。
自分のやりたいことをするのに、パートナーの協力は不可欠。私も起業前には、パートナーに自分のやりたいことをしっかり伝えて、改めて夫婦関係を見直しました。
現在では、家族全員がそれぞれ役割を持つようになり、子供たちも成長するに従い、様々なことができるようになりました。今では娘たちも料理上手です。
【忘れてはいけない「思いやりの言葉」】
だからといって、それに甘えることなく、きちんと感謝し続けられる人間でありたいですね。家族にかぎらず周囲の方々にも、思いやりの言葉を忘れないようにしています。「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に伝えられる人は魅力的です。
【日常生活にも幸せがいっぱい!】
休日は、パートナーとスポーツ観戦をしたり、買い物や小旅行をしたりしていますね。また本を読んだり、写真集を眺めたりするのも好きです。
ほかにも、家族で食卓を囲んでおしゃべりしている時や、友人や仲間とご飯を食べたり、お酒を飲んだりしながら話している時、地元の友達と飲み会後にカラオケやビリヤードをしている時なども「幸せだなぁ」と感じます。
【みんなが健康で元気に暮らせる社会へ】
仕事も大切ですが、何よりも大切なのは、家族が毎日健康で元気に過ごせることです。私が住んでいる町田市も高齢化が進んでいますが、事業を通じて、子供からお年寄りまでみんなが健康に暮らせる社会にしていきたいと思います。
プロフィール
福島 利香
家庭料理研究家、株式会社オリーブ&オリーブ代表取締役
専業主婦を経て、子育てが一段落したタイミングでパートタイムの事務職に。
そこで「女性が長く働ける環境を作りたい」「大好きなお料理を仕事として続けたい」という思いから渋谷の小さなマンションにて起業を決意。
現在は、企業向けに販売促進のための料理教室やコンサルティング、商品紹介の料理写真・スタイリング、レシピ開発、メニュー提案、栄養価計算、管理栄養士・フードコーディネーター等料理講師の派遣・キャスティング、料理イベントの企画・運営、商品デモンストレーション講師研修などの仕事を行っている。
また、「家庭料理を次世代へつなげていこう」「我が家の味を作ろう」をコンセプトに、食卓から家族を作るFrom Kitchenプロジェクトを主宰。2013年度にはキッズデザイン賞を受賞。主婦、母、働く女性として長年の経験から感じたことを生かして、様々な事業を展開中。
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