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新しいコト 2016.10.29

色を暮らしに活用しよう『元気カラー”赤色”がもつ秘密ゴト』

わたしたちは視覚から様々な情報を得ています。
その中で「色」もそのひとつ。
みなさんは「赤い色」からどんなことやものを連想しますか?
派手、陽気、強烈、情熱的、活力、怒りなどアグレッシブで強い印象の色の代表選手ですよね。そんな赤色がもつ力は、暮らしのいろんなところで影響を与えているようですよ。
色に着目してみると、いろいろな効果があるのです。
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赤を好む人は…

「赤を好む」人は、エネルギッシュなガンバリ屋さん、少々、感情の起伏も激しくて、自分の考えをしっかり持ち、自己主張がハッキリしている人が多いと言われています。
男性の赤いネクタイをパワータイ、女性の赤いスーツをパワースーツなどと呼び、自分を印象づけたり、強さを強調するときに利用されます。先日のアメリカの大統領選挙前のテレビ討論会でも両者が活用していました。

赤い色で体を元気に

実は赤が活力の色であることは、様々な実験結果からも明らかで、私たちの身体に赤い光を当てると筋肉が緊張し、アドレナリンの分泌が促進され、脈拍や心拍数は増え、血圧の上昇も見られたのです。
このことから、元気を出したい、活動的にいきたいという時に、赤い衣類や下着を身につけることはお勧めなのです。有名な巣鴨の赤い下着屋さんが大人気なのも、いつまでも元気でという想いをこめて還暦に赤いちゃんちゃんこを着るのも頷けますね。

赤い色がインテリアに与える効果

赤は色の中で最も「暑さ」を感じさせる色でもあります。
赤い部屋(空間)では、実際の室温よりも3℃近くも暑く感じるという数字があります。だから、部屋のインテリアを考える時にはすこし注意が必要です。
北側の日当たりの悪い部屋や食卓などに適量をアクセントとして使用するには良いですが、多用しすぎると落ち着かず、暑苦しい空間になってしまうんですよ。
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時間感にも影響?!

また、興奮感の強い色であることから時間の経過感にも影響することが分かっています。
人は赤い空間では、実際よりも時間を長く感じる傾向があるのです。実際には1時間なのにそれ以上に感じるといった具合です。ですから、店舗などでは客の回転率を上げるために意識的にインテリアに使用することもあります。

目立たせるには効果抜群

さらに、赤は人の目につきやすい(誘目性が高い)色であり、記憶にも残りやすいことから、様々なサインや看板、ポスターなどにも多くみられ、たくさんの企業がコーポレートカラーとして使用しています。
「sale」という赤い文字に目を奪われ、ついつい衝動買いといった経験はだれしもあるのではないでしょうか?!

日本の神社仏閣では鳥居が赤く彩色され、新道の巫女の赤い大袴を見たことがあるでしょう。これらは赤が魔除けの色と信じられていたことの名残なのです。女性の口紅が赤(紅)なのも魔除けの意味合いが始まりです。東洋では、特に畏敬する色の一つとして、祝祭や慶事に呪術的な意味で用いられてきました。
お祝い事に「紅白」ものが用いられるのもこのためで、喜びと幸福を招く縁起の良い色として日本でもおめでたい席で多く使われ、祝祭気分を大いに盛り上げてくれるお祭り色なのです。
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色をうまく活用して、暮らしの中にとりいれてみましょう。すこし元気がない時、赤い色を身につけるだけでそんな暗い気持ちも吹き飛ばしてくれるのかもしれませんよ。

記事/大原智子
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株式会社brilliant-style 代表
カラーコンサルタント
個人クライアントに向けた色彩を活用したパーソナルブランディング、イメージコンサルティングの他、法人向け色彩教育、研修事業、色彩マーケティング、色彩設計提案などを行う。
また、大学、専門学校など教育機関にて色彩教育に従事する傍ら、講座・研修企画から教材開発などを手掛ける。
近年は、色彩事業のほか地方地域活性などにも目を向け、農家の生産品支援も行う。
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