
知らぬ間に焼けているかも?『 スマホ・PCとシミの関係』
スマホやパソコンからでるブルーライトが、目によくないことは知られていますが、フランスで行われた研究により、日焼けの原因になることが判明したようです。夏に限らず、通年UV対策をしていても、なぜかシミができてしまったという場合、実はスマホやパソコンを見ているときに日焼けのような現象が起こり、シミにつながっていたのならば、驚きです。スマホやPCとの付き合い方考え直してみませんか?
ブルーライトは肌にも悪影響が
目にも肌にもよくないブルーライトとは、そもそもどのようなものなのでしょうか。
ブルーライトとは、波長が380~500ナノメートルの青色光で、可視光線のなかでもっとも波長が短いです。強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体を通り越し、網膜まで達するといわれています。400ナノメートル以下の可視光線は紫外線となりますが、ブルーライトは紫外線に近い波長を持っています。つまり、スマホやパソコンの画面を見ているということは、ずっと紫外線を見つめ、紫外線を浴びているのと同じような状態だといえるのです。
日焼け止め効果なし! 紫外線より怖いブルーライト
ブルーライトを浴びた目は、焦点が合いにくくなったり、物がかすんで見えたりすることが指摘されています。
フランスの研究チームは、波長415ナノメートルのブルーライトと、630ナノメートルのレッドライトが、肌に色素沈着を起こすかどうか実験を行いました。
結果、415ナノメートルのブルーライトを当てた肌は、3ヶ月間継続する色素沈着を起こすことが判明しました。これは紫外線が当たったときよりも強い色素沈着です。しかも紫外線用の日焼け止めを使用してもブルーライトには効果がないこともわかりました。
ブルーライトから身を守る方法はある?
紫外線よりシミの原因となるブルーライトから、身を守るにはどうすればよいのでしょうか。目には眼鏡をかけることができるが、顔を覆うことは難しいですよね。日焼け止めも効かないとなると、ブルーライトを軽減する方法を選択していくほかありません。
たとえば、iPhoneやiPadユーザーには、「ナイトシフト」という機能があります。
画面の色を調整する機能で、少し赤みがかった画面になり目への刺激の軽減とともに、顔への影響も和らげる効果が期待できます。また、Google Playブックスでは、電子書籍を読む際に「読書灯」という機能を選択してみましょう。夕方18時あたりからブルーライトがカットされ始め、徐々に画面が琥珀色へと変わっていくのです。
スマホやパソコンを使わないのは、今の生活においてはほぼ不可能といえるかもしれません。
移動時間や寝る前など、時間を見つけてはスマホを手にとってしまいがちですが、今後は目だけでなく肌のためにも、必要以上にスマホの画面を見つめないほうがいいのかもしれませんね。
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