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家のコト 2016.08.25

暑い夏だからこそ『暮らしの中にグリーンのある生活を』

わたしたち日本人は古くから、四季に寄り添って暮らしてきました。季節の移ろいごとに、暮らしやすくするための知恵や技を使った丁寧な生活。それらは日本の風情や趣として現代に伝えられています。わたしたちが大切に育んできた暮らし方、もう一度見直してみませんか?
暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日は続きそうですね。
日本には昔ながらの暑さを和らげる手法のひとつとして「緑を上手に使う」という知恵があります。
陽射しが強い日でも、木陰に入ると少しひんやり感じることがあると思います。さやさやと風に揺れる緑の隙間から差し込むやわらかい陽射しは見た目にも涼しげです。
この「緑のチカラ」を毎日の生活に上手に取り込むことができれば、視覚的にも体感的にも暑さが和らぎ、夏を快適に過ごすことができます。

地球にも財布にも優しいエコロジーな緑のカーテン

エアコンを使ってお部屋を涼しくしても、窓を通して差し込む陽射しは室温を上昇させていきます。遮光アイテムとして多くの人が利用しているのが軒先から吊るして使う竹製の「すだれ」や、葦から作られる「よしず」。ただ、これらはどちらも植物性ではありますが、生きた植物ではないので、日光に当たっているうちに素材そのものが温まってしまい、その熱が室内に伝わってしまうこともあるのです。
そこでオススメなのが生きた植物でつくる「グリーンカーテン」です。
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グリーンカーテンはジリジリと焼きつけるような強い陽射しも木漏れ日のようなやわらかな光に変えてくれます。また、植物は根から水分を吸い上げ葉っぱで蒸散させるため、周辺の気温を下げてくれる効果も期待できます。視覚的にも体感でも、暑さを和らげてくれるので、その分エアコンの使用を控えることができます。グリーンカーテンは地球にも家計にも優しいのです。
また、酸性雨や紫外線からおうちの外壁を守ってくれるため、劣化の予防にもなるのだとか。

上へ上へ伸びていくツル性植物のカーテン

さて、それではどんな植物がグリーンカーテンに向いているのでしょうか。
ネットさえ張っておけば、そこに巻き付きながらぐんぐん茎の背丈をのばしていくツル性の植物が向いているといわれています。
代表的なものはゴーヤやキュウリといったウリ科の野菜。収穫したら新鮮なうちに食卓のおかずになるのも贅沢です。

あるいは、見た目にもこだわりたいという方は、朝顔や夕顔などのかわいらしい花を咲かせる品種をカーテンにすると、とても優美な印象を与えてくれます。

最近ではホームセンターでもベランダの軒下に突っ張って取り付けられる支柱とネットがセットになったグリーンカーテンのキットが販売されていたり、ベランダにネットがひっかけられるようにあらかじめフックが取り付けられた集合住宅もあるようです。
一軒家でもマンション住まいでもお手軽に始められますので、来年夏の暑さ対策に向けて、エコな緑のカーテンの栽培をご検討されてみてはいかがでしょうか。

植物初心者にオススメなのは観葉植物のある暮らし

もっと手軽に緑の力で暑さを和らげたいという方には、観葉植物もおすすめです。葉っぱから水分を蒸散するグリーンには、その周辺の温度を下げる効果があり、その蒸気は室内の空気に快適な湿気をもたらしてくれます。
締め切った室内でエアコンをつけっぱなしにしていると気になってくるのが乾燥ではないでしょうか。そんな空間にこそ、水分を蒸散するグリーンを置くことはおすすめです。
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また、観葉植物を置くことは空気の浄化作用も期待できます。
室内の空気にはタバコの煙、ヘアスプレーや塗料などの溶剤、暖房機などから発生する目に見えない有害物質や細菌が存在しています。光合成をしている植物にはそれらの物質や二酸化炭素を吸収してくれる作用があるのです。
品種にもよりますが、サンセベリア、ポトス、ドラセナ、オリヅルランといった品種は初心者にも育てやすく、空気の清浄作用に力を発揮してくれる植物です。
たった1つでも存在感のあるグリーンがあるだけで、お部屋も華やいでおしゃれに見えるのも嬉しいポイントのひとつです。
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グリーンを上手に毎日の暮らしに取り入れれば、暑さばかりが気になる夏も、より快適に、エコロジーに過ごすことができるかもしれません。
この夏休みに、土いじりをしながらグリーンカーテンを作ってみるのもよし。植物初心者の方は小さな観葉植物のお世話からはじめてみるのもよし。
夏の暑さをきっかけに、緑のある生活に触れてみてください。

 

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