得するコト得するコト
まめ知識 2016.10.01

サンマの美味しい時季がやってきた!定番の『サンマの塩焼き』の身体も喜ぶ食べ方

スーパーでも徐々に見かけるようになった「サンマ」。
塩焼きが定番だと思いますが、蒲焼やお刺身として食べても美味しいですよね。
食べる派、食べない派に分かれるサンマのわたの秘密や一緒に添えられるレモンや大根おろしの嬉しい効果についてご紹介いたします。

内臓にもギュギュっと!サンマの栄養

漢字で書くと「秋刀魚」。
旬が秋で、体が刀のように細く光っているので「秋刀魚」と書きます。
春から夏にかけてオホーツク海を回遊し、秋になると産卵のため還流に乗って太平洋を南下していくサンマ。房総沖にやってくるころにもっとも脂がのっており、その脂の中に動脈硬化を防ぐDHA 、EPA などの成分が多く含まれます。
脂質、たんぱく質とも良質かつ豊富で、含硫アミンの一種タウリンもコレステロール値と血圧を下げる働きがあるため、動脈硬化予防にダブルの効果があります。
特に栄養は豊富なのはわたの部分。ビタミン、ミネラルともに豊富に含まれています。

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サンマの「内臓」残さず食べていますか?

最近ではスーパーで内臓が取り除かれたサンマも売られていますね。
食べられないものではありませんが、この独特の苦味は好き嫌い大きく分かれると思います。
この苦味が強いわたには「レチノール」という成分が含まれています。
疲れ目や肌荒れに効果がありますよ。

サンマの内臓に「赤い糸」のようなもの見かけたことありませんか?
これは、「ラジノリンクス」という名前の寄生虫なのです。
人間に寄生することはなく、食べても影響はないので大丈夫です。
新鮮だからこそ、内臓まで食べられるサンマ。
サンマは胃や腸の区別がなく、一本の長い消化器官しかありません。消化が早く、排泄物が残っていないため、内臓も一緒に食べられるのです。

サンマの美味しさを引き立たせるだけじゃない!嬉しい食べ合わせの効果とは

サンマの塩焼きと言えば、「大根おろし」や「レモン」ですよね。
これらはサンマの美味しさを引き立たせるために添えられているのではありません。
理にかなった効果があって、添えられています。

大根おろし
旬のサンマは脂がのっており、とても美味しいですよね。しかし、少々「脂っこいな」と感じることはありませんか?
サンマのような脂っこい魚を食べると、油分が胃の粘膜を一時的に覆うため、消化が滞り、胃もたれしやすいです。こんなとき、大根おろしの消化酵素がお米のでんぷんの消化を助けてくれます。
また、抗酸化栄養素が脂肪酸を守って焦げの発がん物質を抑制します。
大根おろしにはビタミンCも含まれていますが、すりおろしてから30分以上経つと20%、2時間経つと50%減少してしまいますので、食べる直前にすりおろしましょう。

レモン
サンマのレモンを振りかければ、ビタミンCが焦げの部分の発がん物質生成を抑えるとともに、苦味も抑えられます。
レモンの他に、すだちやカボス・お酢などを利用するのもオススメです。
さんまの塩焼きに大根おろしは定番。大根の消化酵素が消化を助け、抗酸化栄養素が脂肪酸を守って焦げの発がん物質を抑制します。

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サンマのあごに注目!美味しいサンマを選ぶポイント

青光りして、目が澄んでおり、丸々と太ったものが良品。特に口の先(あご部分)と尾の付け根が黄色くなっているのは、脂がのっている証拠です。
今では旬の時季に大量にとれたサンマが冷凍され、一年中流通するようになりました。干物も同様に冷凍で通年出回りますが、ワタまでおいしい生のサンマは旬の時季ならでは。鮮度を見極めて使いたいものです。

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これからどんどん美味しくなっていくサンマ。
これを機に、苦手で今まで食べていなかった内臓に挑戦してみたり、大根おろしだけでなくレモンを絞ってみたりと、今年はいつもと違った食べ方をしてみるのはいかがでしょうか?

文・写真/影山奈々恵

プロフィール

食未来リンク 副代表
影山奈々恵

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管理栄養士×フォトグラファーとして幅広く活動。
保育園で活きた食育や給食・おやつを通して「なんでも食べる子ども」を育んでいるだけでなく、生産者と消費者の架け橋となる食未来リンクの副代表を務め、様々な食に関わることや音楽家による演奏会にて、「ありのまま」や「日常」を大切にし、その瞬間を切り撮る。

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