
知らないうちに食べているかも『意外に感じるプリン体の多い食品とは』
目次
プリン体=痛風というイメージがありますが、いったいプリン体とは何なのでしょうか。
あまり良くないもの…というのはなんとなく理解していても、そのイメージだけで判断していませんか?意外な食材にも、プリン体は含まれています。
正しいことを知って、健康な生活を送りたいですね。
プリン体はどうして身体に悪いの?
過剰に摂取し続けると、痛風や高尿酸血症を引き起こしてしまうプリン体。
通常、体内で分解、尿酸になって排出されますが、大量に摂取すると排出能力を超えてしまい、体内に蓄積されて痛風や高尿酸血症の原因になります。
よく、ビールを飲むと痛風になるといわれているが、実は、ビールや発泡酒に含まれるプリン体はそれほど多くはありません。しかし、ビールを毎日飲み続けると、6年間に血清尿酸値が0.5~1.0mg/dL上昇し、さらにアルコールの作用が加わって尿酸値が上がるというメカニズムです。
実は、ビール以上に気をつけてほしいものは、普段食べている食品にあります。
意外な食品にプリン体が多く含まれている場合があるのです。そこで今回は、ビール以外にも気をつけたい食品1を紹介します。
知らなかった! プリン体が極めて多い食品8つ
100g当たり含有量300mg以上の、プリン体が極めて多い食品
煮干し、かつお節に多く含まれているということで驚くかもしれませんが、おもに出汁に使ったり、かつお節は冷奴やおひたしなどに少量をかけたりする程度。一般的に100gを口にする機会はないと言えます。
また、アンコウの肝やイサキの白子も、時々、少量なら問題はありません。クロレラは、健康食品やサプリメントが市販されていますが、規定の量を摂取しても、1日に1~3g程度なので、こちらも心配はないといえます。
だだし、「含有量は多い」ことは知っておくことが大切ですよ。
干物好きは要注意!? プリン体が多い食品8つ
100g当たり含有量200~300mgの、プリン体が多い食品
こちらの食品は1回に食べる量が100g以上となる場合が多いので、気をつける必要があります。
『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』では、「1日400mgを目安に」としているので、食べ過ぎに注意するとともに、きのこ類や海藻類など、尿をアルカリ化し、尿酸の排出を助ける食品と一緒に食べるなどの工夫をしたいですね。
ビールも同様です。ビール1缶350mlあたりのプリン体含有量は12~25mg。飲み過ぎなければ、さほど厳しく制限する量ではありません。しかし、ビール好きの方は1缶でとどまることができないですよね。冷奴、オクラ、そら豆などプリン体が少ないものをおつまみに食べたり、定期的に休肝日をつくったりして、プリン体の体内蓄積を予防していきたいですね。
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