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新しいコト 2016.10.07

日常の中に音楽を〜ケミカルボリュームの夏の名残りへ捧ぐ『Good-bye Hello』~

何の変哲もない日常の風景。
誰かに話すまでもないけれど、湧いては消えていくふと思い浮かぶ気持ち。
「ケミカルボリューム」の音楽は、そんな何気ない毎日の瞬間を切り取って、すこし特別なものに変えてくれる不思議な力を持っています。
とある地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝日で曲作りをしている、ユニークなライフスタイルの宅録ユニット、通称≪ケミボ≫。
独自の生き方を貫く彼らの手から生まれる楽曲を1曲ずつひも解いていけば、ケミボの本質が見えてくるかもしれません。
移り変わる季節を感じながら、『Good-bye Hello』の背景を探ってみましょう。

移り変わる季節に感じる切なさ。でも、終わりは始まりだから。

昔から季節の匂いが好きでした。春には春の、夏には夏の。
季節によって空や木々の色、匂いが変化した瞬間に「あ~夏だ」とか一人黄昏るのが好きでした。そんな人が結構いるんじゃないかと勝手に思っています。夏の終わり。海水浴客が減ってくる時期の夕暮れ。砂浜にはまぶしい夏の残骸がちらほら。花火の跡。マナーの悪い客のゴミなんかも毎年お決まりで一つの景色を作っていたり。子供のころから何気なく見てきた風景の中に自分もいたんだと思いを馳せながら、温くなった風がまた夏の終わりの匂いを運んできて鼻を擽る。

何かとお別れするわけじゃないのに無性に寂しい気持ちになったことを覚えています。理由のない切なさ。いや理由はあるのかもしれないけど理由より切ないことが自分には大事なことのような気がしました。人は常に何かと別れ、また出会い変化していくものなのかもしれませんね。細胞も生まれ変わっているから、昔の自分とは全く別人なのかもしれないですし。

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「ハローグッバイ」か「グッバイハロー」か。タイトルを決めるとき少し悩みました。一般的には「ハローグッバイ」が主流な気もしましたが、最後が「グッバイ」なのが気になって、最後は「ハロー」にしようと「グッバイハロー」に決めました。終わりはハッピーな方が個人的にいいと思ったからです。変なこだわりですかね(笑)。V6さんの20周年ベストアルバムで提供させて頂いた「HELLO」という曲があります。音楽を作るなら絶対使いたかった言葉の一つが「ハロー」。人と人を繋ぐ最も古くから、そしてたくさん使われてきた素敵な言葉の一つだからです。その一言が誰かと誰かを繋いだり、幸せな気持ちにしたり、気まずい関係さえ修復したり。これからも機会があればハローという言葉は使っていきたいと考えています。また何かと、誰かと繋がりたいと願っているから。ハロー。また明日。

Good-bye Hello

泣いたフリ 舌出してFLYだ かすかな予感 溶け出す氷が薄める かすかな記憶

裸足で 駆け出して 砂の熱さ確かめたら

固まった 思考回路を 取っ払って 飛び込め

流れ出すメロディー 流し込んだ ハイボール

泡みたいに 弾け消えてく この現在位置さえ

笑い飛ばして 未来へ 流し込んだ ハイボール

泡みたいに 弾け消えてく この現在位置さえ 今

高い空 アスファルト ずーっと伸びる影 傍らにそっと健気に 咲いてる花

交わした 約束も 果たせないまま 年とったな

関わった 人達がふっと 横切って 消えた

流れ出す風が 懐かしい匂いを 連れてきたら 僕らは今 季節が変わったって知る

描いた未来とは 違う場所だけど 日々は流れ 人それぞれに 現在を 歩き出してる

流れ出す風が 懐かしい匂いを 連れてきたら 僕らは今 季節が変わったって知る

流れ出すエンドロール もうサヨナラだね 溢れてくる気持ちはほら

朱い空に溶けてった グッバイ ハロー。

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望んでいてもいなくても、終わってしまったり消えてしまったりするものや人がいる。
人生にはそういうものがつきものです。そういうとき、なんとも言えない寂しさや悲しさを感じることがありますよね。
でも、終わりは始まりだから。そんなときに、ちゃんと「グッバイ」も言って、次のものには「ハロー」を言える人でありたいですね。
この曲を聴きながらそんなことを思いました。

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Chemical Volume /Good-bye Hello short ver. /ライフスタイルミュージック


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記事・歌詞 / Chemical Volume(ケミカルボリューム)

CMVO_logo_Main のコピー
モットーは「自分たちの力量、環境、機材でできることしかやらない」。
地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝で音楽を作っている宅録ユニット。

公式ホームページ
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ケミボチャンネル(YouTube)

 

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