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取材 2016.10.07

40男の嫁もつらいよ-お互いのことをわかってきたから、話をしているのが楽しくなった-中村亜希子さん

40代というリングに立つ男たちが忘れてはいけない存在。それがセコンドに控える“嫁”です。

「40男の嫁もつらいよ」では、40男を時にはサポートし、時には操り、時には叱咤激励する彼女たちに、夫のこと、夫婦のこと、これまでのこと、これからのことなどなど、心の内を聞いていきます。
40男の嫁たちは、どんな言葉で自分たちについて語るのでしょうか。

今回登場いただくのは、「周囲から理想の夫婦」と言われることがあるという中村亜希子さん(41)です。
学生時代のふたりの関係から、現在の生活までありのままの言葉で語っていただきました。

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【40男の嫁 Vol.4 】

嫁:中村亜希子さん(41)/会社員
夫:中村大輔さん(42)/会社員
結婚歴:同棲して14年・入籍から10年
家族構成:夫・妻

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-ご主人との出会いからご結婚までの馴れ初めをお聞かせください。また、結婚前と変わったことなどあれば教えてください。

主人とは大学で知り合いました。
工学部だったのですが、私は全く物理ができずに学生実験で苦労していました。
主人は工学系の知識を持っていたので、色々と教えてもらうことが多かったです。
代わりに当時得意だった数学を教えていました。

結婚前と変わったのは、夜中のテレビゲームの音とか、気遣ってくれることが多くなったことです。

-ご主人のどういったところが好きですか?

コミュニケーション能力の高さです。

協力して欲しいときや私がしたい事など、なるべく分かりやすいように話そうとするのですが、主観的に話しているとわかりづらくなりがちで。

話しているうちに自信がなくなってきたり、話の筋がずれてしまうときでも、「今の話はこういうことなの?」、「こう話していたけれど、ここの部分は分からなかったからもう一度話して」と、私が伝えたいことを引き出してくれるのは、とてもありがたいし、わかってくれようとしている姿勢が大好きです。

-ご主人に直してほしい、正してほしいことはありますか?

私に対して「言わなきゃわからないよ」と言ってくることがあるのですが、それはお互い様なんじゃないかな、と思うことがあります。

例えば、仕事で遅く帰ってきて、すぐにお風呂に入りたいのなら、メールや電話でお風呂に入りたいと伝えれば良いだけなのですが、なかなか言葉が出てこない。

極々たまに「お風呂にすぐ入りたかったな」と、ぼそっと言うときがあるんです。
お風呂に入りたいなら、言えばいいのにー!って、思いますね。

-今までの夫婦生活の中でぶち当たった壁、苦労したエピソードなどあれば教えてください。

価値観の違いで最初のうちは苦労しました。

私は「ご褒美」的なものが大好きで、ブラブラと歩きながらウィンドウショッピングするのが趣味でした。一方、主人は「贅沢は敵」と言い切るタイプ。

買い物のときに「ウィンドウショッピングするのは時間の無駄、必要なものを買って早く帰りたい」という態度をとられることも。
それで喧嘩になることがあって、落ち着くまでには苦労しました。

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-ご主人と同世代を生きる40代男性の良いところはどんなところだと思いますか?

周りの40代男性は、様々なので一概には言えないかもしれませんが…。

色々なことを経験して、20代、30代の男性よりも視野が広くて優しい印象があります。社会的に認められているから、ガツガツ主張してこないというか。

-40代のご主人をもつ妻だからこそ味わえる楽しさ、充実感などを教えてください。

以前と比べて、話し合うことが段違いに楽しくなりました。

お互いの知識が増えてきたのもありますが、よりお互いのことをわかってきたからこそ、話をしているのが楽しくなってきたように思えます。

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あとは、主人をどれだけ喜ばせられるか。
仕事で疲れて帰ってきた主人に自分がやれることは何だろう?と考えて行動出来ることが自分の自信につながっています。

-40代の女性としての悩み・苦労・日々努力していることがあれば教えてください。

体力がないこと。小さい頃からやりたいことがあっても体力が続かずに、周りの人たちに迷惑をかけてしまうことが多いのが悩みで、それは今も解消しきれていません。

体力をつけるために毎朝ランニングをしているのですが、午後になると仕事中でもすごく眠くなってしまって、困っています。

今後、より衰えていく体力をどうしたら維持出来るのかを考えて、少しでも運動をする努力をしています。

-ご夫婦で一緒に楽しんでいる日常のコト、趣味などがあれば教えてください。

アウトドアです。

付き合い始めた頃は、共通の趣味がほとんど無かったのですが、もともと主人が地元の海岸で読書をするのが趣味だったり、食べ物の好みが一緒だったりということもあり、始めてみました。

いつかテントを買ってキャンプをするのが目的でしたが、BBQ…というか、外でご飯を作って食べるだけでも満足してしまい、キャンプを始めるまでには至っていません。

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色々と話し合って、お互いが楽しめそうなことがあれば取り入れていきたいと思っています。

-今後はどんなご夫婦でありたいですか?理想の夫婦像を教えてください。

一緒にいて、心地よい時間を共有しつづけられるような夫婦でありたいです。

自分で言うのもちょっとアレなのですが、よく「理想の夫婦です」って言われることがあります。
お互いの良いところを尊敬しあって、ダメなところは話し合う。
ダメなところがすぐに直るわけではないですが、話し合うと仕方のないことなのか、直せることなのかがわかりますし、お互いを知る良い機会です。
自分がダメ出しされても、この時間はチャンスだと思います。

 

 

自分たちらしく楽しんでいるアウトドアのことなど、とっても自然体でふたりの事を話してくれた彼女。
年齢を重ねるほど話し合うことが楽しくなるなんて、まさしく「理想の夫婦」です。

それも価値観の違いを乗り越え、尊敬しあって話し合ってきたからこそ、40代を迎えて今のような関係になったのでしょう。

これからも、中村家には周りをうらやましがらせ続けてもらいたいものです。

 

取材・記事/ 『40男はつらいよ』×ケノコト

 

40男ロゴ
産経新聞と東京新聞のタッグで送る連載企画。
まだ終わらない、終われない、40代の男達がその世代ならではの苦労を吐露しながらも好きなことに熱中し、人生を明るく楽しんでいること新聞紙面・動画・Facebookを連動させて表現する。
ホームページ
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人気企画「40男はつらいよ」とケノコトのコラボレーション企画。
40代の夫を支える嫁たちが、妻として、女性として、胸の内を明かす。

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