知るコト知るコト
家のコト 2019.08.04

昔からの暮らしの知恵『夏の暑さを旬の食べ物で吹き飛ばそう』

わたしたち日本人は古くから、四季に寄り添って暮らしてきました。季節の移ろいごとに、暮らしやすくするための知恵や技を使った丁寧な生活。それらは日本の風情や趣として現代に伝えられています。わたしたちが大切に育んできた暮らし方、もう一度見直してみませんか?

夏は一年の中でも体力を最も消耗する季節です。炎天下で過ごすと体に熱がこもって熱射病になってしまたり、夏バテで食欲不振になったりと、体調管理も難しいもの。暑い夏を元気に過ごすためには、カラダの内側から健康になることが大切です。
暑いからといって、ついつい冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎてはいませんか? 冷たい食べ物をたくさん摂取すると内臓の機能が低下して体調不良を起こしやすくなります。
でもご安心ください。食べ物で体の熱を取り除く方法はあるんです。
今回は夏の暑さを乗り切るために、火照った体の熱を和らげてくれる食材を上手に使った暮らしの知恵をご紹介します。
写真㈪

毎日の食事に意識しておきたい『身土不二』の考え方

身土不二(しんどふじ)という言葉を聞いたことがありますか? 身(カラダ)と土(土地・環境)は切っても切れない関係であるという意味で、自分が生まれ育った土地の作物を旬の時期に食べることが健康につながるという考え方です。
例えば、熱帯地域で育つトロピカルフルーツは、暑さに対応できるように体の熱を冷ます効果があります。この食材を寒い時期に食べると冷えにつながり、体調不良を招きやすくなってしまいます。逆に、冬野菜には体を温める成分が多く含まれています。

暑さを和らげる食材は?

それでは、夏の暑さを乗り切るためにはどんなものを食べたらよいのでしょうか。
古くから伝わる中医学の考え方によると、食材は「熱性」「温性」「平性」「涼性」「寒性」の5つのタイプに分けられます。文字通り、体を温める効果があるものが「熱性・温性」、どちらでもないものが「平性」、そして熱を冷ます力があるものが「涼性・寒性」です。
夏の体の火照りを取りのぞいてくれる「涼性・寒性」の具体的な食材を見てみましょう。
写真㈰
【寒性・涼性の食材】
きゅうり・茄子・オクラ・レタス・セロリ・スイカ・トマト・ゴーヤ・ズッキーニ・冬瓜・メロン・マンゴー・バナナ・パイナップル・ハト麦・緑豆・ミント・白砂糖・塩・・・etc.

【寒性・涼性の食材の効能】
体の熱や火照りを取りのぞき、便通をよくする

ただし、暑いからといって解熱作用のある食材ばかりを摂っていては体がどんどん冷えてしまいます。
重要なのはバランスの良さ。
例えば体を温めるスパイスを使って、カレーにしてみたり、炒め物にしてみたり、食材と調理方法を上手に組み合わせることができれば、夏バテ知らずの健康な体を手に入れる近道になってくれます。

夏の火照りを取り除く、さっと簡単お手軽レシピ

【胡瓜とプチトマトのナムル】

写真㈬
【材料】
・きゅうり・・1/2本(乱切り)
・プチトマト・・・5個
★ごま油・・・大さじ1
★酢・・・大さじ1
★すりおろしにんにく・・・少々
★すりごま・・・大さじ1

【作り方】
【1】きゅうりは薄切りにし、プチトマトは1/4にカットする。
【2】★の材料をボウルで混ぜ合わせ、きゅうりとプチトマトを入れて絡ませて出来上がり。

時間がないときでも、火を使わずに簡単に作れるレシピです。お豆腐の上に乗せたり、素麺の具材としても美味しく召し上がっていただけます。

まだまだ今年の残暑は続きます。夏の旬食材を味わいながら、体の中から涼しく、健康的に過ごすことを心がけてみてください。

記事/OZmall

header-pc_logo

今年20周年を迎えたOZmallは「私の好きと出会う場所」をテーマに、グルメ・旅・ビューティ&暮らしのヒントを日々紹介します。

その他のおすすめ記事

夏バテ知らず!『夏野菜のラタトゥイユ』

夏バテ知らず!『夏野菜のラタトゥイユ』

夏野菜を味わうレシピ②夏バテ防止『夏野菜がけ冷奴』

夏野菜を味わうレシピ②夏バテ防止『夏野菜がけ冷奴』

爽やか、お洒落な前菜『真ダコと夏野菜のジュレスープ』

爽やか、お洒落な前菜『真ダコと夏野菜のジュレスープ』

楽しい夏の夜に、怖い話や肝試しをするのはなぜ?

楽しい夏の夜に、怖い話や肝試しをするのはなぜ?

大人も、子どもも楽しみな夏の風物詩。夏祭りや盆踊り大会のコト

大人も、子どもも楽しみな夏の風物詩。夏祭りや盆踊り大会のコト

コメント

コメント欄


人気の記事

2020.07.07

骨強化&夏バテ予防!『おかひじきと人参の新生姜そぼろ炒め』

2020.07.06

夏のお昼はこれでキマリ!『具沢山ぶっかけそうめん』

2020.07.03

家飲み・おつまみに最適!まるでレバーのような味わいの『黒豆と納豆のペースト』

2020.07.03

栄養がかたよりがちなトースト『納豆マヨチーズトースト』

2020.07.02

下茹でなし!!香ばしい香りの『バター醤油焼きとうもろこし』

2020.07.01

あんこのカップケーキ!?簡単和菓子の『浮き島』を作ろう

2020.06.30

夏野菜と香味野菜がたっぷり『山形の郷土料理「だし」をつくってみよう』

2020.06.28

まろやかな辛さがクセになる 毎日食べたい『アボカドとキムチの韓国風納豆ごはん』

2020.06.28

包丁をつかわずにできる 『人参とツナのさっぱりサラダ』

2020.06.25

ワインに合わせたいおばんざい『ザワークラウト』

編集部おすすめ記事

2020.07.04

栄養たっぷり!旬のおかひじきを使った『おかひじきと豆腐のチャンプルー』

2020.07.03

家飲み・おつまみに最適!まるでレバーのような味わいの『黒豆と納豆のペースト』

2020.07.03

毎朝すっきりの秘訣とは? 1杯のお水で美腸ケア

2020.07.01

梅雨時期が一番美味しい!旬のイワシを召し上がれ『入梅鰯のクルクル揚げ』

2020.06.30

ごはんに合うおばんざい『ふっくら肉団子の甘酢あん』

2020.06.28

健胃、ダイエットにも!『キャベツとグレープフルーツのビューティージュース』

2020.06.26

ママは嬉しい!子どもは楽しい!『家事に巻き込み育児のすすめ』

2020.06.26

美脚を目指す!むくみとさよなら『ふくらはぎのセルフマッサージ』

2020.06.22

食べる手が止まらない!台湾の煮込みお肉ご飯『ルーローハン』

2020.06.18

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』1.梅雨でもからだの中は快適!を叶えてくれるたべもの。

月間人気記事

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2020.06.16

スマホの動作が重い・熱いときは?『原因と改善方法でサクサクに』(iPhone/Android)その2

2020.06.04

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2020.06.13

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「オクラ」の常備菜』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2020.06.17

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2020.06.15

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』